打ち上げが終わった「玉河」を出て、立川駅に戻り南武線組と別れた後、中央線上り電車に乗り込むと、人身事故が発生して暫く停まりますとの放送。どうも動く気配が無い。あちゃ、ついてないな・・・・・・・・・・・・・・・。そっか、こうしているくらいならば、何処か居酒屋で時間を潰せばいいんだ!と思い至り、これ幸いとしょうがないしょうがないと呟きながら、なおちゃんと改札口を抜け出し南口へ。特に当てもなくぷらぷらと東へ歩き、偶々目にとまった店が「波平」だった。まだ出来て半年のニューフェイス店。それほど大きい店ではない。ネーミングは「サザエさん」を連想させるが、外観はちょっと小粋なCaféの雰囲気。JRAウィンズの直ぐ傍だが、ウィンズ好きな人々はこの店には入らないだろう。
店内も新しく小奇麗、女性をターゲットにしたような(親爺連はちょっと気後れするような)洒落た内装である。ここは「日本酒バル」を標榜しているようだ。いいねいいね。期待してメニューを覗くと、なんと「花陽浴(はなあび) 純米吟醸 八反錦」がある。埼玉は羽生市の南陽醸造の造りで、常に品切れ状態が続く、超人気地酒。こんなレア日本酒を置いているとはこの店、なかなかやる。さっそく注文。気恥ずかしい程お洒落なグラスに注がれる。呑んでみると、まさに超フルーティだが、直ぐあとから濃醇さが追いかけてくる。さすが、かなりインパクトがある酒だ。
花陽浴以外にも、面白そうな地酒が置いてある。肴としてはハマチ刺、明太炙りポテトサラダ、炙りエイヒレ、酒盗&クリームチーズを注文してみた。特段美味と云う訳ではないが、たしかにどれも日本酒を意識したメニューと云えそうだ。若い女性店員(学生?)の対応も何やら仄々としていて、それはそれで悪くない。次来るときにどんな酒が入っているのかも含め、今後が楽しみな店だと思う。

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