サッポロビールを呑みながらジンギスカン鍋を軽く突いた後、暫し土産物屋で買い物。一応、気が済むまで物色し、ひと揃い買った後、まだ時間があるので再びレストランフロアへ行って、軽く北海道最後の食事(≒呑み)をすることにした。今度は和食が良いねと、入ったのが「海老善」なる北海道料理の店。エスカレータを上がって直ぐ目の前にある。店の入口に並べられた食品サンプルがもの凄い数だ。なんでもありますよ、って強烈にアピールしている。数ある丼物には興味が湧かないが、一品料理がどれほどあるか、と云う視点でみてもまずまずある。
店に入ってみて先ず驚くのは、とにかく中国系観光客が多いこと。北海道に来た観光客にとっては、北海道らしい食事をしたいというのが人情。それは日本人に限らず万国共通ということではなかろうか。我々のテーブルの両側とも中国系。意外に静かにしているのは、日本のたしなみを学習したのか、単に疲れているのか判らない。我々がノンビリ時間をかけて呑んで喰っている間、入れ替わり立ち替わり、中国系観光客がやってくる。彼らは酒を飲んだりしないので、頼むのはだいたい丼物。喰うだけ喰ったらそのうち出て行く。
我々は、席についたら日本酒でスタート。この店は、意外にも日本酒のバリエーションが豊富。北海道の酒だけではない。酒があって一品料理が充実していれば申し分ない。あとは価格だが、さすがに空港内なので、やや高めであることは否めない。でも恐らく、羽田とか成田に較べればましだろう。
兄貴は国士無双、一本槍、小生は片端からいろいろ呑む。つまみは色々あって迷うが、もうそれ程は要らないので、北海道らしいイカソーメン、ほっけ塩焼き、珍味盛り合わせ、アスパラサラダをいただく。それぞれ、なかなかである。今回の山行の締めくくりには申し分なかった。そう云えば、うに、喰い損なったなー。 

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