買い物があったので、久しぶりに独りで銀座へ出た。ちょっと早過ぎて、店の開店時間はまだだったので、「サンマルクカフェ銀座マロニエ通店」で電子書籍を読みながら時間潰し。時間は9時半頃。こんな時間でもかなり混んでいる。友達と待ち合わせというよりも、本を読みながら、のんびり休日を過ごしているひとり客が多い。外国人も結構多いのは、やはりデパートやブランドショップの開店を待っている感じだ。
やがて買い物を済ませた後、ついでに「好日山荘」で登山用品を物色。あれこれ見たが、さほど物欲が湧いてこないので、手ぶらで店を出る。もう11時過ぎ。せっかくなので何処かでビールでも呑もうかと、少々考えあぐねた末、銀座1丁目の「マロニエゲート」内にある「クラフトビールタップ」に入ることにした。この姉妹店である、ヨドバシAKIBA内の店も先日訪問済み(そのときのレポはこちら)。
「マロニエゲート」は11階と12階がレストランフロアで、「クラフトビールタップ」は11階にある。5階から9階まで東急ハンズが入っているので、ついでにうろうろするが、やはり買いたいものは見つからない。どうもこの頃は、目的を持っていないと購買意欲が働かない。別に余計なものまで買う必要は無いが、目を惹くものが無いのも、馬齢を重ねたことに起因するかと思うとやや切ない。
ともあれ、「クラフトビールタップ」に入店。秋葉原の姉妹店は窓に面していない店だったが、ここはかなり外の眺めが良い。先客はひと組のみ。まだ時間が早いせいだろうが、帰る頃になっても客はせいぜい4組ほど。銀座では、クラフトビールの昼間呑みはそれほど好まれていない様子。というか、呑み助は銀座にはやってこない、ということか。これが上野のガード下や浅草だったらこうはいかない。もうこの時間だったら、賑やか過ぎて、気後れして入れない恐れだってある。銀座は狙い目なのか、それともこの店のネームバリューがいまひとつなのか、良く判らない。
さて、ビールは何にしようかと暫し思案。せっかくだから、樽生クラフトビールの、パイクIPA(1,050円/330ml税込、以下同様)にしてみた。このIPAは、香りも苦味も申し分ない。アメリカのクラフトビールだって、イケてると思う。料理はポロネーゼのシュペツレ(1,000円パン、サラダ、コーヒー付)にしてみた。いわゆるドイツ風パスタ。ビールによく合う。銀座で、気取らない店に入りたいときにはここはお奨め。ディナーにも興味はあるが、やはりこの店は、太陽の日差しが良く似合うような気がする。

20160731_114422

20160731_110949

20160731_111047

20160731_111131

20160731_111247

20160731_111317

20160731_111430

20160731_112020