山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

菊姫純米

昭和ノスタルジー居酒屋訪問シリーズも第7回目。今回は日本橋「ふくべ」。メトロ日本橋駅に至近だが、住所は八重洲一丁目。昭和14年創業。看板には「通人の酒席」と書かれていて、呑んべえゴコロをくすぐる。
入口を潜ると目の前は渋いカウンター席。満席である。右手の奥がテーブル席となっていて、4人掛けが4つ、2人掛けが2つある。我々が席に着くと、4人掛けと2人掛けが一つずつ空いている状態。天井も壁も良い感じに燻されていて渋い。この空間は妙に居心地が良い。2階は座敷で、Max.12人まで入れるとのこと。ここで宴会するのも悪くなさそう。お品書きには、ずらりと日本酒の名前。将にここは酒席なのだ。何れも昔からの有名どころで、昨今名前が売れてきたような新興銘柄は全く見当たらない。年季が入った居酒屋に並ぶ日本酒は、やはり年季が必要と云うことだろう。酒も肴も一切値段が書いてないが、気にせずがんがん注文。先ずはビールと共にぬたから。
日本酒は「菊正宗樽酒」からスタート。杉の香りが強い。この頃この手の酒は呑まないので、ちょっと新鮮。その後、「男山純米」、「菊姫純米」、「住吉純米」、「桃川本醸造」、「司牡丹純米」をいただく。肴は、厚焼き卵、海鮮納豆、はんぺん焼き、あじ干物、しめ鯖、さつま揚げ(小さ!)、たらこ(小さ!)、かます干物などを注文、ばくばく喰う。どの一品も昔から変っていないのだろう。
そのうち、くさや独特の臭いが漂ってくる。この店はくさやを出すことでも有名だ。和尚は、生まれてこの方喰ったことがない(!)と云うので、その臭いに乗じてこっちも注文。裂いた状態で出てくる。久しぶりに喰ったが、自分で喰った方が臭いは気にならない。味は申し分なし。ほぼ2時間、3人で凡そ1升ほど呑んで、肴ももりもりばくばく喰って、結果ひとり4,000円也。この店ではきっと上客だっただろう。
 
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三頭山からの帰り、瀬音の湯で汗を流し、ビールでのどを潤した後、アヒルちゃん、のりちゃんと(偶々三人とも立高OB/OGで)立川にて途中下車。特に目論見もなく南口に出て、立川駅南口は昔の面影が全く無いねと云いつつふらふら。いくつかの店を物色した結果、辿り着いたのが「なかさと」。「新そば」の張り紙が決め手となった。
暖簾を潜ってみると、民芸調の店内、我々が今夕で最初の客だったようだ。ビールと共に、焼き味噌ともつ煮込み、そして厚焼き卵を注文。焼き味噌は蕎麦の実がたっぷり入っていて香ばしい。こりゃ日本酒だ、ということで先ず「高清水」を注文。さらっと辛口すっきり系。いわゆる蕎麦に良く合う感じ。もつ煮込みはしっかり煮込んであり、味はとてもマイルド、クリーミー。居酒屋のものとは少々違う。日本酒は「菊姫 純米」に切り替える。こちらはちょっと濃醇、旨みが強い。厚焼き卵は結構なボリューム。出汁が利いているが塩味は控え目でとっても上品に仕上がっている。続いて、「田酒 特別純米」を試す。さらに甘み、旨みが強く余韻も長い。
もうつまみも無くなったので何か追加したいところだが、お品書きの一品料理で残っているのは和風ピクルスぐらい。店内を見渡すと、「帆立南蛮」とか「黒豚南蛮」の文字があるが、これはいわゆる南蛮蕎麦のことだ。だが、ダメ元で、黒豚南蛮に乗ってる具だけ出来ませんか、という無理な注文をすると、鶏ならばできます、とのことで、出てきたのが鶏ハムサラダ風の一品。美味い。なんでお品書きに載せないのだろうか。店主は、酒も、お品書きに無いものがいくつかあります、とのことで、その中から最後に頼んだのが「王禄」。やはり濃厚でこれが一番ガツンとくる。アヒルちゃん、のりちゃんも各々の違いを堪能した様子。
そして締めは当然、新そば。せっかくなのでニハそば、十割そば、粗引きそばを食べ比べてみることにする。其々、北海道産とか長野県産とか書いてあり、産地の違いはさっぱり判らないが、3つのそばの味、歯応え等の違いは歴然。個人的には粗引きが気に入った。きっとまた来るだろうが、そのときには、一品料理がもうちょっと増えていると有難い。

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