久しぶりに川越にやってきた。実家があるカミさんは時々やってくるはずだが、小生は昨年の正月以来だろうか。今日は、夜に川越で食事会があるので、そのついでに午前中からやって来て、何処かの蕎麦屋に入ろうと云う魂胆である。
これまで、川越では「百丈」と「鎌倉」に入ったことがあった。川越在住の義妹が云うには、駅の南側にある「あ・うん」がお薦めとのことだったが、今日は日曜日で生憎のお休み。それではと色々探した結果、行ってみようとなったのは「はすみ」という店だった。住宅街の中にポツっとある様で、カミさんも知らないと云う。
直前に川越駅から電話で予約を入れると、予約は出来ないが、待っている人はいないとの返事。ならば行くっきゃないと、タクシーで向かった。タクシーを降りると、建物の外観はほぼ普通の民家なのだが、鄙びた門が設えてあり、良く見ると飛石が石臼だ。
玄関を潜ると、中には数人の客が待っていた。ほぼ皆、中高年の夫婦か家族連れ。我々は4組目のようだ。しまった、タクシー移動中に、これだけの人がやってきたのかと、少々うろたえる。さりとて、ここで帰る訳にはいかぬ。辺りに代わりの店など無いので、覚悟するしかない。しかし、その後、後からやって来て、直ぐに部屋へ通される客もいた。予約は出来るのか。
待つこと四半時余り、漸く通されたところは、洋式テーブル席が2つ設えられた和室。なかなか風情がある。メニューを見ると、一品料理がかなり豊富で嬉しい。しかし、その割には日本酒は「白鹿」と「八海山」と「上酒」(?)しかないのは、やや残念(「上酒」が何か、聞きそびれた)。ビールカクテルがずらりと並んでいるのは、女性のウケ狙いか。
先ずはビールを注文。瓶ビール(600円税別、以下同様)はサッポロ赤星だ。つまみは、蕎麦豆腐(500円)、からせんじゅ(500円)、鴨味噌煮(500円)、鴨焼き(1,200円)を注文。「からせんじゅ」(鱈と鮫の卵を混合して練り上げ、燻製したもの)って、初めて喰ったが、なかなかイケる。からすみとの違いが良く判らない出来栄え。こりゃ、日本酒だ。
締めはせいろ(カミさんは二色そば)。つるつる、喉ごしが抜群だ。二色そばの柚子きりも、香りが良い。この店が人気が高いのは良く判る。今度来る時は、ちゃんと予約を入れられるか確認したい。

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はすみのHP: こちら