山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

メンチカツ

「特急りょうもう40号」で浅草に18時55分着。もうとっぷりと日が暮れ、ネオンサインが目立つ時間。今宵は、半年ぶりに神谷バーに入店(前回はこちら)。神谷バーといっても、やはり1階は混んでいて入れそうに無かったので、前回同様、2階の「レストランカミヤ」へ入ることにした。こちらの方がまだ空いているはずだし、ゆっくりと呑むには、落ち着いた雰囲気のこちらの方がむしろ良いと思う。
それでも覗いてみるとテーブルが埋まっている状態で、数人が入口で待っている。確かにちょうど混む時間帯。仕方ない、我々も暫し待たされた。ちなみに、根岸に「レストラン香味屋」と書いて「こうみや」ではなく「かみや」と読ませる高級老舗洋食屋(カレーライスでも1,750円もする)があるが、そちらとはまったく関係が無い。
20分ほど待たされて漸く入店が叶う。テーブルに着いたら、先ずいつものように、デンキブラン(270円税込、以下同様)とチェイサー代わりの生ビール(中770円)を同時に注文。やっぱりこれでないと神谷バーに来た気がしない。断酒宣言したクマちゃんの前で堂々と呑むのはやや気が引けるが、呑み始めるとすっかり忘れてしまう。
料理は各自の思いに任せ、スパゲティ・ナポリタン(630円)、海老マカロニグラタン(730円)、メンチカツ(750円)、大皿ソーセージ(1,380円)、カニコロッケ(760円)、ビーフシチュー(1,250円)など、いかにも洋食屋風な料理を注文。どれも本格的でしかもリーズナブルな価格。これがやっぱりカミヤの真骨頂だ。
山から下りてレストランカミヤで喰って呑むのは、かなりリッチな気分になれる。東武特急で浅草へ帰ってくるときには、また是非寄りたい。

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「ホリデー快速ビューやまなし号」で18時25分、立川下車。さて、どうする?と訊けば、なまぐさ和尚が「肉を喰いたい」と云うので、久しぶりに「馬力」を覗いてみることにした(前回はこちら)。
そもそも16時からやっているこの店、土曜日のこの時間帯は結構、混んでいると思っていたが、行ってみると意外に空いていて、どこでもどうぞ、ってな感じ。今日は競馬開催が無いのか、「馬力」人気に陰りが生じたのか、はたまた強力なライバル店が現れたのかは定かではない。勿論、我々利用者にとってはウェルカムである。
確かにこの頃、馬力のようなコンセプトの店はだいぶ増えた。店員が若者で元気が取り柄で、飲み物は日本酒以外のバリエーションが豊富で、料理は肉系が基本コンセプトでボリューム多め、内装には金をかけない分、客単価も抑えめというスタイル。あまりカロリーを消費しなかった山の帰りだと、入るのを少々躊躇う系統の店だ。まあ、今日は一応、入る資格はありそうだ。
奥の窓際の席を確保し、今日はホッピー黒で乾杯。どうもこの手の店は、焼酎+炭酸系の気分になる。メニューをざっと眺めると、意外に魚介系の料理も多いことに気が付く。それに、この店の一番人気は浜コロ(磯のグラタンコロッケ)、二番人気は馬力豆腐だそうだ。それでも今日は、肉っ気満々の和尚のご要望にお応えして、ポテトサラダ以外は、牛すじ煮込み、ハムカツ、馬刺し、メンチカツ、豚おろし生生姜焼きと、ずらりと肉系。とは云え、付け合わせにキャベツの千切りやかいわれ大根、もやし炒めなども一緒に出て来るので、肉一辺倒ではない。
今回、久しぶりにこの店に来て、割とバリエーションが豊富なことに気が付いた。狭い店なので大パーティでは難しいが、少人数の集まりだったらいつ来ても良さそうだ。我々の目線で云えば、「立川やきとん」か「ひだりうまでん助」、「かぶら屋」あたりがライバル店だろうが、その中では一番守備範囲が広い感じがする。またそのうち、お世話になるだろう。その時は、もうちょっと栄養バランスを考えたつまみにしませうね、和尚さん。

