うなぎを喰った後(美味い物を喰ったことによる充実感はあるが、満腹感的にはいささか物足りなかったということで)、もう一軒行こうと今度は洋食系の店。山手線を潜った東側に「ランプキャップ神田店」があった。こちら側はあまり来ることは無い。いつの間にか「肉バル」という言葉ができていたらしい。知らなかった。必ずしも肉好きではなくなりつつあるせいで、アンテナが低くなっているせいだろう。いい日本酒を置いてある居酒屋に対するアンテナは高くなっているが・・・。
店に入ると、直ぐ右に巨大な牛肉がぶら下がっていてドキッとするが、良く見るとオブジェだ。ここが肉の店(肉バル)であることを雄弁に物語っている。
席に着いたらメニューを広げる。先ずは飲み物。やはりワインでいこう。「バロン・フィリップ・ド・ロートシルト・ベルジェ・バロン・ルージュ2013 (2,800円)」を頼む(この頃の日本酒の銘柄の名前も長いが、フランスワインはとにかく長い)。「バロン・フィリップ・ド・ロートシルト」の名前に釣られて頼んでみたが、軽くてタンニンやスパイシーさも殆ど感じられず、酸味だけがやけに強い印象。「シャトー・ムートン・ロートシルト」がボルドー5大シャトーに選ばれている「バロン・フィリップ・ド・ロートシルト」と云っても、ピンキリなのが良く判った。ちなみにこれは酒屋では1,500円くらいするシロモノらしいが、ちょっと信じられない。これじゃあチリワインに勝てっこない。ボルドーの先行きは暗い。
そんなことはさておき、ワインのあてにはブルーチーズ、肉まみれ牛すじココット、ソーセージなどを注文。つまみはまずまず美味い。そのうち偶には、がっつりビーフステーキでも喰いに来てみようか。

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