肉好き3人組で、ゴールデンウィークの最中の真っ昼間に新越谷に集まった。平日の会社の帰りだと、どうしても始まりが遅くなるし、それなりに混んでいる。ランチ時に営業開始時間から行ければ、それが一番良い、ということで意見が一致。各人の最大公約数的な位置にある越谷界隈の店を探すことになった。
もちろん選定の条件は、先ず昼間から酒も飲めることだが、もう一つ重要な点は、ランチ時であってもランチメニュー以外に、ディナーのメニューも注文できるという点。仕事の途中ならは、単にが腹ふくれたらさっさと帰るだけだが、完全オフだったらそれじゃつまらないし勿体ない。酒を呑みつつあれこれ喰ってみたくなるのは、なにも我々だけではないはずだ。
そして見つかったのは、新越谷駅に近い「肉酒場ビストロ 男前」という店。名前は今時の感じ。外観はビストロらしくフランス国旗が飾られていて、「肉酒場」とか「男前」という日本語とマッチしないが、まあいいだろう。
中へ入り、応対に出た若い店員に、予約している旨を告げると、右手奥のテーブルへどうぞと案内された。流石にまだ客は疏らだが、我々良い調子になってきた頃には完全満杯。なかなか人気な店のようである。
さて、席に着いたら注文だ。生ビール(エーデルピルス500円税別、以下同様)と共に、肉の前菜全部盛り!!全6種類(1人前980円×3)を注文。これがすんごいボリューム。そもそも前菜が全部、肉というのも豪気だ。ちょっと呑むだけだったら、もうこれで十分だろう。でも我々はこれでは終わらない。
和牛の赤ワイン煮込み(1,800円)、ブラックアンガズビーフステーキの"みすじ"(1,680円/250g)と"ザブトン"(1,980円/250g)も注文。そうなればもちろん、ワインも必要だ。赤は、オーシエール・ルージュ2015(3,800円)。かのラフィット・ロートシルト家が造り手。なかなかスパイシーで肉と良く合う。白は、ムロン・ド・ブルゴーニュ(2,800円)にした。
かなり様々な肉をがっつり喰うことができたが、これも霜降り和牛ではなく、赤身肉、いわゆるアンガスビーフならではのこと。欧米人が毎日肉を喰えるのも、赤身肉だから。和牛だったらこうはいかない。赤身肉の良さが見直されているのかも知れない。

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肉酒場ビストロ男前のHP: こちら