山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

塩キャベツ

玉翠荘で汗を流した(と云うよりも温まった)後は、久々「天益」に集合(前回、前々回のレポは各々こちらこちら)。そもそも和尚が、鹿肉を喰いたいと云い出したせいなのだが、一石山神社から下りてきた頃、なおちゃんが問い合わせたところ、残念ながら鹿肉は切らしているとのこと。その理由は、この時期、山に多くの登山者が分け入っているため(タワ尾根も例外ではなさそうだ)、ハンターが狩猟出来ない(流れ弾が登山者に当たったら大変、と云うことか)せいらしい。
ストックが少ないせいなのだろう、それはそれで意外だ。鹿肉は知らないが、牛肉や豚肉は多少、熟成させた方が美味いと云われているくらいだから、冷凍庫に何ヶ月分も貯蔵することは可能だろうに。奥多摩の鹿肉処理場には冷凍庫が無いのか、それともそもそも需要に追い付いていないのか。
とにかく今回、鹿肉の竜田揚げは喰えないが、「天益」には行くことにした。ここには餃子がある。元々が餃子をウリにしている店である。
一足先にひとりで「天益」に入ると、カウンター席は満席。予約した座敷へ上がる。座敷の奥には、地元の方々が既に一杯やっていてご機嫌の様子。とりあえず、ひとりで生ビールを呑んでいるうちに、餃子の残りが少なくなって来たようで、女将さんが「何人分焼きますか?」と訊いてきた。ちょっと考え、3人前を注文。
やがて餃子が焼き上がって出てきたが、まだ後発部隊は誰も「玉翠荘」からやってこない。熱いうちに喰った方が良いだろうと言い訳を呟きながら、ひとり餃子に齧り付く。改めて感じるが、ここの餃子はキャベツは使っていないようである。代わりの野菜は白菜のようだが定かではない(結構、生姜が利いているので良く判らない)。この餃子は薄皮が美味い。 
そのうち、ようやく後発組がやってきて乾杯、とにかく早いとこ餃子を喰って貰う。美味しいねと云いながら暫し、餃子タイム。ホリデー快速の発車時刻が近付いたところでお開き。外に出ると、シトシト雨が落ちている。山で降られず、良い具合だった。

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アキレス腱がひーひー言う日蔭指尾根を登り、六ッ石山から水根に下りた帰り(山の記録はこちら)、汗を流すのは後回しにして、久しぶり(おそらくは第213回以来)に奥多摩駅前の「天益」に寄ってみた。奥多摩に登り始めた頃は、たぶん未だここには無かった店。駅から1分程度、立地条件は抜群である。電車待ちに寄るにはこの上ないが、カウンターに六席しかない(奥に座敷があるらしいが)小ぢんまりした店。狭いため、リュックサックはあちらにどうぞ、と云われて見ると外に簀が敷いてあった。登山者に優しい心遣い。今日は未だ15時過ぎのせいか、先客は一人だけだった。この店のウリは昔から餃子だが、メニューを見ると結構色々増えている。この頃は鹿肉竜田揚げも加わったそうで楽しみにして来たのだが、生憎売り切れとのことで至極残念。女将さんからは、予め電話してくれれば確保しておきますよ、と名刺をいただいた。
ともあれ、先ずはビールで名物餃子を賞味。そのあとは塩キャベツや茄子炒めを突っつきながら日本酒(菊水ふなぐち)をやる。飲みながら、女将さんからいろいろ話を聞く。山野井泰史さんも時々来る(色紙が飾ってある)とか、金邦夫さん(この本の著者)をはじめ、警察の山岳救助隊もよくやってくるらしい(この頃遭難が多いらしい)。さっきカウンターの端っこにいた人は、仙人小屋(仙人池ヒュッテのこと?)の主だよ、とも。暫く来ないうちに、この店は山屋だけでなく様々な山関係者が集まる店になっていた。我々だけで盛り上がるというより、いろいろな人の話を聞けるのがこの店の楽しみ方なのかも知れない。公共交通機関利用主義(帰路は酒浸り主義)としては、このような店は、どの登山口駅にもあって欲しい。今度はぜひ鹿肉竜田揚げも食べたいので、予め電話をしてから来よう。

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