山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

もつ煮込み

米沢からの帰り道、いつものように大宮で下車。今日はおよそ10ヶ月ぶりに「いづみや本店」へ入ることにした。アニ~が「いづみや」未体験とのことなのでご招待した格好。ここは若者にとっては、普段見慣れない新鮮な店と映るだろうし、年長者にとっては昭和ノスタルジーを再現できる店。つまりどの世代にとっても日常生活からトリップ出来る有り難い店だ。
暖簾を潜るとそれなりには混んでいるが、テーブル席は空いている。今日は4人だし、しかもリュックサックを背負っているのでこれを4つ、ビールケースの上に積み上げることが出来る、一番奥のテーブルかなー、と思っていたら一つ手前のテーブル席をあてがわれた。指図したのが、気働きにやや時間がかかるお姐さん店員だったのかも知れない。
ともかく、なんとかリュックサックをテーブルの下に押し込んで、丸椅子に着席。さて呑みものは、やっぱり生ビール(中ジョッキ600円税込、以下同様)にするか。つまみは先ず、〆サバ(330円)、ハムエッグ(450円)、鳥なんこつ揚げ(300円)、野菜炒め(450円)、げそわさ(360円)を注文。いつもの味で安心。
一頻り喰ったあとは、追加でシューマイ(330円)、もつ煮込み(170円)、お新香(280円)、キムチ(260円)を頼んだ。伝票を何気に見ると、いつものようにダートマグラフで数字(値段)と「ノ」の字が書き込まれていたが、今までと違うことに気が付いた。
お姐さん店員が持っているダートマグラフの色が其々違うのだ。最初のお姐さんはブルーだったが、追加注文した時のお姐さんはオレンジ色だ。つまりこれは、誰が注文を受けたのかが判るしくみ。想像するに、これはお姐さんの誰かが注文を受けたのにもかかわらず、それが厨房に伝わっておらず、客からクレームが付いたものの、当のお姐さんもすっかり忘れてしまい、収拾がつかなくなったのではなかろうか。書き込みで誰かが判れば、そのお姐さんの責任ということが明らかになる訳で、とうとうここ「いづみや」でも責任の明確化が強調されるようになったのかと、しみじみ感じ入った次第である(勝手な妄想なので、間違っていたら御免なさい)。

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西丹沢自然教室BSから、15時40分発のバスで山北駅を目指して移動。途中のバス停から次々に登山客が乗り込んできて、座席がほぼ埋まる程度の込み具合。小生の座った席は、丁度、後輪の上で足元が高い。それでも更に混んできたので、リュックサックは膝の上に乗せ、やや窮屈。
山北駅に到着、前方ドアへ移動し、SUICAを取り出そうとしたとき、ジャケットのポケットに財布が無いのに気が付いた。晴天の霹靂。財布には、びゅうSUICAカード以外に、銀行のキャッシュカードも、コーポレートのクレジットカードも、健康保険証も入っていた。考えるだけで暗くなる。
一応、座席に戻って、下に落ちていないか確認したが見当たらない。いつまでもこうやっている訳にも行かず、とりあえずのんちゃんからお金を借りて支払い、下車。リュックサックの中を探しても見当たらないので、ウェルキャンプ場の売店へのんちゃん、なおちゃんが電話してくれたが、結局、ありませんとの回答。すると、やはり怪しいのはバスの中、ジャケットのポケットから落ちて、座席と車体との隙間に落ちたという線が一番気になるところ、もう他は考えられない。
富士急湘南バスの本社営業所に電話すると、まだ件のバスは戻って来ていないので、折り返し電話しますとの返事。何れにしても、このまま山北にじっとしていても仕方が無いので、松田へ移動することにした。皆さんには申し訳ないが、風呂も、ポッポ駅前屋も諦める次第となった。
間もなく、バス会社から電話があり、財布が見つかったとのこと。ほっとひと安心。松田駅に到着したら、とりあえず何処か、皆さんに待っていて貰う店を探す。いつものことだが、松田のロマンス通り界隈の店はこの時間、店が開いてないか、開いていても予約等で満席の店ばかり。やっぱり「若松食堂」は今日も、席は空いていても予約でいっぱいと断られる。するとのんちゃんが、路地裏にある店を発見、入れそうとのこと。「信玄」という店だった。
店にリュックサックを置いて、ひとり、富士急湘南バスの本社営業所へ向かい、首尾良く財布を回収し戻って来ると、遅ればせながら安堵のビール。ここは、おでんが色々ある。更に、もつ煮込み、ハムカツ、馬刺しを慌ただしくいただく。「あさぎり」の時間が迫っているので、のんびりすることもできず、さて行こうかと会計を頼むと、店の女将がもうお帰りですか、と目を丸くしていた。申し訳ないけど、きっとまた来ます、と云いつつ店を出た。

