月いち居酒屋ツアー。今日は1人欠席で5人の宴。先週の初め、軽いぎっくり腰を患ってしまい、残念ながら山は暫くお休みとならざるを得ない。山に登らないと勿論、「山から下りた」ネタを仕入れることができず、このブログは忽ち干上がってしまう。そこで、さしあたり多少の腰痛は我慢して、なんとか「番外編」で喰いつなごうと云う、姑息な手段に頼るしかないが、平にご容赦願いたい。
今日の店は、神田の「鶴亀」という、神田のオヤジ連御用達の大衆居酒屋。居酒屋にしては中華料理がかなり豊富なので、中華居酒屋と云った方が相応しいかも知れない。店員も須らく中国系の若い女性である。
この「鶴亀」の在る場所は、神田駅北口を出て直ぐ。かつて「小次郎」という、我らが隊長のお気に入り焼きとり屋があった場所の、すぐ向かい側。「小次郎」の場所には、外観の風情そのままに、別の店(名前は失念)が入っていた。
個人的には、久しぶりの「鶴亀」入店となったが、いつのまにかだいぶ小奇麗になった感じがする。もうちょっと昭和感があったような記憶があるが、ホントに改装したのか、気のせいか、記憶が惚けてきたせいか判らない。
いちおう予約を入れたためか、席は2階とのこと。1階しか入ったことが無かったので、2階があるとは知らなかった。階段を上がると、いつものように先行組は、既に良い調子になっていて、焼酎のボトルを並べている。料理も、ソース焼きそば(500円税込、以下同様)、鳥皮煎餅(350円)、焼き鳥盛り合わせ(550円)、焼きビーフン(600円)、肉野菜炒め(450円)が並んでいる。最初から、炭水化物系が多めだな。
今日もやっぱり暑いので、生ビールで追い駆ける。その後は他の者と同様に、焼酎水割り。追加料理は、焼き餃子(600円)、バンバンジー(350円)、ホルモン炒め(450円)、ポテトサラダ(320円)、ネギ玉(450円)、梅キュウ(280円)にした。焼き餃子は、この店にしては随分高めだが、タレなんか不要な程、しっかり味が付いていて、如何にも居酒屋の餃子という感じで美味い。 ポテトサラダはきゅうりとニンジンが入ったスタンダード。これも普通以上に美味い。ネギ玉は、ニラの代わりにネギが入ったもの、と云う感じだが、意外と見掛けない。醤油をかけるべきか、ソースをかけるべきか悩むところだが、どちらも美味かった。ケチャップでも良いかも知れない。
かなり呑んで喰って、5人でしめて10,560円。計算間違いじゃないの?と、つい思う程、格安である。センベロとまではいかないが、蕎麦好きおやじさんが大満足であるのは、云うまでもない。この低成長時代にこそ相応しい居酒屋である。

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