特急りょうもうで、北千住に18時41分到着。仕上げはいつもの北千住。特に当てがある訳ではないが、何処か入れるだろうと東口へ。西口の呑み屋はかなり行ったので、この頃は少々気分を変えて東口へ出ることが増えてきた。
やはり折角なので新しい店に入ってみたい。メインの学園通りを東へ進み、ほんの2、3分、目に留まったのが「さかなや・いいとこ」の看板。小奇麗な店で、西口ではあまり見かけない、北千住のイメージとはちょっと違うニューウェーブ。チェーン店なのかも知れないが、ここはどうだろう。
入ってみると、手前にカウンター席やテーブル席。右奥が小上がりになっている。カウンターもテーブル席もほぼ埋まっていたので、我々は小上がりへ案内される。店員は皆、若い。近所の学生だろうか。最近、北千住には学生が増えて来たイメージがある。東京電機大学のキャンパスが出来ただけでなく、比較的便利な割にアパート代が安いせいかも知れない。北千住が将来、オヤジの街から学生街へ変貌するのだろうか。
さて、メニューを拝見。ここはその名の通り、魚介系がウリの様である。ランチメニューにはずらりと魚介系定食。かなりの充実ぶりである。一方、夜のメニューにも魚介類が多いが、ちょっとシャレたネーミングの料理もある。それが、「もったいないとこ焼き」(480円税別、以下同様)、さっそく頼んでみる。出てきたシロモノは、要するに魚のアラを塩焼きしたもの。余ったものをしっかり使うところは好感が持てる。
それ以外に、ポテトサラダ(380円)、塩だれ叩ききゅうり(380円)、しらすたっぷりオムレツ(680円)、梅水晶(580円)を頼んだ。ありゃ、魚介系は殆ど無かった。でもそれぞれなかなか良い。
酒は、「ゆきつばき純米吟醸」を頼んでみた。初めて呑む酒。すっきり辛口だが、口に含むと芳香を感じる。たしかに魚には合いそうだ。他にも色々な日本酒がある。北千住でオヤジ度が低い店に行きたければ、ここはお奨め。こういう店が増えれば、きっと北千住も変わっていくのだろう。オヤジの居場所が少なくなるのは淋しいけれど、それはそれ、そのうちオヤジ同志が連れ立って、こういう店に入るようになるかも知れない。

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