教訓: ポケットのファスナーは、ちゃんと閉めましょう。 

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高尾駅で途中下車。つい2か月前に来たばかりだが(前回はこちら)、菊丸は未だ入ったことがないと云うので、またまた「あさかわ」に来た。なんだかんだ、場所が良いし、酒もつまみも美味い。早い時間からやっているのもいいところ。逆に、午後5時を過ぎると途端に混んでいて、入れないことが間々ある。その点では、今日は良いタイミングでやって来た。
高尾駅北口の再開発計画が、予定通り進んでいれば、この店に入ることも出来なかった筈なのだが、計画はドンドン延びて、依然として店は存続している。お陰で、この1年半余りの間で、4回もお邪魔することが出来た。高尾駅の橋上化はこれからだが、駅前のバス停整備は終了したような気もするので、もうこの店の立退き話しは無くなったのだと、勝手に解釈している。
相変わらず草臥れたままの暖簾を潜ると、やっぱり今日も、客はカウンター席だけ。やはり高尾山帰りなのか、登山姿が多い。カウンター席から埋まるのは、少人数の客が多いせいもあるが、恐らくは皆さん常連で、この店の居心地の良さに惹かれてやって来るのだろう。
ここは登山客にとっての、サロンのような場所かも知れない。今日はどの山を登っただの、あのコースは眺めが良かっただの、他のハイカーとの世間話をしたい人もいるだろう。女将さんとの世間話を楽しみにしている客も、きっと居るに違いない。山に登ることは手段(又は過程、あるいは云い訳)で、山から下りてこの店に来ることが目的という人もいるのだろう。我々のように、高尾山近郊の山ではなく、中央線沿線の山に登った帰りという人も居るかも知れない。そう考えると、何となく親近感が湧いてくる。
我々は、手前から3つ目の、4人掛けのテーブル席に着陸。何となくここが定席になりつつある。いつものように、ビール(瓶600円税込、以下同様)で喉を潤す。特に意識していないが、気が付いてみると、もつ煮込み(450円)とポテトサラダ(400円)は毎回注文している。能登名物のししっぽ焼き(600円)とサバの魚醤漬け焼き(700円)は、この店じゃないとなかなかお目にかかれない。今回は、小アジの南蛮漬け(450円)とカキフライ(700円)も頼んでみた。どれもおふくろの味。これらの肴を突きつつ、日本酒をいただく。山の話をするのに相応しい店は、奥多摩だったら「天益」、高尾ではここ、「あさかわ」ということになるだろう。

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暑くなると、どうしても高い山に登りたくなる。しかし、日帰りの場合、登れる範囲は限られる。同じ山(例えば大菩薩嶺)ばかり登るのは憚られるし、山行計画を立てる身には悩ましい季節だ。そこで、今回はとっておきのプランとして、およそ30年ぶりに黒金山を登ることにした。タクシーを駆使すれば、一気に標高1,550mまで上がることが出来る。今日は総勢5人でタクシー1台なので、料金メーターは怖くない(山の記録はこちら)。
青笹から黒金山に通じる登山道は昔からあったが、現在はそのほぼ中間点を林道が横切っていて、そこが今回のスタート点。30年前にはこんな登山口は無く、日帰りで登ること自体、想像もしなかった。その時は、乾徳山中腹にある高原ヒュッテ(現在は無人避難小屋だが、当時は素泊まりのみの有料小屋だった。暖房が無く、晩秋の夜は随分と冷えた記憶がある。)に泊まり、翌日は乾徳山、黒金山を越えて、西沢渓谷へ下った。
黒金山は、中央線沿線の山と云うよりは、ほぼ奥秩父の領域。事実、シラビソやコメツガが主体の森で、苔生した深山のひんやりした雰囲気に包まれている。黒金山山頂は、残念ながらガスに包まれていて眺望は得られなかったが、涼しさを求めて黒金山に登ったので、目的は十分達成した。
乾徳山を経由し、大平牧場の上にある登山口まで下れば、またタクシーを呼び、さて風呂だ。近くに「笛吹の湯」があるが、知りえた情報の範囲では、食事処もビールの自動販売機も無いようなので、当然スルー。その下流には「一の橋館」という温泉旅館があるが、タクシー運転手に訊いても立ち寄り湯をやっているか不明だったので、塩山に近い「はやぶさ温泉」に行くことにした。ここは、たいていのタクシー運転手に訊いてもイチオシである。
「はやぶさ温泉」とは随分カッコいい名前を付けたものだと思っていたが、ここの地名が「山梨市牧丘町隼」であることに初めて気が付いた。漢字ではなく、ひらがなにしたのが良かったようだ。
ここは普通の日帰り温泉とは違い、家族経営のような、手作り感がある施設である。たいして広くないフロントには、桃や野菜などが段ボール箱に並べられていている。桃ひとつ100円は安いと思うが、持ち帰ると思うとなかなか手が出ない。入浴料600円を支払い、貴重品をフロント脇のボックスに預けたら風呂場へ。源泉かけ流しで、カランの湯も源泉100%。湯温も程良い。しかも高アルカリ性(Ph10)なので、つるつるすべすべの湯である。
さっぱりしたら大広間へ。南側が開け放たれていて、手入れが行き届いた庭を眺めることが出来、ちょっと気の利いた旅館にいる気分になれる。まずは生ビール。今日もビールが美味い。さて、つまみ。ここは、下手な居酒屋顔負けにつまみの種類が豊富。表面がパリッとした餃子は勿論美味いし、モツ煮込み、牛すじ煮込み、ごぼう唐揚げ、砂肝塩焼きと、どれも日帰り温泉の食事処の水準ではない。腹が減っていれば麺類や丼物、握り寿司、うな重まであるので問題ない。つい、長居をしてみたくなってしまいそう。お湯佳し、食事処佳しであれば、地元のタクシー運転手が勧めるのは当然である。

