「リバティけごん40号」は18時15分、黄昏時の浅草到着。とうきょうスカイツリー駅(かつての業平橋駅という名前の方が数段、粋だと思うが・・・)を過ぎて隅田川を渡ると、ああ、もう浅草に着いたか、と微かな旅愁を感じる。川面に屋形船でも浮かんでいると尚のことだ。この頃は、スカイツリーという大きな目印が出来たが、浅草の景色に馴染むまではまだ時間が必要だと思う。
今宵は早いうちから、浅草へ行くのであれば、ほぼ1年ぶりに「水口食堂」を覗いてみるつもりだった。もちろん、浅草には食事処は数多あるが、生粋の居酒屋は意外に少ない。そもそも「水口食堂」も居酒屋ではない。大衆食堂である。それでも、如何にも浅草らしい雰囲気を漂わせているので、個人的にお勧め。連れの3人も、浅草で呑むことは少ないだろうから、特に異論は出なかった。
1階はそこそこ客が入っていたので、2階へ通される。こちらはテーブル席も小上がりも疏らだったが、女性店員(エスパー店員はこの子だった・・・!?)が我々のなりを見ると、小上がりへどうぞ通され、有り難くリュックサックを置かせてもらう。
腰を落ち着かせたら、生ビール(中ジョッキ580円税込、以下同様)で乾杯。さてつまみは、何にしようか。ここ程、メニューが充実した店も少ない。少なくとも浅草では此所が一番。小生はまず、この店の名物である、いり豚(580円)を注文。皆さんもお好きなのをどうぞ、と云っても頼んだのは、栃尾の油揚げ焼き(380円)に厚焼き玉子(530円)。それって、普通の居酒屋と同じじゃん、ということで、その後に野菜炒め(580円)、揚げ出し豆腐(480円)、焼にしん(530円)、自家製ポテトサラダ(380円)、豚肉生姜焼(630円)、あじフライ(480円)なども注文。んー、それでも皆さん、なかなか普段喰っているものから離れられないもんだなー、と妙に感心した。

DSC_1656

DSC_1657

DSC_1658

DSC_1659

DSC_1660

DSC_1661

DSC_1662

DSC_1663

DSC_1664

DSC_1665

DSC_1666

DSC_1667

DSC_1668

DSC_1669

DSC_1670