山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

鶏つくね

月いち格安居酒屋ツアー。今回も、新橋。蕎麦好きおやじさんが提案した居酒屋は「美味ぇ津゛」。さて入ろうとすると、開店の時点で既に予約満席とのこと。たいした人気の店だ。これに懲りずにまたどうぞ、その際はぜひお電話を、と名刺をいただく。ご主人も女将さんも感じが良さそうだ。なんとかして、またの機会に行ってみたい。ともあれ予約を入れていない我々は暖簾の外へ弾き出され、やむなくふらふらガード下へ。
偶々目の前にあった「やきとんMAKOCHAN(まこちゃん)」に入ってみる。いかにも新橋の居酒屋らしい外観。黄色い看板に、昭和43年創業と書いてある。ガード下の、まるごとレンガアーチ1区画分の大きさなので、店は結構広いが既に7割がたは埋まっていて、賑やかだ。
調べてみると、新橋西口に5店舗展開しているようだが、たぶん、これまで目にしたことも聞いたことも無い(少なくとも入ったことは無いはず)。新橋にいったい居酒屋が何軒あるのか知らないが、かれこれ30年余り通っている割に(この頃は頻度ががくっと減っているが)、知らない店はまだまだあるということだ。
ビールで乾杯した後は、いろいろ定番メニューを頼んでみる。ポテトサラダ、焼き餃子、鶏のから揚げ、かしら、はつ、しろ、鶏つくね、もつ煮込み、ザーサイ漬け、ハムカツにしてみた。
実はここ、ハムカツが670円もする。べらぼうだ。たぶん、これまでで最高額である。どんなものが出てくるか興味が湧いたので、かなり思い切って頼んでみたが、普通の他の店で見掛けるボリュームの、ほぼ2倍出てきた感じはする。味はごく普通で美味い。それにしてもちょっと高い感じがするのは何故だろう。
ビールの後の飲み物は、各々、ハイボール、ホッピーセット、ハイサワーセットなどを注文。結果、それでもひとり2,500円に収まった。ハムカツが高かった割には、合計額は安いと云えるかも知れない。安いのか高いのかいまいち判らない店だが、如何にも新橋らしい雰囲気を味わえる店としては申し分ないところだ。 

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やきとんまこちゃんのHP: こちら 

カミさんが大宮に用事があると云うので、珍しく山の帰りではなく、大宮にやってきた。日曜日の昼下がりは、「いづみや」を除けば、空いている店は流石に少ないはず。そこで待ち合わせの時間までしばし、駅の東口界隈の居酒屋を探索してみる。今日は生憎の小雨模様だが、春雨なので濡れていける。大門町1丁目から宮町1丁目にかけては、細い路地に面して店が犇めき合っているイメージ。駅を出て左手に進むと大宮銀座通り、右手が南銀通り、我等が馴染みの「いづみや」は南銀通りの入口にある。大宮銀座通りに直行する路地は、南側から順に、「すずらん通り(アーケード)」「さくら横丁」「ウェストサイドストリート」「一番街(アーケード)」「住吉通り」と並んでいて、すずらん通りには、以前行った「酒蔵力大宮東口駅前店」がある。その向かいには、24時間営業で有名な「磯丸水産」。ラーメンチェーンの日高屋が結構目立つが、それもそのはず、ここ大宮が発祥の地だそうだ。「焼鳥日高」は一番街にもすずらん通りにもある。
一番街でふと目に留まったのが「アカマル屋」という店。聞いたことのない店だったので、ここに入ってみることにした。扉の外にもテーブルが並んでいる。今の季節だったら悪くないが、人通りが思い切り気になる感じなので、やはり中へ入る。
先ずは生ビール(420円)でスタート。そのあとはホッピー黒。つまみはちょっと変わっている。わさびのポテトさらだ(380円)は、わさびが結構(でも、むせない程度に)入っていて、インパクトあり。生かぶ(280円)は、大ぶりのかぶ一個分が出てくるのでボリュームがある。金山寺味噌(かな?)とマヨネーズがついてくる。こう云う食べ方をすると、かぶは、火を通さない方が美味いとつくづく思う。他に、オニオンスライス(180円)、ハムカツ(280円)、さば塩焼き(380円)、牛すじ焚(480円)、焼き物は鶏ねぎま(120円)、鶏つくね(140円)、豚はらみ(120円)、豚しろ(120円)を注文。「焚」なんて言葉を使うところが、関西をイメージしている風だ。
この店のコンセプトがどの辺を狙っているのか、ちょっと判らないが、ライバルは「かぶら屋」あたりか。名物は、煮込み、出汁煮込み、炭火串焼きとなっている。ちなみに、メニューで一番高い肴はホッケ焼き(520円)だった。ホッケは今や、高級魚になりつつあるようだ。他にもまだいろいろあるので、次回来た時に試してみたい。

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一気に真冬がやってきたような週末、赤岩(松山)と二十六夜山に登ったあとは、当然ながらここ、「芭蕉月待ちの湯」に入湯(710円)。今日は38℃の湯船に入っても全然だめ、43℃の方で丁度良い。寒さで縮こまった身体がほぐれていく。さっぱりしたら休憩室へ。今日はなんだかやけに人が少ない(駐車場には結構、車があったけど・・・)。ここには何度か来ているが、休憩室がこんなにスカスカなのは初めて。これも寒気のせいだろうか。
山の中を歩いているときには「熱燗、飲みたい!」と思っていたのに、風呂上がりはやっぱりビール(生550円)。ここには焼き餃子が無いのでイカゲソ揚げ(380円)。注文後暫くして、揚げ立ての大ぶりで、ぷりぷりのゲソがたっぷり出てくる。皆が揃った後は、枝豆やタコ焼き、鶏つくね等を賞味。
それにしても二十六夜信仰といい、芭蕉の句といい、この辺りは「月」がウリ。それにあやかって、ここには「和みの月」という名の地元産古代米どぶろくがあるらしいが、今回はうっかり見過ごした。4月までの限定販売だそうなので、それまでになんとか来てみたい。

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