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はやぶさ温泉のHP: こちら 

今宵もオヤジ達の聖地、新橋で一杯やることになった。今回は、西新橋に住んでいる甥とSL広場で待ち合わせ。偶々、古本市を開催中で、いつもより人出が多いし、待ち人を見付け難い。いつもながらオヤジ達が多いが、時節柄か、若者達の集まりや、女子連も結構いる。
上手く会えたら、さて何処へいくか。二人だけなので、何処か入れるだろうと特に予約は入れていない。何故か、甥は新橋で呑むことが無いと云うので、如何にも新橋らしい店に行ってみることにした。いくつか候補はあるが、ここは小生が新入社員の頃から通っていた「炉ばた武蔵」を覗くことに。この店は新橋に2軒あるが、どちらかと云えば烏森口にある店の方が、昔から行く機会が多かったように思う。
以前より贔屓にしていた「均一軒」は、いつのまにか廃業していた。店主はそんなに歳では無かったように思ったが、身体でも悪くしたのだろうか。カウンターだけのこじんまりした店で、鯵のたたきが特に美味かった。もう、あれを喰うことが無いかと思うと、非常に残念である。
「武蔵」の暖簾を潜ると、上手い具合にカウンター席が空いていた。この店は、その名の通り炉端焼きがウリの店である。コノ字型のカウンター席の真ん中に炉端焼きの食材が並べられ、その奥に店員が正座して焼いている。食材や焼き台が無ければ、落語の一席でも始まりそうな姿である。
焼き上がったものは、皿に盛られた後、カヌーのオールの様な長いしゃもじに載せて、客の目の前に差し出され、受け取るスタイルである。カウンター席以外にテーブル席もあるが、この店はやはりカウンターじゃないと雰囲気が出ない。これぞ大衆酒場の原風景だと思う。 
主だった料理はだいたい300円(税込)なので、ちから一杯呑んで喰っても大した勘定にはならない。ここだったら何回だって奢ってあげられる、懐にとても優しい店である。

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「藍屋大月店」で風呂上がりのビールを呑みながら皆で協議した結果、今日の打ち上げは、ひさしぶりに「弁慶」に行ってみることとなった。云わずと知れた、「玉河」と共に立川を代表する大衆酒場。個人的にはもうかれこれ3年近く行っていない。別に「弁慶」を厭うつもりは全くないのだが、立川にも実に様々な店があるので、色々物色しているうちに、いつのまにかそれだけ時間が過ぎていたという訳。今日は「弁慶」を愛して止まないWoodyさんや、初「弁慶」の和尚もいるので、訪問は自然な成り行きである。
「弁慶」の開店は17時だと思い込み、大月駅で乗るべき電車まで調整したつもりが、行ってみると16時30分開店だった(昔からそうだっけ?)。既に客はかなり入っていたが、1階左手奥の小上がりに入ることが出来た。佇まいは以前とまったく変化なし。そこが魅力の一つでもある。
既に藍屋で呑んできたが、やっぱり喉が渇いたのでもう一度生ビール(530円税込、以下同様)から。その後はひたすら日本酒大徳利(480円)を傾ける。勿論、皆さん思い思いで焼酎やハイボールも。つまみは、焼き鳥(280円)、モロキュウ・梅キュウ(380円)、アンコウ鍋(850円×2)、もつ煮込み(400円×2)、ジャンボコロッケ(520円×2)、ポテトサラダ(260円×2)、クジラベーコン(450円×2)、ハムカツ(200円×2)、さんま一夜干し(350円×2)。ピリ辛メンマ(180円)と、怒涛の注文。
ポテトサラダはごくスタンダード、少々甘めか。ハムカツは限りなく薄いが、それはそれで悪くは無い。かつてあった、すき焼き鍋はやはり無くなっていた。その代わり、鍋のメニューが随分増えたような気がする。アンコウ鍋で一人前850円とはお得だ。
結構呑んで喰って、締めて13,670円。ひとり2,000円にもならないのだから流石、いつもながら安い。
ところで、大菩薩/丸川荘のHPに、お薦めの店として「弁慶」が細かく紹介されているのを発見した。小屋の親爺のお気に入りなのだろうか。今度、小屋に寄ることがあったら聞いてみよう。

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中央線沿線で行ったことが無い日帰り温泉は、甲府以遠を除けばだいぶ少なくなってきたが、ここ「花かげの湯」はその残りの一つ。最寄駅は塩山なので、駅傍で入ろうと思えば塩山温泉「宏池荘」が便利だし、「花かげの湯」の傍には「はやぶさ温泉」もあるので、これまで行く機会がなかなか無かった。
今回は大久保山から下って来て(山の記録はこちら)、牧丘タクシー(運転手曰く、「営業所から、花かげの湯まで10秒で行ける」と云うくらい近い)を呼んだので、「花かげの湯」はもってこいのところにある。タクシーを下りると、隣りには「花かげホール」があった。どちらも立派な建物で、似たような設計、同時期に竣工したように見える。
赤い暖簾を潜ると、フロント。「いらっしゃい」と4人の係員から声をかけられる。浴室はあちら、休憩室はこちらですと、何も云わなくとも説明してくれる。かなり手持無沙汰の様子。客が少ないせいもあるが、ここに4人は必要ないだろうな、と思ってしまう。
ひと風呂浴びた後、駅へ行くタクシーの中でそんな話をすると、牧丘タクシーの運転手曰く、ぶどうの剪定を行う季節には、一日の仕事が終わった後、殆どの作業員は家に直帰せず、ここ「花かげの湯」に入り来るので大層賑わうらしい(後で、ぶどう剪定時期がいつか調べてみると、1~2月とのこと。ってことは、我々が訪問した時期と重なるが・・・)。なにしろ山梨市民は300円なのだから、銭湯よりも安い(尤も、山梨市には銭湯は無いようだが)。市外の我々でも510円と安い。
脱衣所に入ると、ずいぶんとロッカーがある。鍵がかかるものと、はじめから鍵が付いていないロッカーがある。風呂場に入ると、やはり客はだいぶ少ない。広々している。湯船は屋内と露天と一つずつ。内風呂には一人しか入っていない。露天風呂は一方向だけが開放されているだけなので、それほど開放感は無いが、内風呂よりもずっと多いがそれでも数人。
休憩室(大広間)も、二組(うち一組はひとり)ほどしかおらず、寂しいくらいである。ここは飲食物の持ち込み自由な、太っ腹な処。日当たりは良くないが、のんびりするには悪くない。メニューを見るとなかなか豊富で、富士山丼(3,776円!)なんて云うのもあるが、残念ながらそんなに健啖ではない。生ビールともつ煮込みを注文。もつを突っ突きながらぐびぐびやっているうちに他のメンバーも集まってきた。塩山駅発の上り電車時刻を、そろそろ調べ始めようか。

