月いち居酒屋ツアー。今回は鬼の霍乱か、那須高原で熱中症を患ったらしい蕎麦好きおやじさんは欠席。だからという訳ではないが、秋葉原駅にほど近い(住所は神田岩本町)バルに行くことにした。偶々だが店の前が道路工事中だったせいで、店が判り難い。そもそもこの道は、他に店も無く人通りが少ないところ。秋葉原駅から歩いてほんの数分だが、寂しいくらいひっそりしている。
店へ入ると、右側のカウンター席と左側のテーブル席がまっすぐ並んでいる。かなり客が入っていて、ほぼ満席状態。こんな静かな場所でも、ここだけは別天地。小生以外のメンバーは、いつものように既にいい調子。料理もいくつか並んでいて、小生のビール(ザ・プレミアム・モルツ、480円税別、以下同様)がやってくると同時に、ポルケッタ(980円)も到着。かなりのボリューム。4人ぐらいで丁度良いサイズ。
ここは、数多くの日本のワインを呑ませてくれる、ちょっと変わったバル。市価+999円で呑ませてくれるというのも良心的。ワインリストを見ると、塩山洋酒醸造や、ココファームのワイン、リュードヴァンのカベルネ・ソーヴィニヨンもあった。なかなかの品揃えと見た。
まず最初に頼んだワインは、塩山洋酒醸造のベリーアリカント2015(2,799円)。塩山駅を利用することは多いが、街にこんなワイナリーがあるとは知らなかったし、ベリーアリカントなどという品種も聞いたことが無かった。意外と云っては失礼かもしれないが、結構スパイシーで酸味もほどほど、呑みごたえがあるミディアムボディ。普段呑みに丁度良さそうだ。
ではつまみも追加しようということで、とろとろ牛スジ赤ワイン煮込み 八丁味噌仕立て(690円)、サバの燻煙焼き(590円)、霜降り和牛サーロインステーキ(1,280円)、炭焼きキャベツのアンチョビソース(490円)を注文。ここは炭火焼がウリの様である。
次は農民ロッソ2014(2889円)。ココファーム・ワイナリーのワインとして馴染みがある。ベリー系の香りがあるが、酸味と凝縮感も程よく、これも飽きのこないタイプ。
この店は、気軽に日本のワインを楽しむことができ、しかも料理の品揃えもバリエーション豊富。ちょっと隠れ家的要素もあって、馴染みの店にしたい魅力がある。

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