三河屋旅館に泊まっているとき、我々の部屋を担当してくれた仲居さんと四方山話をしているうちに、休みの時に行く美味い店が小田原にある、という話になった。件の仲居さん曰く「小田原だったら、ここ以外では刺身は食べられない」と、きっぱり。おー、そこまで仰る。であれば行ってみようかと、店の名前を訊くと「MORI-MESHI」とのこと。あれっ、宮ノ下にも同じ名前の店があったが、姉妹店だろうか。さっそくググってみると、まさにそうだ。
翌日はもう特段、観光するつもりも無いので、しっかり朝風呂にも浸かってゆっくりとチェックアウト。そのまま登山電車に乗って箱根湯本まで移動し、カミさんの土産物の物色につきあい、その後小田原へ。小田原でも干物を仕入れ、買い物は一段落。気が付けば、そろそろ「MORI-MESHI」の開店時間。
しからば店の前に行ってみると、開店を待ちわびた女性が数人、屯していてピーチクパーチク姦しい。やっぱり人気の店なのだ。程なく開店、 わいわいどやどやと入っていく先客者たちについて入店。内部は外観と同様、モダンでシンプル。その女性たちは2階へ上がっていく。1階はかなり広く、カウンター席、テーブル席合わせて30人ぐらいは座れそう。我々は、手前の窓際のテーブル席を確保。それにしても、女性客の比率が極めて高い。
しかし、メニューを見るとランチセットメニューだけでなくアラカルトや、日本酒、ワインも豊富。昼呑みにはもってこいだ。さっそく生ビール(サッポロ黒ラベル中ジョッキ560円税別、以下同様)を注文。今日も昼呑み美味し。噂に聞いた、あじのたたき(850円)をいってみる。たしかにぷりぷり、鮮度は良さそう(でもお品書きを見る限り、小田原産ではない)。大山どりの塩唐揚げ(780円)、菜の花の芥子和え(480円)、海鮮かき揚げ(880円)もいってみた。かき揚げは意外にしっとり系。でも、美味い。
そうなると、やっぱり日本酒だ。松田の中澤酒造の亮・河津桜酵母仕込み(890円)をやってみた。先日、中澤酒造での直販イベントで手に入れ損なった酒。呑んでみると天然酵母らしく酸味と旨味のバランスが良い。残念ながら、桜の香りは感じなかった。ともあれ、ここでリベンジできるとは思わなかった。ありがたい、ありがたい。

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