山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

鶏唐揚げ

米国出張帰りの翌日、偶々誘われたので呑みに行くことになった。この一両日、殆ど時差ボケを感じない。やはり米国滞在日数が短かったせいで、米国の生活リズムに慣れないうちに、日本に帰って来たからだろうか。実際、ベイタウン滞在中は、昼食後がやたらに眠かった。昼食に睡眠薬が入っていたのではと疑う位、猛烈な睡魔が襲って来て暫く仕事にならなかった。
ちなみにベイタウンでの昼食は、日中の滞在場所には食べるところがない(コーヒーサーバーぐらいしか無いが、このコーヒーが想像を絶する不味さ。これはコーヒーではない、と思えば何とか飲める)せいで、全て持参。1回だけ、スーパーで買ったサンドウィッチ(ハムが何枚も挟んであって、とても重い)を持って行ったが、後はホテルのビュッフェでパクッたパンとハムとチーズとバターで、手製サンドウィッチを作って持参した。食べられない味では無かった。話が逸れた。
今宵の目当ての店は、いつもの「鳥の一」。海浜幕張駅界隈だと、もう行く店はだいたい決まって来る。ここの女性店員はテキパキ小気味が良いが、中年男性店員(もしかして料理長?)の方はどよ~んと顔が暗く、こんな仕事は嫌いです、できれば注文取りなんてやりたくないです、あまり注文しないでください、はやく辞めたいと思っています、だから笑顔で仕事なんかできません感が滲みでている。何とか捉まえて注文を伝えるが、考えて3秒でも隙を与えると、逃げるように行ってしまう。だから、結果的に女性店員に注文することが多くなる。
生ビール(サントリーモルツ、518円税込、以下同様)で乾杯した後、七冠馬(486円/グラス)という島根の酒を呑む。辛からず甘からず、旨味も程々で呑み易い。他の人は、七笑(810円)、出羽の雪(777円)、銀盤(410円)などを呑んでいた。つまみは、おつまみキャベツ(378円)、枝豆と鶏唐揚げ(同行者がDYNACカードを持っていたので、ポイント還元で無料となったらしい)、焼き鳥5本盛合わせ(853円)、菜の花辛し和え(464円)、とり塩鍋(993円)、お新香(378円)、鳥天(518円)を注文。とり塩鍋と、鳥天はなかなか美味かった。やっぱり、日本の喰い物の方が美味いと、つくづく思う。アメリカに長期滞在している人は気の毒だ。できれば出張は国内の方が良い。

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月いちの居酒屋ツアー。今回は、肉好きの方のご希望にお応えするため、秋葉原にある「肉アバンギャルド」と云う肉バルに入ろうかと企んでいたのだが、残念ながら予約で既に満席とのこと(この時点で、小生はまだ電車の中で、店には到着していなかった)。やっぱりと云うか、予約無しでこの手の店に入るのは難しい。昨今「熟成肉」で火が付いた、「肉バル」人気は止まることを知らないようだ。
それでは仕方が無い、その代わりに、蕎麦好きおやじさんが選んだのは「金子屋」という居酒屋。やきとんがメインなので、ここだって昔ながらの「和式肉バル」と云えなくもない。同じく総武線の高架下近くにある店。如何にも典型的なやきとん屋という感じで、外見よりも中身で勝負だとアピールしている。
小生を除く先行組5名は、すでにもりもり喰っている。聞けば、生ビールは19時までだったら200円とのこと、そりゃいい。ならば、生ビールで追撃開始。しかし、先行組はハイボールやチュウハイで、だいぶ周回遅れ状態。やきものは既に粗方注文済みの様なので、ポテトサラダを追加注文。ほどなく、注文済みの豚バラとハラミ、到着。どちらもけっこう大ぶり。これで90円はCPが良い。
次に、ハムカツ2皿分、到着。ハムの厚さはこんなものかも知れないが、このCPもまずまずだろう。その後、シロ、鶏唐揚げ、ポテトサラダが雪崩を打って到着。シロも大ぶりだが、ちょっと弾力が有り過ぎでやや残念な感じ。逆に云えば、これをもぐもぐ噛んでいるだけで結構、ビールが進む。鳥唐揚げとポテトサラダは、特段のインパクト無しだが、合格点はあげられる。
さてビールも無くなったし、次にホッピーにするか。メニューを見ると「全ドリンクホッピースタイル」と書いてある。何のことか一瞬判らないが、これはチューハイもハイボールも、全て「ナカ」と「ソト」を別々に頼めると云うこと。割り加減はお好みでどうぞ、という訳。考えてみれば、何故、ホッピーだけがそのスタイルだったのか、何故、他は店員任せだったのか。この店、なかなか合理的だ。
結構呑んで喰って、ひとり2,600円は、蕎麦好きおやじさんならずとも、合格点をあげていいと思う。

