奥鬼怒・奥日光ツアーの3日目は、日光湯元から龍頭の滝まで、ほぼ観光モードの散策。湯滝と龍頭の滝の部分だけ、ガクンと下るが、あとは概ね水平移動。溢れんばかりの日差しを浴びた紅葉や、男体山をはじめとする日光連山を眺めながらの移動はとてもいい気分、あっという間に終了してしまった。龍頭の滝界隈では、マイカーの駐車場待ち渋滞で、バスは遅れてやってきたが(少なくともシーズン中は、いろは坂から上はマイカー規制すべきと思うが如何)、思いの外、バスの座席は空いていて、うたた寝をしたり紅葉を眺めたりしていると、いつのまにか東武日光駅に着いた。
さて、腹が空いたし喉も乾いた。朝からなにも喰っていない。元々は、神橋辺りで途中下車して日光名物の湯波でも喰おうかと云っていたが、(かつら荘でも結構食べたし)道路の混雑を考え、なるべく駅に近いところで店を探す方が良いのでは、との判断で一気に東武日光駅まで来た次第。のんちゃんが見つけ出した、「ダイニングカフェまるひで食堂」に行ってみると、なかなか湯波料理が充実しているようだったが、残念ながらカウンター席しか空いておらず断念。
再び東武日光駅前に戻る。ここの駅前の風情は、昔から意外に変わっていない。洒落た店は皆無。でもそれが、観光地らしさを演出している。駅前には土産物屋の2階が食堂になっている店が並んでいるが、今回はその中から「旭屋本店」をチョイス。リュックサックは1階に置いていってくれとのこと。2階に上がると、昔風の食堂。右側にテーブル席、左手に小上がり。我々は窓際のテーブル席へ。
ビールで乾杯の後、やはり湯波でしょ、と云うことで、湯波さしみ、湯波やっこと湯波煮付けを注文。酒は日光の地酒、清開。呑み飽きないタイプだ。他にも焼き餃子やおでんなどもいただく。そして締めはざるそば。細打ちで、思いの外(失礼!)、つるつると美味い。
我々が入った頃は客の入りは半分くらいだったが、後から次々と客が上がって来て、忽ちほぼ満席状態。欧米系観光客も、器用に蕎麦を手繰っている。 日光が日光であり続ける限り、この店は未来永劫潰れそうにない。

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