カミさんが大宮に用事があると云うので、珍しく山の帰りではなく、大宮にやってきた。日曜日の昼下がりは、「いづみや」を除けば、空いている店は流石に少ないはず。そこで待ち合わせの時間までしばし、駅の東口界隈の居酒屋を探索してみる。今日は生憎の小雨模様だが、春雨なので濡れていける。大門町1丁目から宮町1丁目にかけては、細い路地に面して店が犇めき合っているイメージ。駅を出て左手に進むと大宮銀座通り、右手が南銀通り、我等が馴染みの「いづみや」は南銀通りの入口にある。大宮銀座通りに直行する路地は、南側から順に、「すずらん通り(アーケード)」「さくら横丁」「ウェストサイドストリート」「一番街(アーケード)」「住吉通り」と並んでいて、すずらん通りには、以前行った「酒蔵力大宮東口駅前店」がある。その向かいには、24時間営業で有名な「磯丸水産」。ラーメンチェーンの日高屋が結構目立つが、それもそのはず、ここ大宮が発祥の地だそうだ。「焼鳥日高」は一番街にもすずらん通りにもある。
一番街でふと目に留まったのが「アカマル屋」という店。聞いたことのない店だったので、ここに入ってみることにした。扉の外にもテーブルが並んでいる。今の季節だったら悪くないが、人通りが思い切り気になる感じなので、やはり中へ入る。
先ずは生ビール(420円)でスタート。そのあとはホッピー黒。つまみはちょっと変わっている。わさびのポテトさらだ(380円)は、わさびが結構(でも、むせない程度に)入っていて、インパクトあり。生かぶ(280円)は、大ぶりのかぶ一個分が出てくるのでボリュームがある。金山寺味噌(かな?)とマヨネーズがついてくる。こう云う食べ方をすると、かぶは、火を通さない方が美味いとつくづく思う。他に、オニオンスライス(180円)、ハムカツ(280円)、さば塩焼き(380円)、牛すじ焚(480円)、焼き物は鶏ねぎま(120円)、鶏つくね(140円)、豚はらみ(120円)、豚しろ(120円)を注文。「焚」なんて言葉を使うところが、関西をイメージしている風だ。
この店のコンセプトがどの辺を狙っているのか、ちょっと判らないが、ライバルは「かぶら屋」あたりか。名物は、煮込み、出汁煮込み、炭火串焼きとなっている。ちなみに、メニューで一番高い肴はホッケ焼き(520円)だった。ホッケは今や、高級魚になりつつあるようだ。他にもまだいろいろあるので、次回来た時に試してみたい。

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