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三ツ峠山からさっと下りて来たら、ともかくも風呂でさっぱりしたい。最寄りの日帰り温泉は河口湖界隈にあるのだが、未入湯の方もいるのでやっぱり「葭之池温泉」に行こうと云うことで、9時32分発の富士急行線各駅停車に乗車。葭池温泉前に9時47分着。1年2ヶ月ぶりの訪問である(前回はこちら)。
まだ10時前。あまりに早いので開店しているか心配だったが、なおちゃんが電話して呉れて、空いていることを確認。それでも葭池温泉前駅から葭之池温泉へ行く途中、看板には休業日が1日と14日と31日と書かれていて、今日は14日。電話で確認していたから安心できるが、そうでないとちょっとびっくり。ただ、温泉のご主人が云うには、日曜日と重なった場合には営業しますとのこと。
かつて旅館だった頃に、泊まりで来てみたかった、と思うほど、何と云っても佇まいが素晴らしい。現在は日帰り温泉だけなのが勿体ないと思うくらいだ。帳場で600円を支払って、リュックサックを休憩室に置き、着替えとタオルだけを持って風呂場へ。
ここの風呂は天井が高く、かつ脱衣所と風呂場が直結していてなかなか温まらないのだが、何故か、寒い季節ばかりやってくる巡り合わせ。カランのお湯の出がいつも悪く、震えながら身体を洗うことになる。それでも、湯船に浸かれば極楽、身体中の筋肉が弛緩していくのを感じる。気温が高めだったとは云え、やはり山の中は寒く、なにかと身体が強張っているのだろう。
風呂上がりは先ず、帳場でビールを注文。ついでに肴として初めて鶏唐揚げ(400円)を注文してみた。ビールを呑みつつ、休憩室でぼうっとしていると、ご主人が自ら、鶏唐揚げを持ってきてくれた。美味いし、5つあって結構、CPも良い。今日は1時間しか歩いていないので、カロリー摂取量はもうオーバーしたかも知れない。
そろそろ電車がやってくる時間なので、我々が帰り仕度をしていると、風呂から上がったばかりのおかあさんが「もう、おかえりですか」と驚く。何時間でも休憩室に居座っているであろう常連のおかあさん達が羨ましい。 

