山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

八宝菜

立川に帰ってきたのが20時半、山の帰りがこんな時間になるのも珍しい。やっぱり御正体山は登りでがあって、山中湖はけっこう遠いってことだろう。とにかく腹が減った。くまちゃん、なおちゃんの同意を得て、以前から気になっていた南口の中華料理屋に行ってみる。その名は「五十番」。
入ってみると、20時40分が料理ラストオーダーとのこと。おっと、あと5分。ならば諦めるかと思ったが、店の人(後で判ったが店長)が料理の注文さえしてもらえれば何時まででも大丈夫です、飲み物はその後でも大丈夫、と熱心に仰るので、ならばまとめて一回で頼めばいいか、ということでギリギリセーフの入店。この店には2階、3階もあるらしい。
先ずビールをグビッとやったあと、メニューを眺めると、麺類、ご飯類、一品料理等の他に、小皿料理と云うものがある。一品料理は何れも1,000円見当だが、小皿料理はだいたい500~600円台でリーズナブル。ランチの一人分の量とのこと。それならば色々な料理を頼めそうだと、皮蛋、青椒肉絲、カニタマ、フクロタケうま煮、八宝菜、焼き餃子、あんかけ炒飯を頼んだ。ビールの後は紹興酒を注文。
焼き餃子は定番通りに、中はジューシー、外はパリパリもちもち。餡も皮もかなりイケてる。食べ飽きないタイプ、ポイント高いぞこの餃子。其々他の料理も結構本格的で美味い。ただ、注文した量の見積を誤ったため、あんかけ炒飯には全く手が付かず、くまちゃん、そっくりお持ち帰りとなった。
ひと通り料理が出てきた段階で、料理人が次々と帰っていき、店長だけが残った。その店長の話によれば、この店の上のフロアを使って、様々なイベントをやっているそうだ。ライブ演奏や、講演会、料理教室までやるそうだ。また、チャリティーで東日本大震災鎮魂イベントなんていうものまでやっているとのことで、この店長、単なる中華料理店主ではない。
店のBGMに、ふと耳を澄ますと、おんやぁ、「ゲッツ・ジルベルト」だ。訊けば、ここの店長、テナーサックスを吹いているそうである。こりゃ、次は隊長を連れて来なくちゃ。 

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中国料理五十番の社長のブログ: こちら 

前回、暖簾が出ていたにも拘らず、鍵がかかっていて入れなかったため(生憎、偶々店主は買い物に出かけていたようだ)、今回は事前に電話を入れて用意周到に準備。「クラブ湯」で汗を流した後、勇んでやってきた。でも恐る恐る引き戸を開けてみると、果たして動いた。ありがたや、やっと入店が叶った。外観だけでなく、内装も力一杯レトロである。店主は暇を持て余していたらしく、新聞を読んでいた。さっそく「いらっしゃい」と、お茶を淹れてくれた。折角だけど山帰り風呂上がりなので、当然ビールである。一呼吸置いて、おもむろにビールと餃子を注文する。ビールにはかっぱえびせんが付いてくる。餃子は薄皮で素朴な味わい。やがて湯上り女子デュオも到着。ニラレバ炒めと八宝菜も追加注文。店の雰囲気もさることながら、どちらの料理もノスタルジックである。ビールの後は酒、秩父錦の小瓶で、ニラレバ炒めと八宝菜を肴にちびちびやる。
料理を作り終えて暇になった店主から昔話を聞く。この店の「パリー」という名前は先代が付けたとのことだが、由来までは聞いていなかったらしい。昭和2年の創業当初は、女給を置いた、いわゆるカフェーだったとのこと。かなり賑わっていたようだ。秩父に芸者が100人もいた時代のこと。そんな時代もあったわけだ。そんな当時の賑わいを支えていたのは、武甲山等で採れる石灰岩をベースにしたセメント産業だ。云うなれば、武甲山の現状の痛々しい姿は、かつての賑わいの代償でもあるし、もっと云えば、かつて海の底で形成されたサンゴ礁のお陰で、秩父にセメント産業が生まれたことにもなる。
そう云えば、タクシーの運転手から聞いたのだが、もう秩父には太平洋セメント(旧秩父セメント)の工場は閉鎖され、無くなったらしい。現在も武甲山から採掘している石灰岩は、熊谷にある工場に鉄道輸送しているだけになった。あとは横瀬に三菱マテリアルがあるだけ。秩父の一時代が終わり、また新たな歴史が始まっているのかも知れない。

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