山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

屋守

河辺温泉「梅の湯」で汗を流した後は、いつものように立川へ移動する。アユラシやくまちゃんも現れるはず。立川は2ヶ月前の「弁慶」以来。前回の一時帰国の時なので、日本に帰ると立川に現れるということになる。そのうち立川の名誉市民になりそうだ。これまで立川では様々な店で何度も打ち上げをしてきたが、今宵は初参加で、イケる口だと仰るまりちゃんに、良さそうな店を選んでもらうことにした。
その結果、予約を入れた店は、駅の北口にある「まる秀」という、「我楽多家」と同じ系列の店で、場所は「居酒屋一休」の下、「磯坊主」の向かいだ。この通りには「しぇ・もと」もあるので、何度も通った馴染みの場所だがこの店は知らなかった。調べてみると開店は4年前のようだ。
この店は、「原始焼き」がウリとのこと。なにが「原始」なのか判りにくいが、いわゆる簗で見られるように、串に刺した鮎を炭火の周りに立てて、遠火でじっくり焼くスタイルらしい。テキサスで、何かとステーキを喰ってきた吾が身としては、このようなシンプルな和食は有り難い。
ビールはひとまず「梅の湯」で呑んできたので、シードルで乾杯。料理は、さんま塩焼き、なす焼き、ズッキーニのチーズ焼き、ししとう、やまいも、エリンギ、ししゃもなど、全て焼き物ばかりいただく。どれもシンプルな味付けで(やまいもはアレルゲンなので食さず)、素材が生きていて美味い。そのうちに、アユラシ、くまちゃんが相次いで登場。
日本酒は昨今の有名どころがずらり。またそのうちテキサスへ戻ることになるので、いまのうちに出来るだけ日本酒を楽しみたい。色々呑み較べたいので、「洌(れつ)」、「不動」、「屋守(おくのかみ)」、「義侠」など、何れも半合ずついただく。「洌」は山形・東光と同じ蔵元。「不動」は成田山の酒で骨太な呑み応え。「屋守」は相変わらずジューシー。「義侠」は旨みたっぷりタイプで、この頃気に入っている。夫々特徴があるが、どれも、原始焼きには合うような気がした。

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7ヶ月ぶりの「久呂無木」(前回はこちら)。この頃すっかり恒例(?)となった、年越しそば忘年会である。皆、この機会を楽しみにしている。もちろん、今回も店訪問を先に決めて、その後で山を考えるパターンに変わりは無い。つまり、武甲山や小持山、大持山詣では「露払い」のようなものである。さらに、昨年の反省も踏まえ、18時の開店時間に合わせて西所沢駅到着時刻から遡り、「武甲の湯」に最寄りな西武秩父線横瀬駅の発車時刻、「武甲の湯」に秩父丸通タクシーを呼ぶ時刻など、周到に行動計画を立てた。それでも店の前にはちょっと早い17時55分に到着、若干待ったが、遅れるよりはマシだ。
今夜は総勢9名なので、また奥の座敷に上がらせていただく。いつもはビールでスタートだが、今日はご主人が「いいもの、入っていますよ」とのアドバイスに従い、「獺祭」のスパークリングで、忘年会第2弾スタート。そう云えば、隊長の壮行会も入れると第3弾だが、それ以外も含めれば、今シーズンは個人的に7回目の忘年会(何度も顔を合わせている方もいるが)。だいぶ肝臓に働いて貰った。
今回も、酒は全てご主人にお任せ、「花邑 純米」、「屋守 純米おりがらみ27BY」、「大信州」、「初手思慕里」、「貴」と、「獺祭」も含め6種類の日本酒をいただく。どれも自分好みの味わいで嬉しい。赤文字に黄色ラベルの「屋守」は初めて見た。調べてみると、今シーズン(27BY)から変わったようだ。初しぼりの純米おりがらみ。やっぱりミラクルジューシー。「大信州」には番外品の荷札がついている。「花邑」と「初手思慕里」は、聞いたことも無かった。
料理は、板わさ、キビナゴ南蛮漬け、豚バラ炙り焼き、鶏肉炙り焼き、出汁巻き玉子、蕎麦味噌、じゃこ山椒焚き、牡蠣しぐれ煮、烏賊沖漬け、そして「人数分ありますよ」とご主人が気を利かせてくれる、さつま芋天麩羅。これだけの数を賞味できるのは、9人もいるから。この店に来るのは、大人数に限る。どれも定番だけど、何度食べても美味い。そして待ってました、もり蕎麦。つるつるしこしこが、相変わらず感動的、喉越し抜群の蕎麦を堪能した。そして今宵の締めくくりを、蕎麦湯でホッとする。今年も良い年だった。また来年が楽しみだ。

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あいにくの雨で、剣の峰の登りはなかなかハードだったが(山の記録はこちら)、その分、山を越えた先の「金湯館」では癒された。10年近く来ていなかったが、佇まいは概ね昔のまま。午後2時前の到着、宿の人総出で迎えてくれた。大女将が、濡れた合羽やザックカバー、スパッツ等は、干しておきましょう、と預かってくれる。有難い心遣い。通された二間続きの部屋こそが、伊藤博文等が明治憲法を起草するために逗留していた処と聞かされた。
早速、風呂へ。ぬる好きの小生でもぬるいと感じる湯だが、その分長く入っていられ、温まる。さっぱりしたら、部屋に戻り、ビールを皮切りに小宴会。豪華なつまみが集合した。ワインはコノスル・カベルネソーヴィニョン、日本酒は麓井・純米本辛 圓(まどか)、屋守(おくのかみ)・純米無調整生詰を用意。障子は雪見障子になっていて、外の紅葉が見える。ちょっと贅沢な気分。夕食、朝食とも部屋食。地のものが使われた料理はなかなか食べ応えがある。これで1泊9,500円(税別)と、北アルプス辺りの山小屋と変わらない料金。素晴らしい。
二日とも雨を覚悟していたが、翌朝は、山の神の御目溢しのような快晴だった。

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