奥多摩湖畔の「丹下堂」でさっぱりし、再び鹿肉で舌鼓を打ったあとは、バスとホリデー快速を乗り継いで立川に移動。道中、あれこれ考えた末に、「たから」と云う居酒屋に入ってみることにした。念のため電話を入れてみると、入れますとのこと。店が決まったら、Google Mapで場所を確認。すると、この頃とんとご無沙汰している「博多ぢどり屋」のすぐ傍のようである。
行ってみると、果たして同じビルの1階だった。「博多ぢどり屋」のマスターが、階段を下りてきそうな気がするので、そそくさと入店。入口に白い提灯が下がっていて、なかなか洒落ている。18時過ぎの入店だったが、奥のカウンター席に客が3人だけだった。我々はリュックサックを背負ってくるので、狭い店では時として置き場所に苦慮することがあるが(店によっては煙たがられるが)、ここでは全く問題なし。
店内はシンプルな造りであるものの、如何にも女性店主らしく、小奇麗に装飾されている。おしぼりはタオルではなく、手ぬぐいだった。
先ずビールを注文。ここは瓶ビールのみ、サッポロ黒ラベルで乾杯。メニューは壁に掛けられたホワイトボードと付箋。そのなかから選んだのは、キムチマカロニサラダ(390円)、納豆オムレツ(490円)、ソース焼きそば(490円)、たぬき温奴(390円)、クミン風味いわしとパセリのレモン和え(490円)、アジの開き(490円)、かぼちゃサラダ(390円)、たこさんウィンナー(390円)、ぬか漬け(390円)。「クミン風味いわしとパセリのレモン和え」は初めて食べた味、かなりイケる。
お品書きに泡盛や海ぶどうなんてあるので、このちゃんが、沖縄料理ですか?と訊いたが、女将曰く、沖縄料理を意識して作っているつもりはないとのこと。たしかに他にはそれらしき料理はなさそう。それにしても、この店の料理は、何処にもありそうで無いものも多く、意外に創作的だ。この店の雰囲気も含め、女性店主による手作り感が、この店の魅力になっているに違いない。

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