高尾山に行った帰り、途中の府中でちょっと寄り道。大国魂神社の傍にある蕎麦屋「ほてい家」に入ってみた。遠くから見ると周りの民家に溶け込んでいる様で、ちょっと判り難い。ここは初めての入店。昭和2年創業と云うことだが、外観は白塗壁と黒板塀のコントラストが粋な、今ふう和モダンの雰囲気、大人の隠れ家的である。入ってみると、正面は開放的な大窓の脇にテラス風のテーブル席があり、なかなか居心地が良さそう。もう午後2時なので、先客は一組二人連れのみ。我々は右手奥の壁側の席に着いた。
さて、ちょっと歩いて喉も乾いたので、やっぱり先ずビールから。カミさんはキリンブラウマイスターを注文。小生はメニューにあった「府中バカのまくわ瓜(ヴァイツェンタイプ発泡酒)」なるシロモノを注文。良く云えば、ヒューガルデンの白ビールのようにフルーティな香りがするが、キレがちょっと足りない(と云うか無い)ので、人によって意見が分かれそうな感じ。ちなみに小生は、やはりキリンブラウマイスターの方が口に合うので、カミさんと交換してもらった。
ビールの後の日本酒は、壺中春(こちゅうしゅん)をひやで注文(一昔前までは、「ひや」と云えば常温のことだったが、それがなかなか通じない世の中になっている)。会津若松の末廣酒造が醸す酒。旨みは感じるが、くせがなく円やかな印象。すっと喉に落ちる。
肴は、おつまみ3品盛り合わせと、鴨の陶板焼き、それにかき揚げを注文。もちろん、締めはせいろ。鴨はとてもジューシー、酒の肴としてはかなり良い。かき揚げは中までカリカリ状態で、齧るとボロボロ砕け散るのが残念。やや揚げ過ぎの感じだが、思いの外、具だくさんで、天つゆと合わせればまあ問題なし。せいろは結構な細打ちで、歯応えはあるがつるつるしている。こちらはまず申し分ない。
入ってみて判ったことだが、「食べログ」の紹介記事には、営業時間は午前11時から午後9時までと書いてあって、おっ、いいじゃん!と思っていたが、実際には午後3時から5時までは中休み。ちょっと残念。あともうひとつ残念なことだが、17時以降はいろいろと肴があるようだが、15時までは、今回食べた料理以外、あとは冷奴と板わさ、天麩羅盛り合わせしかない。
それなりに事情はあると思うが(以前も別の投稿で書いたように)、土日ぐらいは昼間から通しでやってくれるか、中休みがあったとしても昼時にも夜と同じ料理を出して呉れると、我々のように、夜に来ることがほぼ無い者にとってはとても有難い。それはともかく、差し当たりこの店には夜、来ることにするか。

_DSC6662

_DSC6663

_DSC6664

_DSC6665

_DSC6666

_DSC6667

_DSC6668

_DSC6669

_DSC6670

_DSC6671