月いち居酒屋ツアーは、今月は中止となったので、その代わりに参加可能だった二名だけで、ごく内輪に「肉バル」に行ってみることになった。
今日のターゲットは、新富町に、4月17日にオープンしたばかりの店である。そもそも、新富町なんてあまり来ることが無い。会社帰りの経路の都合上、八丁堀駅から歩く。銀座にも程近い場所だが、意外に落ち着いていて、閑静な街並み。 
APAホテル新富町駅前のすぐ隣に「八十郎・新富二丁目」はあった。念のため、予約して来たのだが、かなり空いていたし、予約無しの客もときどき入ってきたので、知名度はこれからと云うことだろう。狙い目だったようだ。
さて、席に着いたら、ちょっとだけ生ビール。次に料理。野菜は、ラタトゥイユ(390円税別、以下同様)があれば十分。あとは、本日の前菜盛り合わせ5種(1,480円)、生ハム(イベリコ・ハモン)盛り合わせ(890円)、トマト煮込みのランブレドット(590円)、牛ランプ200g(1,980円)を注文。こんなに喰えるかな、と心配になる量が出てきたが、なんとか腹に収まった。特に、前菜盛り合わせ5種はボリュームたっぷり。小腹が空いている程度だったら、これだけで十分だろう。
肉がメインなので、ワインは赤オンリーでいきましょう。先ずは、レイナ・エリオノール・レセルバ2011。スペイン・カタルーニャのワイナリー。ぶどう品種は、テンプラニーリョ、ガルナチャ(グルナッシュ)、そしてカリニャン(比率は不明)。かなりいける。酸味は感じるものの濃厚で凝縮感たっぷり、立派なフルボディ。
もうひとつは、ラス・オルマス2006。こちらもスペイン・バレンシアのフィンカ・サンブラスという造り手(日本語のホームページあり。しかもオシャレ)。ぶどう品種は、メルロー90%、テンプラニーリョ10%。意外に、ボルドーぶどうを多く使っている。口に含むと、これも、んまっ。
このところ、チリのワインばかり呑むことが多いが、どうしてどうして、スペインもCPが高い。これが4,000円で呑めれば申し分ない。ここ「八十郎」は、スペインのワインを、独自に直接仕入れしているとのこと、日本にはあまり出回っていないワインが呑めると云うことだ。それにしてもラス・オルマス2006、(安ければ)個人輸入してみたくなった。
とにかく、たっぷり呑んでたっぷり喰って大満足だった。 

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