山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

鶏もつ鍋

「だいこく屋」で和尚が不完全燃焼だったので、生憎(と云うか運良く)、ハシゴすることとなった。図らずも、再び居酒屋街をウロウロ。色々な店はあるが、やはり焼鳥、焼とん系が多い。もちろん、そんな店もいいが、料理のバリエーションが豊富な店の方が、より良いだろう。
それを踏まえた上で、がっつり喰える店にしようかと、手近な「シチュー屋」へ入ることにした。ここも3、4年は来て無かったはず。名前は「シチュー屋」だが、れっきとした居酒屋であり、メニューにシチューは載っていない。この居酒屋のウリは魚介系。特に、鍋のボリュームが凄いので、和尚の希望にも適う筈。この店は年中、鍋をやっている訳ではない(夏場は無し)のだが、考えてみると、この店で鍋を喰った記憶しかないので、個人的に夏に来たことが無いということだ。
暖簾を潜ると、もうかなり賑わっている。カウンター席も右奥のテーブル席もいっぱいだが、うまい具合に左手奥に4人掛けのテーブル席がひとつ空いていた。店内にはさらりーまんも、学生もいる。年齢層は、北千住にしては低めである。我々は、平均年齢をやや押し上げたようだ。
さて、飲み物はハイボール(角ダブル530円税別、以下同様)にして、北千住2次会スタート。料理は、肉豆腐(530円)、オムレツ(550円)、カキフライ(650円)と、もつ鍋(1,230円×2人前)にした。ここは、鍋は色々あって迷うが、和尚の好みに任せて、もつ鍋にした。この店のもつ鍋は、世間一般的な豚もつではなく、鶏もつである。
肉豆腐はしっかり煮込んであって、パッと見、デミグラソース煮込みかと誤解しそうだが、味はもちろん和であり、なかなか美味い。オムレツは、玉ねぎやひき肉が入った洋食風で、とろとろ、ふわふわ。カキフライは結構大ぶりなものが5個。かなり食べ応えがある。
そして鍋、登場。これで2人前?と思う程、山盛りで出て来る。汁はやや濃いめなので、飲み物は日本酒よりは炭酸系の方が合っている感じ。しかし何れにせよ、もう、酒はそっちのけで、喰うのに精一杯。さすがに締めのうどんまでは辿り着けなかった。馬齢を重ねるにつれて、鍋の旨さが判るようになってきたと自負しているが、ここの鍋は量だけでなく味でも充分、満足できる。この次は1軒目から来て、よせ鍋でも突くとするか。

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昭和ノスタルジー居酒屋訪問シリーズ第5回は、いよいよ「鍵屋」。もちろん、ここは「昭和」どころではなく、創業は酒問屋としてなんと安政年間、建物も大正時代のものというから只々、恐れ入るばかり。この店は、歴史そのものである。最寄駅は鶯谷だが、住所は根岸。言問通りから一本入った静かな小道に建つ、黒板塀に囲まれたしもた屋風の建物で、ぱっと見、居酒屋らしくは見えない。入口の引き戸は開いている。つまり、店の中にはエアコンがないようだ。今日は雨が降っていて未だ8月にしては涼しい陽気なので助かるが、熱帯夜だったら団扇などで凌ぐのはしんどそう。尤も昔は全てこうだったと思えば、これもこの店の歴史的価値の一部であって野暮なことを言ってはいけない。
L字形のカウンターはほぼ埋まっていたが、先発隊のアユラシのお蔭で、我々ミニ同窓会3人は美味い具合に小上がりに座れた。店内を見渡すと内装や調度品のどれもこれも長い年輪を感じさせ、これだけで酔いそうだが、先ずはビールで、お通しの大豆の煮豆をつつく。肴には「うなぎのくりから焼き」から頂く。ほっこり香ばしく且つとろけるほど柔らかい。他に鶏もつ鍋、たたみいわし、みそおでん、合鴨塩焼きなどを注文。素朴ながらひと手間かけた料理でどれも美味しく頂く。酒を頼むと、辛口か、甘口かと聞かれるので、甘口をお燗で、とお願いする。よく見るとここには、櫻正宗、菊正宗、大関が置いてあるようだった。すると、出てきた燗酒は櫻正宗なのだろう。差しつ差されつ、看板になるまでゆったりとした時間を過ごした。店員も接客が柔らかく、どの雨傘がどの客のものかを確認してくれるなど、行届いた気配りがあってとても居心地が良い。今度はまた、寒くなる頃にでも来てみたい。 

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