月いち居酒屋ツアー。今日は、7月の「新竹」以来の中華料理屋にしてみた。湯島にある「萬華」は、2時間食べ放題呑み放題でなんと2,980円(税別)という店。ここの料理の系統は、香港料理の様である。皆さん、基礎代謝はすっかり落ちていて、食べ放題なぞ全く無用の筈だが、何故か、好きなだけ喰えるという、幼少期から刷り込まれた魔法の力には、なかなか抗し難いようである。食べ放題と云っても、ビュッフェ形式ではなく、都度注文するスタイル。メリットは出来たてを喰えるところだが、勿論デメリットもある訳だ。
千代田線の湯島駅から至近なので、それほど遅れずに到着。小生以外の5人は既にがんがん呑んでいるが、料理がなかなか出て来ない、とぼやいている。この店は、テーブル席が壁で仕切られて、個室の様になっているためどれだけの客が入っているのか、良く判らないが、調理が滞るほど客が入っているのは間違いなさそうで、「料理はまだか」のつぶやきが壁の向こうからも聞こえて来る。
それにしても、なかなか出て来ないのは確かのようである。もしかすると、時間制なので、ゆっくり作る作戦に出ているのかも・・・、と邪推したくなる。給仕は、チャイナドレス姿の若い中国人女性がひとりだけだが、料理のペースを見れば、それでも何とかなるのかも知れない。
漸く出て来たのは、海老チリと豆苗炒め。海老チリはごく普通だが、豆苗はシャキシャキで味付けも程良い。とりあえず、なんとか落ち着いたが、その後がまた滞ることになり、酒を呑みつつ、じりじりするうちに残り時間半分が経過。
するとそれ以降、とたんに流れ始め、次々に料理が到着。牛肉ときのこ炒め、ピータン、クラゲの冷菜、小籠包、焼き餃子、豚角煮、海老マヨ、炒飯と、怒涛の料理攻撃。なかなか料理が来ないので、これでもかと頼んだものが一気にやってきて、頼み過ぎたのでは、と後悔先に立たず。喰うのに精一杯で、呑んでいる場合ではない。2時間の期限が来る頃には、もう満腹で何もする気が起きない。料理を残したら罰金、と脅されていたので、何とか平らげることができ、ほっとする。この店の戦略に、まんまと嵌ったのかも知れない。

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