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新橋で、(親爺達以外に)人気の店、第2弾。予約しないと入れない店、なのだそうである。「タオ」とは道教の云う「道」のことなのだろうか(それとも店主の名前が田尾さん?)。でも、店の中は意外と洗練された雰囲気で、カフェバー(今は死語か?)あるいはバルと云っても良さそうだ。とても東洋思想との接点は見えない。
しかし店が洗練されている割には、片田舎の駅前食堂に居そうなおばさん店員(ごく個人的な感想なのでスルーして下さい)が給仕しているので、妙な違和感を覚える。そこから「道」、すなわち宇宙とヒトの生との根源的な共通真理を感じてくれ、という深遠な設定なのだろうか。難しくて目眩がしそうだ。
うなぎの寝床の如く長い店。東側の通りに面した入口から入ったが、帰りは西側の通りに出た。東側の看板には堂々と「居酒屋」の看板が掲げられているが、西側には「Dining Bar TAO」 と書いてあり、訳が分からない。確かに居酒屋は酒が呑めるだけでなく、料理も食べられるが・・・。店を東から西へ通り抜けると、東洋から西洋へ。この店にはカオス的空間が渦巻いているのを感じる。
面倒な話はさておき、予約席に案内されると、小生を除く先行組が、すでにテーブルに盛られた料理を、ばくばくもりもり喰っている。とにかく、メンチカツも出汁巻き玉子も、どれも量が多い。とり唐揚げは量も多いが、1つの大きさが半端ない。1つ喰ったらもう十分。2つ目を喰うのに躊躇する大きさである。
それに較べて、飲み物が高め(蕎麦好きオヤジさんの検証結果による)。呑んべえ向きではない、ということだ。従って、とにかく、ばくばくもりもり喰えれば幸せ、という方にはお薦めである。ただし、50代以降でそのような喰い方をすると、身体に毒と思われる。
高かろうが、とにかく先ずビールは呑ませていただく。その後は皆さんと同様、安くて酔うだけの焼酎ボトルで水割り。結果、ひとり2,900円弱だった。個人的には、この店のCPは悪くないと思う。
しかし何故、この店が予約なしでは入れないほど人気があるのか、いまひとつ判らない。とり唐揚げ好きにとっては聖地かも知れないが、そうでない者には、混沌の中にタオを見出すための修行の場のように思えるのだ。

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今日も、「さくらの湯」のあと、「ポッポ駅前屋」に集合。まだ午後3時。
跨線橋を渡り、山北駅前を通り過ぎて「ポッポ駅前屋」へ入ろうとすると、目の前に子供連れの家族二組がやってきて、店の中へ入っていった。ところが、店の女主に「ご飯ものができない(米を切らした)」と云われ、残念そうに出て行く。そうか、ここは居酒屋じゃなくって、食堂だったっけ。こちとら、炭水化物は特段、必要が無いので、つい忘れていた。従って、ご飯が無くったってへっちゃらである。酒呑みでよかった、と入店。
小上がりに4人用テーブルを確保したら、早速生ビールを注文。店内を見渡すと、囲炉裏端の席で焼酎やらウィスキーやら、割と静かに一杯やっている連中(たぶん、地元の方々)や、我々のテーブルの奥では、焼酎のボトルを並べて怪気炎を上げてるグループ(たぶん、地元の方々)がいて、まだ陽が高いのに、既にかなりご機嫌な様子である。
やってきた生ビールを写真に撮り、Google+へアップしようとしているうちに、大人数(たぶん10数人)のハイカー(又はトレイルランナー)がやって来たが、さっきの家族同様、炭水化物が目当てだったようで、同じようにすごすご帰っていく。と思えば、又、別のグループがやってきて、今度はアルコールが目当て。目出度く入店となり、小上がりのテーブル席に着いた。今日も大層な客の入りである。この頃、来る度に客の入りが増えているような気がする(このブログでちょっと宣伝し過ぎたせいかな)。
やがてメンバーが揃ったところで乾杯。ビールの後は、ウィスキーの抹茶割を呑んでみる。今日のつまみは、メンチカツと揚げ茄子を喰ったところで時間切れ。これからなおちゃん、アユラシが待つ新宿へ移動だ。
山登りを続ける限り、そしてこの世に西丹沢の山々がある限り、そしてそして山北駅前に「さくらの湯」があって、且つビール販売を始めない限り、ここ「ポッポ駅前屋」 にはまた来るだろう。でも、予約が必要な店にはなって欲しくないので、くれぐれも、よろしく願いたい。

