山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

エチゴビール

浦佐駅のコンビニ(NEWDAYS)で、車内で呑むための缶ビールを購入。流石に、ご当地ビールであるエチゴビールを売っていた。折角なので、レッドエール(IBU25)を購入。ピルスナーに比べると苦味がやや弱いが、香りは此方の方が高い。個人的にはかなりお気に入りのビールである。
コンビニでは、山菜も売っていた。この時期に越後の山に来るときの楽しみの一つは山菜である。今回も、4年前に六日町に来たときと同様(そのときの記録はこちら)、木の芽(あけびのつる)を買うことにした。これはなかなかの珍味だと思う。極めて季節限定なので、本当にこの時期しか手に入れることが出来ない。食べ方はシンプルイズベスト(こんなサイトを見つけた。次回はこれを試してみたい)。
今回は、湯掻いてからサラダドレッシングで喰ってみた。シーザースサラダ用ドレッシングとの相性はグッド。カミさんはちょっと摘まんで「苦い」と云ったきり手を出さなかったので、仕方なくというかこれ幸いと、小生が残りをすっかり平らげた。日本酒のつまみとして喰ったが、きっとキリリと冷やした白ワインとも相性が良さそうだ。もう来年が待ち遠しい。
浦佐駅13時55分発、E2系のとき322号に乗車する。5月5日ともなるとリターンラッシュかと思いきや、浦佐駅からの乗客は疎ら。今回は、事前に切符購入してあったので、指定駅車両へ。もちろん、指定席はそれなりに席は埋まっていたが、自由席車両がどうなっていたのかは判らない。
席に着いたら、さっそくレッドエールを開けるが、車窓の外はずっとトンネルの壁しか見えない。越後湯沢前後でちょっとだけ雪山が望めるだけで、その先は再びトンネル。上越新幹線は、眺めという点ではいまいち。そうこうしているうちに関東平野に出て、あとは単調な風景ですぐ飽きる。もうこうなると早く大宮へ着かないかな、今日は何処へ寄るかな、ということばかり考えてしまう。大宮の居酒屋に寄りたくなるのは、上越新幹線の単調さと因果関係があるかも知れない。

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毎年、高尾山の初詣は2月の節分以降になる。今回は、家を出るのがちょっと出遅れたため、11時の護摩に間に合わせるには、山頂まで往復する時間が無くなってしまった。それでも登れるところまで登ろうと、6号路に入る。木々には雪が積もっていて、なかなか奇麗。昨晩、降ったのだろうか。
多くのハイカーは稲荷山コースへと入っていき、こちら6号路は人影もまばら。枇杷滝から6号路へ入る処が閉鎖されていた。先日の雪による倒木が道を塞いでいるらしい。やむなく1号路の方へ上がる道をとる。木々に積もった雪が、陽の光で温められ落ちてくるので、まるで本降りの雨。レインウェアが欲しい程である。途中から2号路を進んで浄心門に出る。参道はさすがに人通りが多い。
薬王院に到着、まだ護摩が始まるまでやや時間があるので、休憩所で薬王院茶を飲んでゆったり。本堂に行くと、今日は意外に護摩に集まった人々(門徒?)が多い。毎年この時期、だいたい10数人ぐらいが普通なのだが、今日はその10倍ぐらいが護摩の開始を待っている。なにか特別な日なのだろうか。流石にこの建物の中には、外国人観光客はいない。
今回気付いたのだが、ご本尊の飯縄大権現は、烏天狗あるいは迦楼羅天(いわゆるガルーダ)の化身と思っていたが、修験道の読経を聞いていて、迦楼羅天のほかに不動明王(インドではシバ)、歓喜天(インドではガネーシャ)、荼枳尼(ダキニ)天、宇賀神の五相合体の姿であることを初めて知った。随分と贅沢な神様である。御利益もそれに応じてテンコ盛りということになるのだろう。
護摩の後、もうすぐ昼飯時なので山を下りる。門前には蕎麦屋が多いが、今日、行ってみようとしている店は、高尾山口駅から高尾駅方面へしばらく歩いたところになる。こんなところに本当に店があるのだろうか、と思うような場所に「杜々」(とと)があった。ランチは予約は受け付けていないとのこと、到着は12時頃。まるで民家の様に玄関から入る。畳敷に座卓が4つ。15人ぐらいが限界だろう。丁度座れたが、我々の後から次々客が現れ、外で待っている様子。運が良かったようだ。
ビール(エチゴビールなる地ビール)と共に、前菜三種盛り、やかき揚げ、出汁巻き玉子を注文。どの料理も素朴な味わいだが、美味い。日本酒は大倉(奈良の酒)にしてみた。そして締めはせいろ。蕎麦の香りを感じる。つゆは、鰹節出汁の香りが強烈。人気の理由が良く判った。今度来る時は、もうちょっと早めにしよう。

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