山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

ソーセージ盛り合わせ

漸く、「ビア・カフェ・バテレ」に行くチャンスがやってきた。何度も云うが、どうもこの頃、奥多摩から足が遠のく傾向になっている。その理由は、個人的に、もう未踏や登りたいルートが少なくなってきており、つまり、残りがもうかなり奥地にしか無く、特に日が短い秋口から冬にかけては、日帰りでは時間的にきついことがひとつ。春から初夏にかけてとなると、この頃、目移りする山域が他にもいろいろあって、奥多摩には食指が動きにくくなってきていることも理由。そうなると、相応しい季節は夏しか無くなるが、夏はやはりもっと高い山か、沢の水に浸かって涼んでいたい、ということになり、その結果、奥多摩には足が向かなくなる、という次第。あとはせいぜい、雪が降った後は(雪が積もればまた別の世界となるので)、近場の山に登ることが関の山なので、そのタイミングだ。
今回、そのような障害があるのにもかかわらず、このようなタイミングで奥多摩行を計画したのは、一にも二にも「ビア・カフェ・バテレ」に入ってみたいがため。開店して1年近く経つと云うのに、未だ入っていないのはもう我慢ならない、のである。というわけで、これまでの中長期山行計画を大幅に見直して無理矢理決定。
結果的に、千本ツツジから鷹ノ巣山を経由し、立ち寄り湯がある丹下堂でさっぱりしたあと、鹿肉鉄板焼きまで食べ終わったのがまだ午後4時。バスで移動し、首尾よく 「ビア・カフェ・バテレ」に入ったのは午後5時前だった。全く目論見通りとなった。
「ビア・カフェ・バテレ」となっている処は、かつて何だった(普通の民家?)のかは定かではないが、奥多摩駅前にしてはかなり広い敷地である。築70年という、古民家を改造した店内(30席)でも呑めるが、晴れていれば外のウッドデッキに設えたテーブル席で呑むのがベストではなかろうか。すぐ裏がバスの停留所と云うのもそれほど気にはならない。庭の西側の、こんもりした林の先は、すぐ日原川の筈だが、見えないし流れの音も聞こえない。
ウッドデッキのテーブルを確保したら、先ずビールとつまみを注文。この店は、キャッシュオンデリバリだった。注文と同時に金を払うスタイル。そうなると大人数でやってきた場合には、各人の支払いは後でまとめてとなるので、合計の支払金額を記録しておくことが肝要。スマホのメモアプリが欠かせない(小生の場合はGoogle Keepを愛用しているが、計算機能までは無い)。8人分の注文取りから、レジでのオーダーと支払、あとでの精算となると、なかなか会計係はやることがある。次回は誰か立候補してみて欲しい。この店のクラフトビールと料理は大変満足できるものだったが、この次は会計係ではなく、心ゆくまで味わいに徹したい。

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今日も忘年会。蕎麦好きオヤジさん達との月いち呑み会は、この頃いつも新橋だったので、久しぶりに銀座にしてみた。店は云わずと知れたオールド・バー「BRICK」。銀座の並木通りにあって、普通のさらりーまんでもそれなりに良い気分になるまで酔えるリーズナブルなバーである。もちろん、隣りにドレス姿の女性なんてやって来ない。この界隈のそう云う店は、支払いがひとケタ変わる。
1階の扉を開けると、カウンター内のバーテンダーが、顔を見るなり「ご予約のお客さんですね、地下階へどうぞ」と云う。まるで顔に書いてありますよ、と言いたげな、随分と勘がいいバーテンダーだ。下ってみると、いつものように小生以外は既にスタートしている。ボックス席は我々だけ。
地下階は、やけに暗い。こんな闇の中で男6人が呑むのは、やや不思議な構図である。暗がりに知り合いが居たとしても、たとえ幽霊が居たとしても、気が付きそうにない。その意味で、ひたすら酒呑みに没頭することができる、呑んべえには有難いシチュエーションである。
今日は、マッカラン12年のボトルが6,000円で呑めるとのこと。そいつは豪気だ。普通は、ワンショット1,500円だから随分とお得だ。今日はビールも我慢して、もうこれ以外は呑まないことになった。
つまみは、それほど凝ったものは出て来ないが、チーズやクリームコロッケ、オムレツ、ソーセージ盛り合わせ、ピザ・マルガリータと、それなりにはある。これだけあれば、あとはマッカランを傾けるだけ。シングルモルトにしては口当たりがソフトなので、くいくいイケる。結局、6人でマッカラン12年を2本を平らげた。それでも一人当たりのウィスキー代は2,000円なので、蕎麦好きオヤジさんも含め、全く申し分ない。久しぶりに気持ち良くスコッチで酔った。