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河口湖ステーション・インでさっぱりした後、小腹が空いたので何処かへ入りたい。河口湖駅前には「土浦食堂」という駅前食堂があるのだが、残念ながらこの時間では開いていない。毎度思うことながら、観光地にあっては、中休みは営業機会を逸する行為だと思う。少なくとも我々の様な山屋は、昼時に入るのはほぼ不可能だし、帰りのことを考えると、夕食時まで居ることも困難だ。店の立場とすれば、仕込みの都合等、事情は色々とあるだろうが、現実的には中休み無しで営業している店もある訳で、やればできることだろうと思う。
ま、そんなことはさておき、次善策を講じなくてはならない。そこで、ステーション・インの隣りにある「平井売店」に入ってみた。1階は土産物売り場、2階は食堂と云う、観光地には有りがちな営業スタイルである。
帰ってからよくよく見れば、ホームページのURLはステーション・インと同じだった。と云うことは、経営も同じか。図らずも2段階で金を落とすことになった。店にとっては、してやったりだろう。
2階のテーブル席からは、やっぱり富士が良く見える。それにしてもこの2日間、明けても暮れても富士山ばかりだった。それも、遮るものが無く、圧倒的にでかく明け透けな姿は、やや奥ゆかしさに欠ける印象。離れた所から、周りの山々を従えてすっと立っている慎ましげな姿を眺める位がちょうどいい。個人的には、編笠山の青年小屋から見る富士が、一番優美なような気がするが如何だろうか。
メニューを見たあと、ほうとうを頼むと、出てくるまでどれ位時間が掛かるか店員に聞いてみると、20分くらいですと仰る。17時27分発の快速山梨富士4号に乗るつもりなので、それだとちょっとキビシイか。ならばと、ワカサギのフライ、野菜炒め、もつ煮込みを注文。ワカサギはちょっと小ぶり。もつ煮込みは、かなり煮込んである様子。
飲み物は、日本酒。「甲斐の開運」という河口湖の地酒だった。富士山に一番近い造り酒屋と云うことになるらしい。兎にも角にも、富士山尽くしの2日間だった。

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平井売店のHP: こちら 

山の帰りに石和温泉へ出る際は、専ら「かんぽの湯」(午後3時までは820円だが、それ以降は520円とお値打ち。)ばかり日帰り利用してきたが、昨年はタクシー運転手の勧めに従い「ホテル平成」で汗を流した(記録はこちら)。それ以来、他にもあるだろうと探してみると、たしかに結構見つかる。しかし、大方、旅館のせいか1,000円から1,200円ほどとちょっと高め。そのなかで400円と云うところが見つかったので、今回、黒駒釈迦ヶ岳から下りたあとに(山の記録はこちら)寄ってみた。
紛らわしいが、そこは石和温泉にある「石和温泉」と云う名の銭湯兼大衆食堂である。
始業は午後3時との張り紙。時計を見ると午後3時4分過ぎ。まるで図ったようなタイミング。本日最初の客となった。ドアを開けると、いきなりそこは食堂。レジにいた女将さんに400円を払って、奥の風呂場へ。若旦那が各ボトルにボディーソープを充填中。カランの蛇口は、未だお湯が来ていないので、暫く出しっぱなしにしてくれとのこと。最初に入る客にはやることがある。
湯船は3つに分かれていて、まんなかが電気風呂とのこと。張り紙には長湯はするな、と書いてある。小生は入らなかったが、女風呂の方から悲鳴に近い声が響いて来たので、どうやら誰かが入ったようだ。
ここの主人曰く(最初は無口そうに見えたが、話し始めると饒舌である)、ここは銭湯と云っても、自らの源泉(この温泉街では4番目の源泉だそうだ)を有する、立派な温泉だった。今は湯温が下がり、ボイラーで加熱しているとのことである。
創業当時はごく普通の銭湯だったのが、温泉を掘り当て、建物の建て替えを機にバッティングセンター(!)も併設、そしてその後、休憩スペースで食堂も始めたとのこと(今はバッティングセンターは閉鎖しているようだ)。従って、ここは「大衆食堂付き銭湯」というのが正しい。
風呂から上がったあとは、食堂でさっそく生ビールで乾杯。つまみには、なす焼き、もつ煮込み、ほっけ塩焼き、さば塩焼きを注文。我々が呑んで喰っている間にも、時々、風呂セットを持参した常連さんが我々のテーブルの傍を通り抜け、風呂場へ向かう。ここには普通とちょっと違う銭湯の光景がある。

