伝法院の庭園を見た4月以来、久しぶりに浅草へ出てきた。まだ11時前、何れ何処かで昼飯にするのだが、その前に少々ぶらぶら。ほんの半年しか経っていなくても、なんとなく店が変わっているのに気が付くが、あれ、此処は前は何だったっけ、ともう思い出せない。たいして関心が無い店(≠酒を呑める店)だったのだろう。
相変わらず、仲見世通りは外国人観光客で混雑している。浅草寺の境内は、別に何かの祭りがある訳でもないが露店が軒を連ねている。境内の一角に、円形の空間を観光客が幾重にも取り巻いていて、何かが始まるのを待っているようである。何かがこの円形空間の中で行われるのだろうが、そう云えば、以前もそんな光景を見たような・・・。何かの舞を見たような気がするが思い出せない(あとで、浅草寺のHPを探したら、その時は「金龍の舞(きんりゅうのまい)」を見たのだった。そうだ、思い出した。そして今回(11月3日)は「白鷺の舞(しらさぎのまい)」だった)。浅草寺は、世界から観光客がやって来るのを意識しているが如く、割と頻繁にこのような行事があるので、何かと出くわす機会がある。
何処かでお茶(≒ビール)しようかと、奥山参り道からホッピー通りへ抜けてみる。意外に客が少ないのは、まだ時間が早いのか、だいぶ涼しくなってきたので外のテーブルで呑んでいる客が少なくなったのか、たぶんその両方だろう。
ふと目に留まったのが「グッド・フェローズ」と云う名のカフェ。エントランスがウッドデッキになっていて、およそホッピー通りの店らしからぬ外観。きっと、三浦半島や湘南辺りだったら違和感が無い。随分思い切ったことをするものだが、訊くところによると、開店は昨年の10月というから一周年を過ぎた訳だ。とりあえず、認知はされているようである。
メニューを見て、先ずビールを注文。さらに良く見ると、一品料理もいくつかある。昼間からこういうものがあるのは、さすが浅草、さすがホッピー通り。有難く、しかし昼食前なので軽く、オリーブと生ハムにした。ビーチ風の内装を見渡しながら、ビールを呑み、生ハムを突いていると、ここが浅草であることを忘れそうだ。

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