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軽井沢駅前の、いわゆる中山道を旧碓氷峠方面にちょっと進むと、直ぐ右手に「フレスガッセ」という洋食屋がある。この辺りは人通りや車の往来も少なく、意外に静かな場所で、こんな処に店があるとは気が付かない人も多いだろう。今日は、軽井沢駅の南側に車を置いて、駅を越えてぶらぶらやってきた。涼しいはずの軽井沢だが、今日は随分日差しが強くて暑い。見上げれば、直ぐ近くの離山だけでなく、浅間山もくっきり。
かれこれ足かけ20年、ここ「フレスガッセ」に通っているが、多くて年1回、しかも、いつもテイクアウトでしか入ったことが無かった。しかしここは、デリカテッセンではなく、真っ当な洋食屋である。洋食屋がデリカテッセンもやっている、と云う方が正しいかも知れない。それで今回、ランチに入ってみることにした。
軽井沢には、美味いデリカテッセンがいくつかある。その名も「Karuizawa Delicatessen」は、結構、贔屓にしているが、ベーコンだけはいつも「フレスガッセ」と決めている。店は外観も内装も、山小屋風で、落ち着いた雰囲気。入ってみると、先客は誰もいない。駅の反対側の、プリンス・アウトレット内の各レストランには恐らく行列ができているだろう。ちょっとだけ歩いたここは、別世界である。ここにはエアコンが無いのだが、風さえ入ってくれば、暑いことは無い。
ソーセージ盛り合わせ(単品1,340円)とポトフ(定食1,200円)を注文。加えて、カミさんには申し訳ないと思いつつエビスビールも注文。声に出せないが、美味い。つい図に乗って、赤ワインも注文。出てきたソーセージ盛り合わせは、ソーセージが3本だけだが、とても巨大で食べ応えがある。種類はポリッシュ、フランクフルト、ハードとあるはずだが、どれも粗挽きで、皮も厚いのでがっつり食べる感じ。総じてかなりスパイシーである。
シャルキュトリー料理という呼び方が昨今、聞かれるようになっているが、この「フレスガッセ」はその走りと云えるかも知れない。今、 シャルキュトリーを作っているのは若主人、接客に出てくる(どことなく本上まなみ似の)女性は若女将(奥方)だろうか。厨房では大女将もいらっしゃるようである。また来年、少なくともテイクアウトできっと来るだろう。

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夏山合宿直前なのでガチ登りは無しにして、柳沢峠から丸川峠までのユルい峠巡りとなった(山の記録はこちら)。丸川峠からはもう大菩薩嶺には向かわず(丸川荘の主に「あれ、登らないの?」と言われました。まぁ、晴れていたら考えたかも(^^ゞ)、さっさと裂石まで下ってそのまま大菩薩の湯に入湯。今日は台風の影響が出始めていまいちの天気のせいか、客の出足が悪いような気がするが、利用する側としてはゆったりとしていてこの上ない。ここの湯は、「やまと天目山温泉」や「ぶどうの丘温泉天空の湯」と同様、かなりのアルカリ泉。施設自体は甲州市の持ち物だが、運営はJR甲斐大和駅から上日川峠まで定期バスを季節運行している、栄和交通が受託しているとのこと(リサーチャーなおちゃんからの情報。やまと天目山温泉も同じとのこと)。考えてみれば、甲州市は、旧塩山市、旧勝沼町、旧大和村がそれぞれ持っていた日帰り温泉をそのまま3つとも引き継いでいるので、役所が自ら運営するのは大変なのだろう(ちなみに北杜市には10ヶ所もあるらしい。閉鎖されないうちに入っておくか)。今回はその併設レストランのレポート。
自動販売機で食券を買って、カウンターで受け取るシステムは、大体どこでも同じ。受け取った飲み物や食べ物は、レストラン内のテーブルでなく、休憩室(大広間)へ持ち出すことも可。こういうときはやっぱり座敷が良い。網戸を通して吹き込む風が心地良い。普段は、湯上がりに生ビールと持ち込みの乾きものぐらいで済ますのだが、今日は甲州B級グルメ、鶏もつ煮(600円)を頼んでみた。ビールには、きゅうりの漬物(塩麹漬け?)が付いてくる。鶏もつ煮は甘辛で程良く煮込んであり、ビールにも良く合う。その後、Woodyさんもソーセージ盛り合わせと豚もつ煮込み(どちらもかなり美味い)を注文、なかなか豪勢になった。我々は通常、(立川界隈まで戻って居酒屋で打ち上げる故)このような日帰り温泉に長居することは無いので、併設レストランの良し悪しには殆ど無頓着なのだが、ここは結構、ポイント高いのではないだろうか。地元の人々(特にご老人)にとっては貴重な憩いの場であり交流の場なので、より重要な問題だろうし、車で来て、風呂のついでに夕食までとる観光客にとっても、美味い併設レストランには敏感かも知れない。今後、機会があればチェックしてみたい。

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