三ツ峠山の帰り、立川に途中下車したが、未だ店は決まらないまま(要するに行き当たりばったりで)、南口を東へふらふらとそぞろ歩き。「だるま」も「味工房」も今日は未だ混んではいない様子。進退極まったらここに戻るか。右手の2階にある「ラ・クローヌ」というベルギービール&鉄板ビストロも気になるが、今日もそのままスルー。「ひだりうま・でん助」、「手打ち蕎麦なかさと」(今日は休みか)を左に見て、更に進む。
このまま何も見つからなければ、立川通り沿いの「青海」でも久しぶりに覗いてみるか、と思い始めた頃、左手に気になる店発見。控えめな看板には「とうせんぼう」と書いてある。なおちゃん、ひろちゃんの同意を得て入ってみると、比較的こじんまりとした店だったが、上手い具合に4人掛けテーブルが空いていた。靴を脱いで上がるスタイル。
店員が着ているTシャツの背中に、「ひだりうま・でん助」の文字を発見。聞けば、この店は、でん助の姉妹店だという。まだ新しいようだ。しかしメニューを見る限り、「ひだりうま・でん助」とは趣が異なる。あちらが炭酸系飲み物&肉系であるのに対し、こちらは魚が主体、日本酒もかなり豊富。何方かと云えば、この頃は此方の方とウマが合う。でん助はワイワイガヤガヤやる感じだが、こちらは気心知れた者同士がゆっくり語り合うという雰囲気である。
昨今、立川は魚が美味い店が増えてきた。それに連れて、日本酒のバリエーションも多くなってきていると思う。一昔前とはだいぶ様変わりしてきた。まことに歓迎すべき状況だ。
ちょっと歩いたので、やっぱりビールで乾杯。注文したつまみは、豆腐サラダ、塩もつ煮トーフ、しろえび刺、天麩羅盛り合わせなど。どれもひと手間かかった料理で好感が持てる。なかでも、塩もつ煮トーフは、その名の通り、味噌も醤油も使っていないものの、スープには旨み(鶏ガラか?)が生きていて、かなり美味い。若い店員の接客も爽やかだし、この店、なかなかイケてる。

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