女鳥羽そばを出た後、折角なので松本城を外から観光(≒入場料払わず)。ゆっくり駅に戻ったが、まだ列車の発車時刻まで少々時間がある。そのため、昨年の焼岳の帰りと同様、松本駅前ビルの4階にある「いいだや」という蕎麦屋に入って、しばし時間を潰す(≒呑む)ことにした。とにかく暑いので、冷たい物(≒ビール)が必要。まだ、腹は十分な状態なので、つまみは野沢菜と花山葵にした。どちらも地元感があって宜しい。
多くの場合、午後2時から5時又は6時までの間は、たいていの店は休んで夜のための仕込みに入る。それは蕎麦屋とて例外ではない。蕎麦を挽いたり打ったりするため、店にとっては必要な手段(時間)なのかも知れないが、我々にとっては、山から下りる時間帯が昼にも夜にもかからない場合は間々あるので、通しで営業している店はとても有り難い。ここに、ニッチなビジネスチャンスがあると思うのだが。つまり「山から下りた処にある店は、中休みをしない方が儲かる」、かな?
その点、ここ「いいだや」は我々のニーズに適っているので、とても便利である。それに駅に至近なので、列車待ちに持ってこいである。この駅ビルには、他にもいくつか店があるが、何れも午後の中休みは無さそうである。考えてみると、駅ビルやデパートのレストラン街は、基本的に中休みはとることはない。それは、昼夜に関係なく客が集まってくるからだろう。しかし、どんな店でもいいということは無い。先ず、ビールがあること、ビールだけではなく醸造酒(地酒か地ワイン)も置いてあること、つまみも複数(できれば5、6種類)あること、が必要条件だろうか。もちろん蕎麦もあって、それが美味しければ申し分ない。
ともかく、ここ「いいだや」はどの条件もクリアしているので、我々には十分な価値がある。また松本に着く時間が中途半端であれば、きっとここに来るに違いない。

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