鉄五郎新道を登り、「丹三郎」で蕎麦を手繰ったあと、お風呂は立川だったら「梅の湯」、「梅の湯」だったら打ち上げは「菊松屋」、と云うふうに、お風呂が立川になった時点で、ほぼ芋づる式に「菊松屋」になった。北口で気の利いた店、となるとこの頃は、「菊松屋」か「玉屋」が思い浮かんでくる。「菊松屋」は昨年の8月以来ということになるが、もうそんなに経つのかと思ってしまう。
菊松屋のHPを覗いてみると、立川市商店街連合会が主催する「輝く個店振興事業」で「菊松屋」が平成25年度のグランプリを受賞したとのこと。ちなみに立川市商店街連合会のHPを見ると、「やきとりの玉屋」も平成24年度に受賞していた。どちらも、料理や酒へのこだわりだけでなく、店の雰囲気作りと接客にも力を入れていると感じていたが、商店街連合会でも同じような見方なのだろう。
店のマスコットのカッパに挨拶し、店主にも挨拶して、ほぼ開店時間と同時に入店。今日もカウンター席ではなく、奥のテーブル席へ。ここは妙に落ち着く。店内照明を極力抑えていて、代わりに窓からの黄昏時の自然光がいい具合なのだ。真っ暗になってから来るのではなく、是非とも日が沈む頃に先ず入店すべきである。この居心地良さを味わうだけでも、「菊松屋」に入る価値があると思う。
勿論、この店はそれだけではない。今日は、いきなり日本酒でスタートすることに。「大七純米生酛」をいってみる。相変わらず骨太で複雑な味である。そのあとは、「小左衛門特別純米信濃美山錦」を呑んでみる。爽やかで円やか。
つまみはタイ刺、タケノコ煮物、豚串焼き、鶏もも唐揚げ、ポテトサラダなどをいただく。在り来たりではない、拘りを感じる品々でどれも美味い。やがて、立川で単身赴任中の凸さんも合流、ゆったりした時間を楽しんだ。また、早い時間に山から下りたら、日が暮れないうちにここへ来よう。

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