山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

チーズ

今日も忘年会。蕎麦好きオヤジさん達との月いち呑み会は、この頃いつも新橋だったので、久しぶりに銀座にしてみた。店は云わずと知れたオールド・バー「BRICK」。銀座の並木通りにあって、普通のさらりーまんでもそれなりに良い気分になるまで酔えるリーズナブルなバーである。もちろん、隣りにドレス姿の女性なんてやって来ない。この界隈のそう云う店は、支払いがひとケタ変わる。
1階の扉を開けると、カウンター内のバーテンダーが、顔を見るなり「ご予約のお客さんですね、地下階へどうぞ」と云う。まるで顔に書いてありますよ、と言いたげな、随分と勘がいいバーテンダーだ。下ってみると、いつものように小生以外は既にスタートしている。ボックス席は我々だけ。
地下階は、やけに暗い。こんな闇の中で男6人が呑むのは、やや不思議な構図である。暗がりに知り合いが居たとしても、たとえ幽霊が居たとしても、気が付きそうにない。その意味で、ひたすら酒呑みに没頭することができる、呑んべえには有難いシチュエーションである。
今日は、マッカラン12年のボトルが6,000円で呑めるとのこと。そいつは豪気だ。普通は、ワンショット1,500円だから随分とお得だ。今日はビールも我慢して、もうこれ以外は呑まないことになった。
つまみは、それほど凝ったものは出て来ないが、チーズやクリームコロッケ、オムレツ、ソーセージ盛り合わせ、ピザ・マルガリータと、それなりにはある。これだけあれば、あとはマッカランを傾けるだけ。シングルモルトにしては口当たりがソフトなので、くいくいイケる。結局、6人でマッカラン12年を2本を平らげた。それでも一人当たりのウィスキー代は2,000円なので、蕎麦好きオヤジさんも含め、全く申し分ない。久しぶりに気持ち良くスコッチで酔った。

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本来、月いち格安居酒屋ツアーなのだが、たまには格安に拘らず、毛色が変わった店に行こうと云う要望もあり、洋食系に行くことになった。見つけ出したのは「三笠バル・イル・コーボ」と云う名のイタリアンバール。新橋は親爺達の街という印象が強いが、イタリアンバールだったらさぞや趣も異なるだろうと、期待していた。
住所だけを頼りに行ってみると、なかなか店が見つからない。細い路地に入ると、古びた雑居ビルの入口に、控えめな「三笠バル」の看板が見つかった。よくよく見れば、先日入ろうとして一杯だった、「浅草弥太郎 新橋店」の並びだった(「浅草弥太郎 新橋店」は、あれっと思う程、空いていた)。ということは、「くら島」も目と鼻の先ということだ。
3階まで階段を上がると、やや枯れた感じのバールだ。店は新しい筈なので、あえてそのような雰囲気にしているのだろう。バールらしく、立ち呑みカウンターもあるが、客は全てカウンター席かテーブル席に付いている。実際、イタリアにあるバールでは、立ち呑みしている客が多く、テーブル席は閑散としている。その理由は、テーブル席の場合はチャージをとるかららしい。ここはどうなのか。
我々も予約を入れたのでテーブル席へ。小生以外の3人は既にだいぶ先行している。先ずはビールで追撃開始。料理は、本日のイタリア産ハム盛り合わせ(1,280円)、じゃがいものニョッキ(880円)、リコッタチーズのペーストを詰めたイタリア風水餃子ポルチーニ茸のソース(980円)、インサラータ・ルッサ(480円)、海老とじゃがいもの熱々オイル煮(980円)を注文。他に、パプリカのマリネやチーズ、ジャガイモソテー等も頼んで腹はパンパンになった。
インサラータ・ルッサはイタリア風ポテトサラダのこと(但し、直訳すると「ロシア風サラダ」と云うことになるらしい。何故「ロシア風」なのか不明)。ツナに加え、アンチョビとケッパーが入っているところがイタリア風だろうか。マヨネーズも、少なくともジャパニーズブランドとは違う味のようだ。小生には好みの味。
ここは、トリッパといんげん豆のトマト煮込みがタダ(正確には、テーブルチャージ500円に入っていると云うこと)で食べ放題。これが好物な者には安上がりに済ませられそうだ。我々は、格安(2,500円以下)という訳にはいかなかったが、これでひとり約4,000円ならば、まずまずではなかろうか。バールとは云いながら、結構、本格的な料理が出てくる。酒だけではなく、料理も楽しみなバールである。

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