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ひさしぶりだと思ったら、まだ1年経っていなかった。夏山合宿の候補地と日程を決めるため打ち合わせ(≒と云う名の呑み会)が必要だと云うことになり、それではと、ここ「酒蔵秩父錦」にしてみた。出席者が6人となったため、奥の座敷を使えないかと思って予め電話してみたがだめとのこと。物置になっちゃっているのかも知れない。そうなると、コの字(とエの字の中間的な)カウンター席の角に座ることになる。
千葉方面から京葉線でやってくる場合、陽気が良ければ八丁堀駅から歩くのが一番近い。前回は、有楽町駅から歩き出し、道の南側から店にやってきたが、今回は北側から。でも、どちらからやってきても、この店の存在感は異質である。そこだけ空間が違う。ここが銀座であることが、錯覚させる要因の一つかも知れない。もしこの店がそのまま秩父市街や川越の蔵造り通りにあったとしたら、すっかり溶け込んでしまい、マニアでもない限り目を留めることはなさそうな気もする。
それでも中に入っていると、外観同様、中も思い切り枯れている。巷には、外観はレトロだが内装はモダンと云うレストランもあれば、外は現代風なれど、中だけはレトロ感を演出している居酒屋もある。その点、ここは外見も中身も同じ、そう云う点で極めてピュアな居酒屋である。これがこの店の真骨頂であろう。中に入ると我々のうち先に来ていた3人以外、他に客はいない。あとから二組やってきたが、カウンター席には座らず、四人掛け席に着いた。最初から最後までカウンター席は事実上、我々の貸切状態である。
「秩父錦」の店でも、最初はやはりビール。そのあとは、「秩父錦」を燗にしてもらう。これぞ淡麗辛口。つまみは、ポテトサラダ、モツ煮込み、さつま揚げ、メンチかつ、ウルメイワシ、空豆、カミカツを注文。ここは、さつま揚げとカミカツが名物と云っていい。さつま揚げは、出てきた瞬間はパンパンに膨らんでいるが、見る見るうちに(カメラを向ける間もなく)萎んでしまう。その分、ふわふわである。カミカツは日本酒の肴になりうるのか、と思ってしまうが、これも辛口の秩父錦ならではの組み合わせと云っていいだろう。これは、この店が持つもう一つの顔である。

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今年の2月以来の「ポッポ駅前屋」訪問。「さくらの湯」でさっぱりしたあとは、ここに来ない訳にはいかない。いつものように、いの一番で暖簾をくぐると、今日も囲炉裏席で、ボトル焼酎を一杯やっている(たぶんご近所の)ご仁おひとりと、奥の小上がりの左側にハイキング客ふたり組。「あとから5人来ます」と告げると、女将さんが小上がりの右側に重い座卓を2つくっ付けてくれた。ここの座イスはちょっぴりだけ高くなっていて、腰や膝の関節が硬直した者には座り易くて助かる。
今日は陽気が良いせいか、店内にはエアコンが利いている。でも腰を落ち着けたら、先ずは「生ビール」を注文。すぐに「生ビール」がやって来ても、先ずはスマホで撮ってGoogle+にアップロードし、今度はブログ用にカメラで撮るまではおあずけ。たいていの場合、そのあいだにビール泡はだいぶ萎んでしまうが暫し我慢。漸くビールに口を付けたら、その瞬間から山モードは終了し、呑みモードに切り替わる。もう駅より遠い処へは歩けない。
以前この店は、あまり時間が早いとたいして一品料理(≒酒の肴)がなかったが、この頃は割と増えて、壁の短冊に張ってある料理はどれもOKになったような気がする。それはひとえに、そのようなニーズ(≒昼呑みする輩)が増えてきたことによるのではなかろうか。我々にとって益々居心地が良い環境が整ってきたようである。
そのうちに皆が三々五々やって来て、ごくろうさんと6人で乾杯。その頃になるともう殆どビールは残っていない。で、追加注文。併せて、メンチカツや枝豆、イカ丸焼き、黒はんぺん、ハムカツなどのつまみも注文。今日は、この店だけで帰る方々も多いので、たっぷり時間をとって、辛うじて咲いていたサンショウバラをネタに暫しの宴席。ついでに、箱根の山を挟んだ、はんぺん食文化の違いについても話のネタとなった。日々是好日也。

