山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

フレンチフライポテト

「宮沢湖温泉喜楽里別邸」で温まった後、飯能駅まで路線バスで移動。飯能駅では少々時間があったので、駅ビル内の「くまざわ書店」で立ち読みして過ごす。何だか、山に来たことを忘れる。飯能駅からは「レッドアロー号」に乗って、ちょっとリッチに池袋へ出る。
ここまでは快適だが、このあと山手線と地下鉄大江戸線に乗らねばならぬ。今宵は六本木で忘年会なのだ。リュックサックを背負って通勤電車に乗るのは少々気が重い。今回、六本木にある「ぶどう酒食堂さくら」をセレクトしたのはアユラシ。何度か来ているらしい。
小生だったら六本木の店なんぞは思い付きもしない。職場が海浜幕張なので、会社帰りに六本木へやってくることも、とても少ない。せいぜいカミさんと国立新美術館に来る時に寄るぐらいだろうか。ましてや、まさかリュックサックを背負ってやってくることになるとは想定外だった。
「ぶどう酒食堂さくら」は外装が全てガラス張りになっていて、煌びやかさが外に漏れている。年の瀬だから尚更なのだろうが、やっぱり六本木の呑み屋はちょっと違うなと感心。こちとらは北千住の裏路地ばかり歩きまわっているので、六本木の灯りはやけに眩しい。
山帰りの2人が到着すると、既に呑み会直行組は着いていた。120分呑み放題付5,000円ぽっきりなので、全員揃ったところでスタート。料理は全て洋風。前菜は生ハムとサラミの盛り合わせ、サラダ、白身魚のカルパッチョ、フレンチフライポテト、ムール貝の白ワイン蒸し、ピザ、豚ロース炭火焼きステーキなど、続々と出て来るのでボリューム十分。ビールで乾杯した後は、ひたすらワインで盛り上がった。偶には山から下りて六本木も悪くはない。

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その4

その3

その2

その1

特急「きりふり」で、終点の浅草で下車。北千住で下りずに浅草まで出るのは久しぶり。荒川鉄橋を渡って北千住に到着、という場合と、隅田川鉄橋を渡って浅草に到着する場合とでは、少々趣きが違う感じがする。
せっかく浅草に出て来たので、これも久しぶりの、浅草を象徴する「神谷バー」に寄ってみることにした。創業は明治13年、現在の建物は大正10年竣工で、国の登録有形文化財に指定されているという古いビルだが、内装は10数年前にリニューアルしてずいぶん奇麗になった。
1階がいわゆる「神谷バー」で、2階が「レストラン・カミヤ」という洋食レストラン、3階は「割烹神谷」という和風レストランになっている。もちろん、目当ては1階だ。ところが、いつものこととは云え、やっぱり「神谷バー」は混んでいたので、「レストラン・カミヤ」に入店。こちらはたいてい、空いている。メニューは大して変らない(神谷バーの方がやや豊富)のに、何故かいつも混み具合に差がある。
「神谷バー」には、ガヤガヤした客の話し声と、店員が生ビールや電気ブランのグラスを慌ただしく持ってくる時の、カチャカチャと響く音がハーモニーとなって、猥雑ながら不思議と居心地が良い雰囲気がある。一方、レストラン・カミヤは落ち着いた大人の雰囲気で、心なしか店員の動きも緩やか。どうやら「神谷バー」へやってくる客は、前者の雰囲気を好むようである(小生もどちらかと云えば前者)。
席に落ち着いたら、先ず頼むのはデンキブラン(270円税込、以下同様)。もちろん、チェイサー代わりの生ビール(中770円)も忘れてはいけない。ここはいわゆる洋食屋なので、料理もフレンチフライポテト(460円)、ポテトサラダ(470円)、舌平目のカツレツ(820円)、ピザ(780円)、カニコロッケ(730円)、魚のミックスフライ(900円)を注文。
ここのフライドポテトは細切りではなく、ひと口大のごろんとした大きさの素揚げ。いつもだったらジャーマンポテトの方を頼むが、ホクホク感はこちらの方が上。ポテトサラダはドレッシングが掛かっているタイプで、居酒屋では見掛けない。舌平目のカツレツはここの名物料理と云って良いだろう。辺りを見回しても、これを食べている客は多い。
3人ではこれだけ食べるのがやっとで、大満腹大満足になった。ここへ来ると呑み気よりも喰い気に走るのは仕方が無い。次回はなんとか1階にもぐり込みたい。

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