三ツ峠山に登った翌日、日曜日の帰り道、大月の「月Café」でしっかり喰った後の午後2時過ぎでは、さすがに未だ腹は膨れたままだが、一応、立川で途中下車。こんな時間でも開いている店があるのかどうかを探してみる。どこにも見つからなければ「玉河」に逃げ込むつもり。
北口をぶらぶら。在り来たりなファミレス的店だったら開いているが、生粋のローカル居酒屋では開いている店が見当たらない。こりゃデパートのレストラン街にでも入らないと無理かと思いつつ、伊勢丹の裏を入ると、以前入った「だるま」が開いていた。この時間でも結構、繁盛している様子。
ここでもいいが・・・、と思っていると、同じビルにインド・ネパール料理店があるのに気が付いた。どうやら営業中である。では入ってみよう。
それほど広い感じはしないが、既に10数人入っていて、かなり埋まっている。丁度、ひとテーブル空いていたので其処に通される。席に着いたらメニューを開く。やっぱり先ずビール。せっかくなので、インドとネパールのビールを注文。インドは有名なキングフィッシャー、いわゆるカワセミという名のビール。ラベルにも姿が描かれている。味は、南国のビールにしては結構ドライでコクがある。一方、ネパールのビールはネパールアイス。初めて呑むような気がする。これも意外にキレがあって、日本人のテイストに合う。喉越しもコクも無い、東南アジア辺りのビールとは随分違う。ここには他に、何故かメキシコのビールも置いてある。ちなみにビールはどれも571円(税別、以下同様)と、大雑把な価格設定。
料理は、タンドリーチキン(904円/2ピース)、マトンセクワ(600円)、モモ(476円)を頼む。タンドリーチキンはインド料理だろうが、マトンセクワとモモは、ネパールだろう。特にモモ(ネパール風蒸し餃子)は、インドと云うよりも、チベット文化圏の料理の様である。
個人的には興味津々だったので、更にチキンビリヤニ(695円)を注文。たいていの店でビリヤニを頼むと、何故か、超大盛りで出てくる。この店もそうだ。代謝量が落ちていない人じゃないととても無理。まして、我々は昼食を喰ってから2時間しか経っていない。従って、半分平らげるのが精いっぱい。持ち帰りを頼むと、店側も心得たもので、二つ返事でパックに包んでくれる。味はまずまずだが、かなりスパイシー。米はジャポニカ米のようだ。
この店は、かなりCPが良いようだ。腹を空かせてやってくるにはお薦め。次回はやっぱり、カレーを味わってみなくてはならない。

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