金峰山登頂の〆は、やはり立川で途中下車。さて何処へ行ってみようかと、到着前にしばし検索。その結果、2年前にできたという「しみず酒美家」に行こうと電話をしたら、使われていないとのこと。へっ、もう潰れたってことか?はやっ。行けなくて惜しかったのか、幸いだったのか・・・。
もう立川に着いてしまったので、代わりを検索する時間もなく、とりあえず南口へ出る。行ったことが無い店を探しつつ、「くし秀」という鶏料理店の前に辿り着いた。結構、客が入っているようだが、試しに覗いてみると、15分ぐらい待って貰えれば入れますとのこと。微妙な時間なのでぐずぐずしていると、店の人が出て来て「片付けるだけなのでそんなに時間はかからない」と説得(?)され、結局待つことにした。
やがて通されたのは2階の座敷。思ったよりも広いし、個室もある。ここは1963年創業とのこと。居酒屋としては老舗。ということは、我々が高校に通っていた頃には既にあった訳だ。尤も、高校生の分際でこのような店に入る訳もないし、こんな場所を通ることすら無かったかも知れない。それに立川駅南口の再開発は街の姿を一変させてしまったので、かつての街のイメージと重なりあう処が全くない。この前を通ったことがあったとしても、とても同じ店には見えないだろうと思う。
メニューを見ると、ここの鶏肉は大山鶏(だいせんどり)だ。この頃、時々目にする。こんなページを見ても、どこに特徴があるのかはよく判らないが、飼育環境と飼料に拘りがあるのかも知れない。鶏肉の美味さの決め手が、歯応え+ジューシーさだとすれば、特に後者を追及しているということなのか。その分、価格は高めかも。それにしても、月間生産量53万羽って凄くないか?
ともかく、それを喰ってみよう。先ずはビール(スーパードライ中瓶580円/税別、以下同様)でスタート。その後は、ハイボール(450円)。料理は、黄身つくね(300円×3)、せせりネギ(280円×3)、ささみ柚子胡椒焼き(180円×3)、せんざん切(650円)、皮カラカラ・ハーフ(400円)、海鮮サラダ・ハーフ(500円)、しまらっきょう(600円)、もつ煮豆腐(450円)を注文。どれも鶏肉はたしかにジューシーのようだ。個人的には、せせりネギが美味かったと思う。
〆の会計は、酒類4,280円(1,427円/人)、料理(含、付出し)5,630円(1,877円/人)となった。少々お高くなったが、まずまず美味かったし、ボリュームも十分だったので、CPは悪くないと思う。また、違った料理を試してみたい。

DSC02358

DSC02359

DSC02367

DSC02360

DSC02361

DSC02362

DSC02363

DSC02364

DSC02365

DSC02366

DSC02368

DSC02369

DSC02370

くし秀のHP: こちら