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上野原駅で降りると、いつもの富士急山梨バス上野原営業所の係員(お名前は存じ上げませんが、気さくなお方)が、何処へ行くのか訊いて来たり、今度新しいハイキングコースが出来たので行ってみないか、と手製案内図を渡されたりするのが毎朝の光景。いつもながらこの駅は、ハイカーに対してフレンドリーである。今回、我々は無生野から雛鶴峠に登り、日向舟、サンショ平、棚ノ入山、秋山二十六夜山と巡り、珍しく無生野線の往復だった(山の記録はこちら)。
「一福食堂」は、以前から、上野原駅前のその存在は知っていたが、毎度帰りを急ぐあまり、立ち止まることすらしなかった。今回はバスで上野原駅に戻ってくるという、絶好のチャンス。これを逃すと当分先に持ち越しになってしまうので、汗を流すのは後回しにして、先ず「一福食堂」へ入ることにした。
午後3時過ぎの入店。外観は、典型的な駅前食堂の佇まい。並んだ赤ちょうちんが良い味出している。この頃は、このような渋い店を見掛けることは少なくなった。中を覗くと、テーブル席が窓側に並んでおり、反対側には厨房、奥が小上がりになっていて、既に数人が盛り上がっている。ゴルフ客だろうか。テーブル席には二人連れが一組。店内の設えも誂えも、これぞ大衆食堂、という雰囲気。厨房のカウンターの下にはずらりと焼酎ボトルのキープ。けっこう常連がいるのだろう。リュックサックを入口付近に置かせてもらったら、一番手前のテーブル席に着く。我々の後からも、ゴルフ帰りや山帰りの客が次々入って来て、忽ち満席状態。なかなか人気の様子。2階もあるようだ。
見渡すと、厨房側の壁には色々お品書きの短冊が貼ってある。牡蠣のカレー焼きめし、なんてちょっと変わったメニューもある。大衆食堂なのに、シャトー・ルミエールのワインも置いてある。大衆食堂と云うと普通、ご飯ものや麺類ばかりの店が多いが、ここではそれなりに一品料理も揃っていて、呑んべえには嬉しい。やがて女子高生とおぼしき店員が注文取りにやってくる。我々は先ず生ビール(630円税込、以下同様)、併せて焼き餃子(440円)とモツ煮込み(550円)も注文する。生ビールの後は、日本酒(400円)をいただく。ここは、笹一酒造が造る「君が代」というブランド。笹一らしい、淡麗辛口系である。さらに、肉野菜炒め(540円)も頼んだ。どの料理もポイントが高い(特に餃子、美味い)。これならばリピーターがいるのが頷ける。我々も、遅まきながらその仲間に入れて頂こう。

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一福食堂のブログ: こちら 

月いち格安居酒屋ツアー。今回も、新橋。蕎麦好きおやじさんが提案した居酒屋は「美味ぇ津゛」。さて入ろうとすると、開店の時点で既に予約満席とのこと。たいした人気の店だ。これに懲りずにまたどうぞ、その際はぜひお電話を、と名刺をいただく。ご主人も女将さんも感じが良さそうだ。なんとかして、またの機会に行ってみたい。ともあれ予約を入れていない我々は暖簾の外へ弾き出され、やむなくふらふらガード下へ。
偶々目の前にあった「やきとんMAKOCHAN(まこちゃん)」に入ってみる。いかにも新橋の居酒屋らしい外観。黄色い看板に、昭和43年創業と書いてある。ガード下の、まるごとレンガアーチ1区画分の大きさなので、店は結構広いが既に7割がたは埋まっていて、賑やかだ。
調べてみると、新橋西口に5店舗展開しているようだが、たぶん、これまで目にしたことも聞いたことも無い(少なくとも入ったことは無いはず)。新橋にいったい居酒屋が何軒あるのか知らないが、かれこれ30年余り通っている割に(この頃は頻度ががくっと減っているが)、知らない店はまだまだあるということだ。
ビールで乾杯した後は、いろいろ定番メニューを頼んでみる。ポテトサラダ、焼き餃子、鶏のから揚げ、かしら、はつ、しろ、鶏つくね、もつ煮込み、ザーサイ漬け、ハムカツにしてみた。
実はここ、ハムカツが670円もする。べらぼうだ。たぶん、これまでで最高額である。どんなものが出てくるか興味が湧いたので、かなり思い切って頼んでみたが、普通の他の店で見掛けるボリュームの、ほぼ2倍出てきた感じはする。味はごく普通で美味い。それにしてもちょっと高い感じがするのは何故だろう。
ビールの後の飲み物は、各々、ハイボール、ホッピーセット、ハイサワーセットなどを注文。結果、それでもひとり2,500円に収まった。ハムカツが高かった割には、合計額は安いと云えるかも知れない。安いのか高いのかいまいち判らない店だが、如何にも新橋らしい雰囲気を味わえる店としては申し分ないところだ。 