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遠見山から大杉山を歩いてミツマタを眺めた帰り、つい2週間前に来たばかりなのに、再び「肉の佐藤」入店。今回は、もつ焼き鑑定士(隊長)による、もつ焼き品質の抜き打ち立入監査のようなものである。まだ、時計は16時半。この時間だと、客の入りは半分程度。(のんちゃん、アユラシが待っている)新宿での先約があるため、時間限定(ロマンスカーも既に予約済)でさっと呑んで、さっと喰うことにする。
そうなると酒は、速効性のあるシャリ金ホッピーで決まり。もつ焼きの注文は隊長に任せ、下々の我々はポテトサラダ、冷やしトマト、パリパリキャベツ、レバカツ、レバテキ、メンチカツを頼む。隊長は、かしら、しろ、てっぽう等を塩、タレ取り混ぜて発注する。この店は、もつ焼き以外のメニューもバリエーションが広く、かつどれも水準以上に美味いところが魅力。1時間足らずのうちに、しっかり呑んでしっかり喰った。
隊長が云うには、もつ焼きは、大のお気に入りの吉祥寺「かっぱ」には敵わないそうだが、それでも問題なく滞りなく、抜き打ち検査は合格。もうこの店は我々日本支部の御用達と云ってもいいだろう。ところで、本厚木のゆるキャラがあゆコロちゃん(豚のあたまに鮎が載っている)というくらいだから、この界隈には豚を使った料理店は多いはずだ。しかし未だ、この「肉の佐藤」以外で喰ったことがない。そう云えば本厚木で、鮎もシロコロ・ホルモンも未だ試したことが無い。そろそろこの店以外にも目を向けても良いかも知れない。あ”ー、鮎の季節が待ち遠しい。

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この頃のアユラシと行く番外編は、主に昭和ノスタルジックな居酒屋訪問シリーズと化しているが、今回(第4回目)は慶応三田キャンパスの直ぐ近くにあるこの店。田町駅からだと結構ある。ここも「根津の甚八」で出会った酒場通に教えてもらったところだ。吉田類の酒場放浪記にも登場している。酒屋が120年前からあった建物をリニューアルして、10数年前に居酒屋を開業したとのこと。となると昭和ノスタルジーどころではない。たしかに外観は、古い酒屋をそのまま残している実に良い面構えで、雰囲気だけで酔える。場所柄、客は慶応の教員や学生が多そうだ。中に入ると、7人掛けのカウンター以外はテーブル席。左手奥にもテーブル席がありそうだが見ていない。昔乍らの天井が高い店は開放感があっていい。先ず生ビールで喉の渇きを癒したあとは、石川の銘酒・菊姫 山廃純米無濾過原酒を注文。ところが、受けた筈の女将(?)はすっかり忘れてしまったようで(「すみませ~ん」と言っても、忙しそうに「お待ち下さ~い」と言われ、唯、暫し待つばかり・・・)、だいぶ暫くしてから他の女性店員に伝えることができ、何とか菊姫にありつくことができた。ふぅ。この頃頼むことが多い、腰の強い濃醇系だ。その後は原酒ではない菊姫 山廃純米にスイッチ、こちらの方がだいぶ呑み易い。ぐいぐいやる。料理は、純和風のものから、ポークリブ、いかわたとげそ入り特製みそのオーブン焼き、ガーリックトーストやオムソバ等、ちょっとハイカラなものまで幅広い。その中から、スズキ刺身、メンチカツ、舞茸天麩羅、冬瓜煮鶏そぼろあんかけ、茄子焼きを注文する。どれも結構なボリュームで出てくるので、二人だったらこれで十分、満腹になった。これでもうちょっとサービスが良くて、駅に近かったら言うことが無いのだが・・・。
(残念ながらスマホ(Galaxy S3)画像なので、鮮明さはご容赦願いたい)

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日川沿いの「ペンションすずらん」で軽く喉を潤したあと、いつものように立川へ(山の記録はこちら)。何度かフラれている「かぶら屋」も、今日は3人と小パーティなので晴れて初入店。入ってみれば意外に小さい店なので、7、8人の団体ではそもそも無理があるようだ。若い店員がきびきびと動き回っている。テーブル席に着いたならば先ず生ビール、その後はひたすらハイボールにしてみた。飲み物メニューは基本的に焼酎系で、日本酒には拘りが無さそう。肴は焼きトンとおでんがウリとのこと。この手の店は最近、立川に多い(立川に限らないかも知れない)。黒はんぺん(100円/本)とポテトサラダ(280円。ごくスタンダードだが、美味い。レシピを訊きたい)、パリパリキャベツ(200円)、テッポウ(80円/本)、シロ(80円/本)、モツ煮(280円)、冷しトマト(250円)、メンチカツ(??)、お新香(280円)を注文。どの料理もかなり安いが、かなり美味い。これも人気の理由だろう。注文して程無く料理が次々出てくる。このスピーディさもこの店のウリなのかも知れない。何れにしても、今後は催行人数が4名以下の場合にまた覗いてみたい。

