山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

蕎麦

我らが隊長の韓国転勤という大事態が発生した。本人の公私へのインパクトが最大であるのは当然だが、我等の山岳会への影響も甚大である。元々女性パワーに押されっ放しの男性陣は、今後暫く、益々劣勢に立たされることが確実、もはや風前の灯状態となった。今後はすべて女性陣に牛耳られ、男子連はおこぼれを頂戴するまで、隅っこで小さくなっているしかなさそうな、危機的状況である。もう山登りは女子連にお任せし、我々は居酒屋で山のお帰りを待つということにするか・・・。
それはさておき、壮行会である。和にするか洋にするかで少々悩んだが、当人の意向も伺ってやっぱり蕎麦屋で決定。さて次は、何処の蕎麦屋にしようかと考えるに、参加者は西は立川、東は千葉からやって来るので、適当なところとなるとお茶の水・神田あたりか・・・。そこで神楽坂にあるここ「酒蕎庵まろうど」にしてみた。総勢18名の大宴会になるが、なんとか入ることが出来た。
店に入ると、我々のテーブル席がずらりと並んでいて、左手手前がカウンター席、奥が小上がりとなっていて結構広い。今回頼んだ3,500円のコースは、前菜と刺身、かき揚げ天麩羅、メインはきのこ鍋、そして締めはもちろん蕎麦となっている。
ここの蕎麦はちょっと変わっていて、つなぎに山ゴボウの葉っぱを使っていると云う。そのせいか手繰ってみるとかなりコシが強い。その土地(長野県飯山市富倉)の名前から、富倉蕎麦と称するらしい。調べてみるとこの店は、本店が斑尾高原にある民宿だ。北信の民宿が、東京・神楽坂に蕎麦屋を開いていると云うわけ。何か強い思い入れを感じる。
酒は、妙高界隈の地酒が豊富。君の井、雪中梅、千代の光、鮎正宗、水尾、片っ端から全部頼む。旧新井市生まれのアユラシは当然、全てに通じている。
今回は隊長壮行会ということもあって、普段、なかなか会う機会がない"鳥見チーム"や、時々呑み会には姿を現す方々も一同に会し、大いに盛り上がった。都合が付かずに来られなかった方々を含め、隊長の帰朝時にはまた皆で集まり盛大にやりたい。ちなみに今回の参加者で、男性陣は18人中7人。普段の山行も、そのくらいの比率だったらまだ格好がつくが・・・。今後、残された男性諸氏の一層の奮闘を期待するしかない。

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松本城公園で地ビールを2杯ずつ飲んだ後、カミさんと二人でふらふらと大名町通りを南下すると、窓の無い蔵造りのような建物の入口に、「三城」と染め抜いた暖簾が掛っているのに気が付いた。そのような名前の有名蕎麦屋が松本にあるのは知っていたものの、こんなところにあるとは思わなかった。ふらっと入れるか自信がなかったが、えいっと入ってみると、薄暗い店内の奥に囲炉裏の様なテーブル(六人掛け)に男一人、右手の四人掛けのテーブルに女二人、手前の六人掛けのテーブル奥に女二人、都合五人の先客がいた。皆、黙々と食事中である。咳をするのも憚れるような張りつめた空気。奥から現れた和服姿の女将(?)さんから、予約しているかと問われ、していないと答えると、ではこちらにどうぞと云われ、手前の六人掛けのテーブルの右半分に着く。そのうち予約の男女二人組みがやってきて、奥の囲炉裏に通される。さらに続いて予約していない客が入って来たが、女将(?)さんにあっさりと、もういっぱいです、と断られる。次は2時半です、とも云っていた。少なくとも、詰め込めばあと七、八人は入れそうなのだが・・・。その後の客も同じように体良く断られていた。我々は幸か不幸か間一髪セーフだったようである。
この店では、お品書きがなくコース料理になっていること、酒を飲むかどうか問われること(飲まないと云えばお茶が出ること)、も知っていた。そのうち、女将(?)さんが、きのこのおろし和えが入った小鉢と共に、方口酒器と猪口をすっとテーブルに置いた。酒を飲むかとも、飲みたいとも話していないのに・・・。顔が赤かったのか、息がアルコール臭かったのか(実際、予約の二人組にはお茶が出されていた)。ともかく有難く頂戴する。なんとなく、どこの酒かを訊き難い、しーんとした雰囲気。ここは懐石風なのかも知れない。カミさんがスマホを構えるとすかさず、写真はお断りしてます、とガツンと云われる(下の写真はその前にこっそり撮りました。ごめんなさい)。次にそばつゆと薬味が二つずつやってくる(一つは蕎麦湯用か?)。何故二つなのか、訊きたかったが我慢した。やがてもり蕎麦がやってくる。イマドキにしては結構、太い麺で田舎蕎麦風。つるつるっと行き難いが、蕎麦の香りは高い。
蕎麦の後は漬物盛り合わせと、花豆の煮豆が出てくる。これは酒ではなく、蕎麦湯と共にいただくものらしい。これらを全て平らげ会計。一人2,000円であった。流石に蕎麦は美味かったので、安からず高からず、というところだが、この店限定の独特の空気(勿論、その殆どは女将(?)さんが醸している)を味わっただけでも安いと思わねばならぬ。ただし、我々の山岳会女子連が徒党を組んで入店するのはやめた方が無難であろう。

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