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やきとんまこちゃんのHP: こちら 

アユラシから、今日の打ち上げが新宿か池袋だったら合流するとの連絡が入り、それでは池袋に行こうと決めたのはまだ山の中。それからは、汗が引かないうちのビール嗜好時間、タクシー迎車&移動時間、日帰り温泉での入浴時間、風呂上がりのビール嗜好時間、宇都宮餃子嗜好時間等を勘案しつつNAVITIMEで列車時刻表を睨み、池袋到着予定時刻を割り出す。その後、今度は池袋の店選定のため、EVERNOTEに溜め込んだデータベースを検索。まったく移動中のスマホは便利だ。
やっぱり池袋だったら、西口の板橋寄り(西池袋1丁目の北半分)のあたりの居酒屋街が、Deep感があって気に入っている。ちょっと奥に入ると、ソープランドやラブホテル、ぼったくりバー(何れも入ったことはありません)が、居酒屋、怪しげな中華料理屋、ゲームセンター、パチンコ屋など(居酒屋以外入ったことありません)と混然となっていて、いかがわしさは新宿・歌舞伎町といい勝負だが、割と庶民的な店も多いので、競馬・競輪であらかた摩ったオヤジギャンブラー達でも、安心してヤケ酒が呑める街である。
そして決まった居酒屋、ここ「豊田屋」は、池袋に入り浸っている呑んべえオヤジだったら、知らないのはモグリと云ってもいい程、有名である。ほぼ近所に3店舗ある。そのうち、比較的入り易い感じの三号店に入る。午後6時半を回っていたせいもあり、店内はオヤジ度100%でほぼ埋まっていたが、運よく奥の4人掛けテーブルが空いていた。リュックサックを背負った3人組が入って行っても、何の違和感もない。オヤジ居酒屋初心者の女子だったら、少々気後れする店の雰囲気かも知れないが、くまちゃん、なおちゃんは全く堂々としたものである。
腰を落ち着け、とりあえず各々飲み物をオーダーしたら、つまみを決める。ポテトサラダ、もつ煮込み、もつ焼き盛り合わせ、ナス味噌炒め、キャベツ浅漬け、鶏唐揚げ、アジフライ、野菜炒めをチョイス。やがてアユラシも合流。
ポテトサラダは、ポテトを茹でたものとマッシュポテトを、後で合わせたようなシロモノ。なかなか変わっているが、味はごくノーマルで悪くない。アジフライは珍しい。何かとっても懐かしい味。野菜炒めも普通に美味い。この店は何故か、未だ基礎代謝量が豊富で、呑み気や喰い気に逸っていた頃を思い出させる。 

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「dancyu」の表紙を飾っていたのを覚えていた。いつか行かなきゃならぬ、と思い続けているうちに1年近く経った。この頃、小田急線から登戸乗り換えすれば、稲田堤駅は思いの外近いことに気が付き、ならば丹沢から下りたら、それ程寄り道にはならずに「たぬきや」に行けることが判ったので、不老山の帰りが良いチャンスだった。
行ってみると、まさしくここは「川の家」だった。この開放感は、どんな店にも無い。「天国に一番近い飲み屋」と称されたのは、たしかに伊達ではない。ゴールデンレトリバーやボーダーコリーなどの飼犬が何頭も来ていたが、みな寛いでいるように見える。ここは彼らにとっても楽園なのだろう。
着いたのはもう夕方6時近かったが、日の長い季節になったのでまだ明るい。さっそくビールと煮込み、やきとりを注文(自分のテーブル席へはセルフサービス)する。どれも到って普通なのだが、この店の雰囲気が良い味なので、美味い。その後注文した焼きそばも全然普通なのだが、とにかく美味い。あーーー幸せだーーー。
同じテーブル席に居た、常連の方(老犬ボーダーコリーを連れて、本当に毎日来るそうである)の話によれば、10数年前にはこの界隈に同じような店が3軒あったらしい。
Webで調べた範囲では、この店の創業は昭和10年だそうである。その当時、稲田堤は両側が桜並木の名所で、「関東の三大桜名所」の一つに数えられた程だった。最盛期には500本もの桜を目当てに、河原は花見客で埋め尽くされたとのこと。対岸の東京都調布市側から川崎市側へ、大勢の客が渡し舟に乗ってやって来たという。最盛期には40軒もの茶屋があったが、現在の「たぬきや」が最後の一軒というわけ。何故、桜が無くなってしまったのか、更にググってみると、世話を怠って枯らしてしまったり、道路造成のために切られてしまったとのこと。昔は国土交通省(昔は建設省か)も川崎市も、庶民の花見には消極的だったのだろうか。何れにしろ、勿体ない話である。
ここ「たぬきや」は河川敷にあり、当然、河川敷は国土交通省の土地なので、売買は勿論のこと、借地権の譲渡も不可。従って、廃業したら建物も取り壊しということになるそうだ。この店の存続自体が、立派な文化遺産である。国土交通省も堅いこと云わずに、この店が将来に憂いなく存続できるような大岡裁きをしてもらいたい。せめてそれまでは、頑固者(常連の方がそう云っていた)の女将さんが、元気で頑張ってくれることを切に願う。

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前日光でがっつり登ったあとは、北千住でささやかに打ち上げ。それにしても今回は、アカヤシオ目当てに行ったのに、思いがけずヤマツツジの満開に巡り会った。タイを釣りに行ったのに、ヒラメが大量に釣れたようなものか(釣りはやらないので、タイとヒラメの棲息域がかぶっているのか全く知りません)。
さて何処に入ろうかと、西口の飲み屋横丁を南へぶらぶら。ふと目に留まったのがここ「民芸茶屋 佐留丹(さるたん)」。名前の由来は判らないが、アイヌ語のような言葉の響きで、以前から気になっていた。建物の外観はこれと云った特徴は無いが、入ってみると中は全くの古民家調で、北千住らしからぬ落ち着いた雰囲気である。天井には、ふぐちょうちん(剥製)がいっぱいぶら下がっている。
この界隈は、もつ焼き系の店が多く、これらの店の造り自体は何処も簡素なので、古民家風は意外に少ない。土曜日の夕方にしては客の入りが少ないような気がする。靴を脱いで座敷に上がる。のどが渇いたのでハイボールを注文。料理は、いかの丸煮、ポテトサラダ、もつ煮込み、かつお刺身を注文。ポテトサラダは至ってノーマル。いかの丸煮は、ワタも一緒になっていて、酒が進むこと間違いなし。
ここは、居酒屋にしては珍しく、ふぐを食べさせてくれるそうである。しかし正直言って、個人的にはふぐの美味さが良く判っていない。食べたこと自体、殆ど無いせいもあるが、少なくとも、あの価格に見合うだけ美味いのか疑問に思っている。昔はそれこそ命がけで喰っていたのだろうが、その気が知れない。別にその価値が判らなければ喰わなければいいだけの話だし、金を無駄遣いすることもなくなるので有難いが・・・。でもこの店のメニューを見ると、コース(てっさ+唐揚げ+てっちり+雑炊)を食べても、しょうさいぶぐだったら3,240円、とらふぐでも4,860円ということで、リーズナブルな価格。これならば、もう一度、確認のために喰ってみてもいいか、という気になってくる。やっぱり、ふぐだったら冬にてっちりか・・・。

