山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

ホルモン焼き

シャトー・ルミエール新酒祭りの帰りは、浜っ子Woodyさんもいるからと、八王子で途中下車し「多摩一」へ行くことにした。前回は、午後5時半に来ても満席で入れなかったので、今回は念のため、予約の電話を入れての来店。ところが5時前の入店のせいか、我々7人以外、客はおらず。この時間に来れば、予約は不要だったようだ。
この店は、昭和24年創業とのこと。昔は地下ではなく、1階にあったように記憶しているが、あまり自信が無い。何れにしても、子供の頃からこの店があったことは覚えている。勿論、その頃は入った訳ではなく、単に通り過ぎただけ。子供の頃は、その直ぐ近くにある「都まんじゅう」の製造マシンを見る方が興味があった。
「多摩一」に入るようになったのは、大学に入ったあと(当たり前だ)。中学時代の友人と何回か入ったことがあった筈だが、その後は八王子から離れて生活するようになったこともあって、とんとご無沙汰。おそらく30年ぶりぐらいの入店であるため、店内の様子はちっとも記憶が無い。
我々の席は厨房から見て反対側の隅っこ。無垢の板や柱が店内の装飾や、テーブルに使われていて重厚な感じ。味噌樽らしきものがテーブルになっている。モダンな内装からは、ちょっと浮いた感じがしないでもない。また、何故だか油絵も何枚か飾られていて、普通の居酒屋に無い、不思議な雰囲気を醸している。奥には座敷もあるようだ。
我々の後から、三々五々、客が増えて来る。熟年夫婦連れをはじめ、中高年の割合がとても高いが、若いサラリーマンや学生もちらほら。独り呑みも結構いる。
やっぱり、スタートは生ビール。山から下りてもう6時間以上経つが、漸くビールにありつくことができた訳だ。メニューを見ると、料理の数が半端ない。ざっと100種類余り。この居酒屋の歴史が現れているようだ。何でもある感じだが、特に豆腐料理の数が多く、メニューでは独立した分類になっているところが、他ではあまり例を見ない。
鳥皮せんべい、ハムカツ、鳥皮ポンズ、ポテトサラダ、ほうれんそう炒め、サンマ塩焼き、ホルモン焼き、ちくわ磯辺揚げなど、どどっと注文。
其々それなりにイケるが、なかでも鳥皮せんべいは、いわゆる唐揚げだがパリッとしていて予想以上に美味い。ビールの伴によく合う。ポテトサラダは残念ながら凡庸。まだまだ料理は山ほどあるので、当分、「多摩一」通いができそうである。

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冴えない天気の割には、奥多摩駅前はバスを待つハイカーでやっぱり溢れかえっていた。当然、東日原行のバスも増便されたが、それに先だって川乗橋行きの臨時バスが出て行った。東日原方面の客は、大半が川乗橋で降りるため、そのような運行措置にしたのだろうが、川乗橋行きバスなんて初めて見た(いったい大型バスが、あんな狭い場所で反転して帰って来られるのだろうか・・・)。
我々は東日原から鷹ノ巣山、久しぶりだ(山の記録はこちら)。往路はほぼ10年ぶりの稲村岩尾根。約3時間、ヒルメシクイノタワ以外ほぼ一本調子で登りっぱなしの尾根だが、登り始めは紅葉のはじまり、途中で最盛期、山頂付近は既に冬景色と、変化のある眺めで癒される。まさに、下降中の紅葉前線と擦れ違うように登ったことになる。高校山岳部時代は紅葉なんて眼中になく、只、早く山頂に着かないかと思いながら登っていただけのような気がする。
榧ノ木尾根もほぼ同様の錦模様、飽きることなくあっという間に「丹下堂」に辿り着いた。朝からどんよりした空だったが、なんとか降られずに済んだ。
今年の1月以来の「丹下堂」訪問。前回は雲取山の帰り、鴨沢西からバスに乗り、わざわざ途中下車して寄ったのだが、今回は榧ノ木尾根を駆け下っての入店。店内は一組だけ。天気がいまいちだと、行楽客(特に二輪派)は敏感に反応するようだ。
山から下りて汗だくだったら、風呂に入る前に先ずビールを呑みたいところだが、今日は山頂の寒さで凝り固まった筋肉を弛緩させるため、風呂が先。今日も男風呂はひとりで貸切状態。
風呂から上がったら、早速、ビールと鹿肉(鉄板焼き)を注文。ひとりでやらせていただく。う~ん、美味い。ビールに良く合う。つい、みんなが風呂から上がって来るまでに平らげてしまいそうだ、まずいまずい、ゆっくり味わおう。

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雲取山に登った帰りは鴨沢BSからバスに乗り、熱海BSで途中下車。まだ午後1時前。およそ1年2ヶ月ぶりに「丹下堂」訪問(前回はこちら)。女将さんに聞かれ、雲取山から下りてきたと話すと、「(こんな寒空に登るなんて)みなさん、お好きなんですね~」とお褒めのお言葉を、ややあきれ顔で頂戴する。そりゃそうかもなあ、でもそんな物好きが7人も、1時間に1本も走っていない路線バスをわざわざ途中下車して、この店へやってきたことも同程度に奇特だよ~、そこんとこも褒めてくれよ~。而してその訳は、日帰り温泉とビールと鹿肉焼きがあるから。奥多摩湖畔で、日帰り温泉は峰谷橋の馬頭館(但し、時間は16時までで、料金1,000円)とここだけ、鹿肉焼きはここしかない。この3つが揃っているところは「丹下堂だけよ!」ともっとアピールしていいんじゃないだろうか。もちろん、我々としてはあまり混んでしまうのも困るので、そこそこ儲かる程度(潰れない程度)に流行って貰えれば十分なのだが。
750円支払って風呂場へ。男性は1階、女性は2階にある。時間が時間だけに、風呂は男女とも完全、貸切状態。男湯は湯温39~40℃だったが、それほど冷え切っていない身体には丁度良かった。湯はもちろん循環式だが、このアルカリ性で仄かに硫化水素臭がする「鶴の湯」の湯は、肌触りが柔らかで心地良い。すっかりさっぱりして食堂に戻り、日が差し込んでぽかぽかの囲炉裏端に座る。湖面も見えてちょっとだけリゾート気分。
湯上りはもちろん待ちかねた(鴨沢BSでは飲むのを我慢した)ビールと、この店の名物鹿肉焼き(1,300円)。臭みは全くなく、今日も味加減は丁度良い。ビールに良く合う。全員が揃ったところで雲取山登頂の祝杯をあげ、他にも、とろろめし定食やら、やまめ塩焼き、ホルモン焼き、なす焼などを思い思いに注文。ここは、ホルモン焼きもかなりイケると思う。
はじめは14時7分発の奥多摩駅行きバスに乗ろうかと思っていたのだが、ビールと料理とぽかぽか陽気で、良い気分になり、そんなのはどうでもよくなった。奥多摩駅15時26分発のホリデー快速おくたま2号に乗られれば十分と、次の14時55分発のバスまで、ゆったりまったりした。

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