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「志婦や」を出た後、まだ時間が早いので(というよりもやや喰い足りない気分だったので)、ホッピー通りに繰り出してみたが、どの店も半オープンな店構えで、茹だるような今日の陽気ではあまり快適そうではない。そこで、つくばエクスプレス駅寄りの水口食堂に行ってみた。ここで「水口食堂」と書いたが、正確には「食事処 酒肴 浅草 水口」である。土日は朝9:00からやっているらしい(ということは、朝9:00から飲めるという意味でもある)。1950年創業。メニューは何と100種類以上あるらしい。しかも、丼物やパスタを除けば、全ての料理は単品か定食(ご飯と味噌汁付)のどちらも選択できるという、右党でも左党でも、いっしょにどうぞというシステム。お酒が飲める大衆食堂というのは時々あるが、定食メニューのおかずが全て酒の肴になってしまうところはなかなか無く、実にすばらしい。
扉を開けると1階はほぼ満席。ではこちらにどうぞと、女性店員に連れられて2階へ上がると、我々以外に一組だけ。でも次第に客が増え、いつのまにかテーブル席はいっぱいになってしまった。ビールと共に注文したのは、定食屋らしく、「自家製ポテトサラダ(380円)」、「メンチカツ(630円)」、そしてこの店の名物「いり豚水口オリジナル(580円)」。「自家製」というのと「水口オリジナル」という、ネーミングの使い分けが少々気になる。「ポテトサラダ」は舌触りが実になめらかで味もマイルド。マヨネーズは自家製なのかも知れないが、料理そのものは「自家製」というよりも「オリジナル」って感じで、独特の美味さがある。次に「メンチカツ」。結構なジューシーさで、ビールに良く合う。忽ち平らげる。
店が混んできたせいか、その次の「いり豚」がなかなか出てこないな、と思った矢先、若い女性店員(って死語かな。今時はホールスタッフか)が、わざわざ「すみませんが、もう少々お待ち下さい」と言いに来た。なにも言ってないのに・・・。程無くしてちゃんと「いり豚」がやってきた。デミグラスソース的な味がするので、ビーフストロガノフのポーク版という感じだが、酒の肴としても結構イケる。豚肉を使ったところは確かに「オリジナル」かも知れぬ。さて、食べるものを食べたしそろそろ帰ろうかなと思いつつ見回すと、件の店員と一瞬眼が合ったと思ったら、すぐさま伝票を持ってきて「会計は1階でお願いします」と言う。なにも言ってないのに・・・。まるでテレパシーを感じたかの如くの応接にいたく感心した(本当にテレパスかも知れないが)。テレパスでなかったら、是非うちの会社で働いてもらいたい。

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店のHP: 水口食堂 

今日の山行(含、打ち上げ)は8人の大所帯。元々、上野原駅から飯尾行バスに乗り、大茅尾根を辿って大沢山を目指す筈が、早朝、豊田駅での人身事故発生で急遽、計画変更を余儀無くされた。高尾駅プラットホームでの検討&協議の結果、手頃な場所にある倉岳山を、多少なりとも涼しそうな沢沿いの一般道から登ったのだが、暑くて死にそうだった。安易が過ぎるとろくなことにならない。ヨタヨタとなんとか立川駅に戻り、高砂湯でさっぱり汗を流した後、まだ16時20分だったので「かぶら屋」を覗いてみたのだが、やっぱり既に満席。それでは、と並びの「馬力」に入ってみると、奥の涼しそうなテーブルは(花火見物終了後に入店するという客により)既に予約とのことで、扉の目の前の(暑そうな)テーブルしか空いておらず、左様ならばさようなら。花火祭りと競馬開催日が重なり、意外に人の出足が早く、且つ店側も少々強気の対応。まだ17時前なので主だった店も開いておらず、ならば困った時の「だるま」に入店。丁度ウマイ具合に8人分の席が確保できた。いざという時にほんと頼りになる店である。
いつものようにシロとテッポウを注文し、ビールとチュウハイで乾杯。肉豆腐、メンチカツ、なす味噌炒め等も注文。その後はこの店ならではの時間がゆるく流れる。今日はのんちゃんの長女(さいちゃん)とその彼氏がゲスト参加してくれ、だいぶ酒の肴になってくれたおかげで、みんなたっぷり飲んで満腹になった。 

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