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かねてより、ネット上で評判の店。高尾駅北口の再開発計画に掛かっているため、昨年末に廃業となるはずだったが、計画が延びて今年一杯になったとのこと。初めて入った店だが、もうあと数カ月の命と聞くと妙に哀しい。ところでその計画では、高尾駅が橋上駅になり、あの趣がある駅舎は何処かへ移築されるらしい。どこの駅も皆、橋上駅になって味が無くなっていく。あの駅舎はなんとかそのままにしてほしいが・・・。
ほとんど高尾山、陣馬山界隈に来ることが無いせいか、高尾駅で途中下車することが殆ど無く、それが故にこの店に来る機会が無かった。これには、銭湯や日帰り温泉(ちょっと離れたところに「高尾の湯ふろっぴぃ」があるけど・・・)が高尾駅界隈になかったせいもある。今日は既に「小菅の湯」でさっぱりしてきたので、今日は絶好の機会である。
ちなみに高尾山口駅前に、この秋「極楽湯」が新規オープンするらしいが、年間三百万人もやってくる高尾山の入口では、芋洗い状態間違いなしだろう。
「あさかわ」は北口バス停のすぐ先なので、駅からも見える。外観は至って簡素。入ってみると、結構テーブルは埋まっていたが、4人掛けのテーブルが空いていたので何とか5人で座った。
さて何を呑もうかと張り紙をじっと眺め、にごり酒にしてみる。とろっとしていてフレッシュ感があり美味い。ポテトサラダ、もつ煮込み、肉豆腐、いかと里芋の煮付け、いか丸干し焼き、ししっぽ焼き、はたはた焼きを頼む。ししっぽ焼きは醤油漬けを干したもので、石川県の特産らしい。ポテトサラダはごくスタンダードだが、白ゴマを振ってある。肉豆腐はさっぱり系。長く煮込んだものではないが、なかなか良い味出している。いかと里芋の煮付けは、いかにもおふくろの味である。
この店は4時半から開いていて、まだ5時半入店でも、もう売り切れメニューがあった。今度はもうちょっと早い時間に来るか。それにしても閉店までもう余り猶予が無い。何とか近所の山に来るプランを捻り出したい。

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谷川岳ツアー最終日、造り酒屋見学の後は、昼食。やっぱり蕎麦でしょ、ということで、わずか3週間ぶりで「天丸」に再び入店。特段贔屓にしている訳ではないが、とにかくここは我々にとって立地条件が非常に良い。新幹線の時間を見ながら一杯やって蕎麦を手繰ることができる、上毛高原駅界隈で唯一の店と云っていい(駅構内に立ち食い蕎麦屋があるけれど・・・)。
新治タクシーの古株運転手に、この店と上毛高原駅とで、どちらが古いのか訊いてみたが、たぶん蕎麦屋じゃないかな、とややあやふやながら答えが返ってきた。それが本当だとしたら、本来、蕎麦屋にとっては千載一遇のチャンスだった筈だが、どうも我々以外の客は皆、車でやってきているように見える。食べ終わって駅に向かう客は見あたらない。ということは、立地条件には関係なく、それなりの客の入りがあるようだ。
我々が到着したときにはほぼ満席で、暫し待つことになった。やがて小上がりが空いたが、7人では2テーブルに分かれることになるとのこと。そこで、1テーブルに(女性陣は皆スリムなので)7人が犇めき合って座った。我々が落ち着いた後も、来客が引きも切らない。
2回目ともなると、もう勝手を知っているので、ビール乾杯の後は、地酒の「誉国光本醸造」と「水芭蕉吟醸酒」を其々頼む。この2つの酒とももうすっかり馴染みだ。つまみもほぼ前回同様、板わさ、山菜盛り合わせ、天麩羅盛り合わせ、もつ煮込み、月見芋、漬物盛り合わせ、となる。どれも(月見芋を除き)群馬の地酒に良く合う。
あらかた出来上がったら、締めは勿論、もりそば。今日もしっかりコシがある。ありがたい、ありがたい。またの機会まで、暫しさようなら。