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葭之池温泉のHP: こちら 

アユラシから、今日の打ち上げが新宿か池袋だったら合流するとの連絡が入り、それでは池袋に行こうと決めたのはまだ山の中。それからは、汗が引かないうちのビール嗜好時間、タクシー迎車&移動時間、日帰り温泉での入浴時間、風呂上がりのビール嗜好時間、宇都宮餃子嗜好時間等を勘案しつつNAVITIMEで列車時刻表を睨み、池袋到着予定時刻を割り出す。その後、今度は池袋の店選定のため、EVERNOTEに溜め込んだデータベースを検索。まったく移動中のスマホは便利だ。
やっぱり池袋だったら、西口の板橋寄り(西池袋1丁目の北半分)のあたりの居酒屋街が、Deep感があって気に入っている。ちょっと奥に入ると、ソープランドやラブホテル、ぼったくりバー(何れも入ったことはありません)が、居酒屋、怪しげな中華料理屋、ゲームセンター、パチンコ屋など(居酒屋以外入ったことありません)と混然となっていて、いかがわしさは新宿・歌舞伎町といい勝負だが、割と庶民的な店も多いので、競馬・競輪であらかた摩ったオヤジギャンブラー達でも、安心してヤケ酒が呑める街である。
そして決まった居酒屋、ここ「豊田屋」は、池袋に入り浸っている呑んべえオヤジだったら、知らないのはモグリと云ってもいい程、有名である。ほぼ近所に3店舗ある。そのうち、比較的入り易い感じの三号店に入る。午後6時半を回っていたせいもあり、店内はオヤジ度100%でほぼ埋まっていたが、運よく奥の4人掛けテーブルが空いていた。リュックサックを背負った3人組が入って行っても、何の違和感もない。オヤジ居酒屋初心者の女子だったら、少々気後れする店の雰囲気かも知れないが、くまちゃん、なおちゃんは全く堂々としたものである。
腰を落ち着け、とりあえず各々飲み物をオーダーしたら、つまみを決める。ポテトサラダ、もつ煮込み、もつ焼き盛り合わせ、ナス味噌炒め、キャベツ浅漬け、鶏唐揚げ、アジフライ、野菜炒めをチョイス。やがてアユラシも合流。
ポテトサラダは、ポテトを茹でたものとマッシュポテトを、後で合わせたようなシロモノ。なかなか変わっているが、味はごくノーマルで悪くない。アジフライは珍しい。何かとっても懐かしい味。野菜炒めも普通に美味い。この店は何故か、未だ基礎代謝量が豊富で、呑み気や喰い気に逸っていた頃を思い出させる。 

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三頭山で紅葉を愛でた後(山の記録はこちら)、元々は奥多摩湖へ下りるつもりだったが、手っ取り早く数馬に下ることとし、十里木で途中下車、「瀬音の湯」に立ち寄った。ここは、あきる野市が中心となった第三セクターが運営している日帰り温泉。宿泊施設も併設されていて、この手の施設としてはかなり大規模だが、今日もかなりの人出、相変わらず繁盛している様子。洗い場もさることながら、湯船は内湯も露天風呂も大賑わいである。それでも汗を流して湯船に浸かるのは(たとえカラスの行水にしても)気持ちが良い。リフレッシュしたら奥のカフェへ。さらに奥にあるレストラン(和風だいにんぐ川霧)は、午後3時から5時までは中休みなので、だいたいいつも閉まっているところしか見ない。
カフェで席を確保し、生ビール(470円)を注文。グラスはここのオリジナル。ここはつまみになるようなものは、牛肉コロッケ(130円)、鶏唐揚げ(420円)、味噌おでん(330円/3本)、もろきゅう(310円)があり、飲み物もビール以外に、秋川沿いにある蔵元の地酒が置いてある。川に面したテラス席もあり、本当はここでゆったりしたい気分もあるが、だいたいいつもバスの時間を気にしながら慌ただしくビールを飲み干すことになる。いつか泊まりで来てのんびり過ごすのも良いかもしれない。

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瀬音の湯公式HP: こちら 

銀座の帰り、乗り換えのついでに秋葉原で途中下車。先日入った「町役場」がある雑居ビルの地下にまた来て、今度は「南部や」に入ってみた。時間は平日の午後4時半、先客は年金生活者の定期会合と思しき一組だけ。店員は全て中高年男性。メニューを見ると、肴はだいぶ豊富である。その名の通り、ここは岩手をウリにしているのかと思いきや、酒(南部美人)以外、どれが岩手の郷土料理なのか良く判らない。ま、それはともかく、いくつか注文した肴のなかで、自家製さつま揚げは、独特な味付け(エスニック風?)で思いの外、美味。ポテトサラダは結構、舌触りが滑らかだが具材と味付けはごく普通。ブリ大根、鶏唐揚げも普通に美味い。
昭和の香りがするこの店の居心地はなかなかに良い。若者が大挙してやってきて大声で騒ぐような店とはまったく程遠い雰囲気なので、おっさんが(おばさんも)安心して静かに酒を傾けることができる。惜しむらくは、もっと岩手郷土料理をメニューに入れてくれて、さらに言えば男性ばかりの店員・調理人ではなく、看板娘の一人ぐらいは置いて欲しいものである。
(残念ながらスマホ(Galaxy S3)画像なので、鮮明さはご容赦願いたい)

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