松山(赤岩)に登って「芭蕉月待ちの湯」に浸かった後、先週と同様にホリデー快速富士山2号で立川に移動、昨年の立川花火大会(2013年7月27日)の夜に入った「酒肴亭玉河」の隣にある、大衆酒場「あま利」に初入店。このあたりでは玉河と並んで老舗居酒屋のひとつらしい。「大衆酒場」と銘を打っている割にはこざっぱりした雰囲気で、暖簾を潜っても、玉河の様な猥雑さがない。親爺の愚痴話も、おばさん達の馬鹿笑いも聞こえてこない。かといって気取った雰囲気もなく、強いて云えば自然体の店。地下に通される。奥に畳の間があるが、我々はテーブル席へ通される。直ぐ脇にカウンター席があり、そこにリュックサックを置かせてもらう。
席に着いたら、もうビールはパスして日本酒。各人が、奥播磨山廃純米(800円)、上喜元特別純米(800円)、伯楽星特別純米(800円)、八海山普通酒(700円)を各々注文。それぞれ個性があって美味いが、個人的には、なかでも旨みが濃い奥播磨が気に入った。その後、「鷹来屋五代目(たかきやごだいめ)特別純米手造り槽しぼり」(800円)を飲んでみる。旨みとキレが程々バランス良く、いわゆる呑み飽きがしないタイプ、すいすい呑める。大分の日本酒とは珍しい。
つまみは、ポテトサラダ(390円)、牛すじと大根の煮込み(500円)、どじょう唐揚げ(630円)、特製卵焼き(420円)、肉豆腐(430円)、揚げ茄子のポン酢(390円)、地鶏塩焼き(580円)、いんげんとゆでたてブロッコリー(330円)を注文。ポテトサラダは青海苔がかかっているところを除けばごくノーマル。味付けもあっさり。どじょう唐揚げはカリカリ。まるで海老のように丸まっているが、自然にこうなるのか判らない。地鶏はパリパリ。付け合わせの辛味噌三種が良いアクセントになっている。
この店は、居酒屋にしては全般的に味付けが優しい。ほっと落ち着きたいときに入る店としてお薦めしたい。

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