日曜日の夕方、久しぶりに銀座に出て、カミさんと待ち合わせ。カミさんが選んだ店は、その名も「銀座でワイン。」というワインバー。そんな安易な名前の店があるとは思わなかったので、聞いた最初は少々、カミさんと話がかみ合わなかった。
ピンク色の派手な看板が目印。新橋の居酒屋ばかり行っている親爺には少々恥ずかしい。外階段を上がると、入口で迎えてくれるフロア係の若い女性は、接客の乗りが、なんだか銀座のクラブのホステスのような気がしてしまうし、席まで案内してくれるまで、「ご新規2名様、ご来店で~す!」「いらっしゃいませ~!」なんて聞くと、在り来たりなファミレスのようでもあり、それだけでなんだか不可思議な雰囲気を漂わせている。まあ女性だから許すけど。
テーブル席についてみると、背中側の壁は両面、床から天井までワインがびっしり。このなかから自由に選んでくださいとのこと。他にもセラーのような場所もあり、合わせれば500種類以上あるらしい。暫し、物色した結果、今日選んだのは、タマヤ カベルネ・ソーヴィニヨン・レセルバ。これもやっぱりチリワイン。さっそく呑んでみると、ベリー系の香りが強いが、フルボディらしく結構複雑なアロマ、されど意外と呑み口は柔らかい。コストパフォーマンスは悪くないと思う。
つまみは魚のカルパッチョ、パテ・ド・カンパーニュの炭火焼、牛すじの煮込み、穴子や鶏肉の串焼きを頼んでみた。ポテトサラダを頼んでみようかと思ったのだが、メニューには「豪快なポテトサラダ 950円」と書いてあったので自重した。注文した料理は、どれもまあ普通に美味い。パテ・ド・カンパーニュは普通、冷製で出されるが、ここのは焼いてあるので、かなり柔らか状態で出てくる。これはこれで、面白い。
この店は、とにかく様々なワインがあるので、なかなかお目にかかれないものを探してみる楽しみがあると思う。また行ってみたいが、その頃までに接客係の女性がもうちょっと洗練されていたら嬉しい。

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銀座でワイン。のHP: こちら