山形駅で、東京へ帰る和尚を見送った後、銀山温泉への移動の前に、アユラシ推奨の「紅の蔵」へ寄ってみることにした。メインの建物は白壁の蔵造り。かつての紅花商人の蔵だったとのことである。
ここも飲食店だけでなく、土産物屋や農産物直売所、展示施設もある、いわゆる複合施設。規模は違うが、昨日行った「ぐっと山形」と同じような施設だが、食事処が2つある(「紅山水」という蕎麦処と、「990」というカフェダイニング)ので、そちらに力点が置かれている感じである。蕎麦処には関心があるが、我々には宿の夕食が控えているので、今どきに、ここで喰う訳にはいかない。そこで、アユラシの事前調査結果に基づき、日本酒の試飲をしようかとやってきた次第である。
試飲が出来るのは、「あがらっしゃい」という名のお土産処。こちらも土蔵そのもの。中に入ると、小間物のお土産類が並んでいるが、右奥には日本酒を売っていて、その一角には見るからに、利き酒の自動販売機的なマシンが鎮座していた。
マシンの中には、いわゆるリボルバー式にタップが6つ並んでおり、それぞれに一升瓶がセットされている。100円コインを投入し、好みのボタンを押すと、リボルバーが回転し、選んだ日本酒のタップが真正面で停止し、下にセットしたカップ(猪口)に注がれると云う流れ。単純な仕組みだが、見ているだけでも面白い。このマシンは特注なのか、カタログ品なのかは判らないが、こんなシロモノを見たのは初めてだ。
「朝霧の里・純米・美山錦」にしてみた。「全麹酛づくり」という製法だそうだ。普通、麹米で発酵を始めた後、後から米を継ぎ足すのが、この場合だと全て麹米だけで発酵させると云うもの。それによって、どうなるのかはよく分からないけど。
店内はちょっと暑いので、赤い毛氈が敷かれた外の縁台へ。呑んだ感じは、かなりすっきり辛口。この頃、あまりこの手の日本酒は呑まなくなった。いわゆる食中酒というカテゴリーと思われる。
「おいしさ直売所」は、観光客よりも近所のおばちゃん連中が、晩御飯の食材を仕入れにやってくるといった感じ。それなりに安いと云うことなのだろう、かなり賑わっている。菊の花を買ってみたい気もしたが、どのくらい日持ちがするのか気になったので、見送った。もうひとつ、アスパラ菜という、これも初めて聞いた野菜があって、気になった。これはもしかすると、マレーシアでよく食べた、カイランという野菜に良く似ている。確かめてみたいが、わざわざ山形で菜っ葉を買って帰るのも気が引けたので止めにした。

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紅の蔵のHP: こちら