またパキスタン料理を喰いたくなったので八潮へ。ヤシオスタン第3弾は、「アルカラム」。たぶん、ヤシオスタンの店はこれで打ち止めと思われる。以前入った「カラチの空」とは50mぐらいしか離れていない。自家用車でやってくる場合、近くのコイン駐車場に止め、その旨を店員に告げると、その駐車料金分を支払総額から引いてくれると云う、変わったシステム。
「アルカラム」は、エントランスも店内も、やけにシンプルであるが、それが逆にDeep感を演出している。ガランとしていて広い。客は我々以外に、1人客が3人(うち、1人はパキスタン人らしかった)来ただけだった。残念ながら、ここも「カラチの空」と同様、アルコール類は置いていない。
頼んだのは、マトンとダール(豆)のハリーム(サラダ、ナンが付いて1,000円)、チキンビリヤニ(サラダが付いて1,000円)、タンドリーチキン(800円、4ピース)、ラッシー(300円×2)を注文。チキンビリヤニには勿論、ライタがついてくる。タンドリーチキンにも漬けダレのようなもの(名前は失念)が付いてきたが、辛そうなので味は見なかった。ラッシーはちょっと甘過ぎ。
ハリームは、原材料のオオムギもダールもマトンも、原形を留めていない程煮込まれている。ハリームとはペルシャ語で「忍耐」という意味、つまり出来上がるまで忍耐が必要と云うことらしい。ちょっと緩めのジャム位、流動性が少ない。味は意外に優しいが、唐辛子の辛さは後からじんわり利いてくる。ダールは、味からしてレンズ豆だろうか。ナンが付いてくる必要が無いくらい、オオムギとダールがたっぷり入っているようだ。
チキンビリヤニはとても色鮮やか。味もパラパラ加減も申し分ない。ライタを掛けて喰うのもイケる。チキンの腿肉がゴロンと、少なくとも2ピースも入っている。まこと美味いのだが、とても食べ切れる量ではない。
タンドリーチキンはかなりスパイシー。しっかり漬込んであるようだ。ジューシーさは今一つだが、昨今味わったことが無い程、美味い。
結局、タンドリーチキン2ピースと、チキンビリヤニのおよそ半分をお持ち帰り。それでもお腹パンパン状態。八潮のパキスタン料理店は、巷の中華料理店と同様、出来る限り大人数で行く方が効率的である。 

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