「太平山酒蔵」を出た後のこと。2軒目に行こう!と云うことで、蕎麦好きおやじさんに連れられて「誠や9号店」という変わった名前の蕎麦屋(9号店と云っても、1から8号店までがある訳ではないらしい)に行ってみた。ところが、生憎、今日は貸し切りで入店ならず!ならばと云うことで入ったのがこの「魚串さくらさく」だ。
調べてみると、東京を中心に15店舗を展開している、魚の串焼き(又は揚げ)をウリにするという、ありそうでないコンセプトの店。スペインバルのピンチョスの向こうを張った和風バル、ということかも知れない。それが証拠に、この店の1階は立ち呑みである。
入ってみると、なんと満員。店員に「3人なんだけど・・・」と告げると、2階へどうぞと云われる。上がってみるとそこは4人掛けテーブル席が6つほどで、先客は1組のみ。1階は満員だが2階はスカスカ。何故、皆さん、立席の方を好むのか。単にトレンドなのか、連れの女性がそう云ったからなのか、足腰の鍛錬のつもりなのか、階段を上がるのが面倒なのか、チョイ呑みで直ぐ帰るからか、はたまた皆ひとり呑みで、他の人と話がしたかったせいなのか。鍛錬と面倒くささ以外はどれもアリそうだが・・・。
さて飲み物は、と辺りを見回すと、「ハイボールで運だめし」の張り紙。もう日本酒と云う感じでもないので、ならばチャレンジしてみるか。サイコロ2個を振って、ぞろ目が出るとタダ、偶数だと半額になるが、奇数が出ると、メガジョッキで倍額のハイボールを呑まなくてはならないというルール。もちろん、どうせ最初から2杯以上飲むつもりの輩には、罰ゲーム的要素はないので、チャレンジする価値は十分ある。結果は、メガハイボール。あまり残念な気持ちにならないところがいい。あてには「まぐろスモーク」を注文。これもありそうでないシロモノ。なかなかいける。
そのあと、「サメ軟骨の梅和え」なるものも頼んでみる。コリコリしていて珍味。こりゃ日本酒に合いそうだ。試しにネットでググってみると、気仙沼産で「梅水晶」なる商品名で通信販売されているらしい。取り寄せてみたい気もあったが、最小単位が700gでは、量が多すぎて夢で魘されそうだ。となると、食べたいときにはこの店に来るしかない。姉妹店は立川にもあるらしいので、今度はそちらにも行ってみよう。

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魚串のHP: こちら