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「東尾垂の湯」で暫しゆったりした後、送迎バスで藤野駅まで移動し、予ねてより気になっていた「風里」に入店(家で愛犬が待っているのんちゃんとは駅前でオサラバ)。ネットでググってみると、藤野界隈の山を登るハイカー達に愛されている店のようである。営業時間も、昼から夜まで切れ目無しらしい。ということは、まさしく「山から下りたら」のコンセプトにぴったり合っている店のはず。これは取材せずばなるまい。こういう店をさしおいて、番外編で都心の居酒屋ばかり行ってちゃ、いけないいけない。
藤野駅前と云えば、かつて「十番」という居酒屋があって、結構美味しかったので何度か訪れたことがあったが、その後、何故か「いちばん」という名の焼肉屋に鞍替えしてしまって、それ以来、藤野には居酒屋が無くなったとばかり思い込んでいた。
「風里」は、入口が表の通りからやや、奥まっているのでちょっと判り難いが、入ってみると中は意外に広い、というか長い。入って左手がカウンター席と厨房、右手は靴箱、正面から靴を脱いで上がり、奥に長い廊下がはるか左手に続いている。突当たりがトイレの様子。その手前に座敷の間とテーブル席の間がある。我々は、座敷に通される。間仕切りを挟んだ隣の部屋(テーブル席)では将に宴会の真っ最中、大変な盛り上がりで少々喧しい。
メニューを見ると、食堂的な定食料理もかなりある一方、居酒屋メニューも充実していて、なかなか守備範囲が広い店である。
もうビールは「東尾垂の湯」でしっかり呑んできたので、日本酒を注文。久しぶりに「笹一」本醸造・生酒にしてみた。つまみには、和風サラダ、ごぼうチップ、もつ煮込み、ビッグハンバーグ、じゃこ天、そしてトウフのメンタイ焼を注文してみる。
和風サラダは大根の千切りに豆腐と山菜(わらび、ぜんまい等)が乗っていて、梅しそ味のドレッシングにかつお削り節のトッピングという完全和風スタイル、意外と云っては失礼だが美味い。トウフのメンタイ焼もありそうでない料理、B級グルメ的だが美味い。ごぼうチップは、カリカリサクサクで止まらなくなる。(ひろちゃんが呑んでいる)ハイボールに良く合いそうだ。煮込みは味噌味だがあっさり系。手造りビッグハンバーグは300gあるというが、3人ではペロリ平らげた。デミグラソースも良い味。噂だけのことはある。
山から下りた処にあるどの駅にも、立ち寄り湯と共にこのような店があると我々呑んべえ山やには有難い。ここはカレーも美味いらしい。下戸の方はどうぞお試しを。

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加入道山からの帰り、新松田から小田急に乗り新宿へ移動し、(怪我療養中なので)夜の部のみ参加のなおちゃんと合流。久しぶりに西口の思い出横丁にやってきた。「あがっしゃい」はたぶん、皆にとっても初めての入店だと思う。我々は7名の大人数なので、2階へ通される。先客は1階のみ、2階には殆どいない。
ここのやきとりは、「大山鶏」というブランド地鶏がウリの店のようだ。実は個人的に、前日に宴会(会社の送別会)があり、その席でも大山鶏を喰ったばかり(その時はとり鍋)。奇遇だ。というよりも結構ポピュラーになっているということなのか。大山と云っても、丹沢の大山(おおやま)ではなく、鳥取の大山(だいせん)のことである。ちなみにこの店の名前「あがっしゃい」は山形弁で「召し上がれ」の意味らしい。鳥取と山形との関係はいまいち判らないが、山形出身の店主が「やまがた地鶏」よりも「大山鶏」の方を贔屓にしているということだろうか。
初めての店なので、やきとり鑑定士(非公式)の、隊長による厳正かつ慎重な鑑定が行われた。結果はマル。やきとり各種、もつ煮込み、ポテトサラダ、肉どうふ、オムソバ等を注文。やきとりは、肉の歯応えがあるというよりも、ぷりぷり感が強い。ポテトサラダはスパイシー。B級グルメ的オムソバは普通に美味い。この思い出横丁にはディープな(アブノーマルという意味ではない)店が結構あるが、この店は極めてノーマルだし、誰でも安心して入れる店だと云える。
ところで先日、NHKの「クローズアップ現代」で、昨今、若者の間で大衆居酒屋がブームになっているとのレポートがあった。有名居酒屋目当てに、地方からわざわざ飛行機でやってくるつわものもいた。ここで云う大衆居酒屋とは、全国規模の居酒屋チェーン店とは一線を画した、地域に根差した家族経営的な居酒屋のこと。これまでは地元の旦那衆やブルーカラー労働者、年金生活者達のテリトリーだった場所。その番組のなかで、若者たちは大衆居酒屋の居心地の良さに、漸く気付き始めたのではないかと、かの吉田類も橋本健二も云っていた。その背景として、家庭でも無い、仕事場でも無い、第3の場所が息抜きのために必要なのだ、と橋本健二が解説していたが、そのような構図は別に今に始まった訳でもないし、女性にはそもそも既に「どこでも井戸端トーク」があるので、少々その分析が甘いような印象。ただ、何れにしても今は、そのような情報は直ぐに手に入る時代だし、誰でも情報発信できる(かく云うこのブログも末席をけがしております)ようになっているのは事実だろう。
でもたぶん、そのようなトレンド又はファッションを動かす原動力は若い女性だと思うし、青年男子はその女の尻を追いかけているのに過ぎないような気がする。これは昔も、そして未来も変わらないだろう。

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この頃番外編ばかりだね、というご批判はさておき、今日も全くの番外編(というか、「山から下りたら」を「山から下りているときは」と寛大に解釈してもらうと、ほら、問題ない)。凸さんから製品展示会の招待を受け、せっかくだからと(もちろん暇にかこつけて)半日休みをとって上京(なにせ仕事場は千葉なので)。時間がたっぷりできたので、先ず昼食。東京交通会館地下の「桃園」で長崎ちゃんぽん(800円;かなりインパクトあり。次回は皿うどんを喰ってみたい。)を喰った後、ついでに映画鑑賞。ほんの行き当たりばったりで「マダム・マロリーと魔法のスパイス」を見てみた。監督は「ショコラ」のラッセ・ハルストレム、製作はなんとスティーヴン・スピルバーグだ。
全く先入観を持たずに見たせいか、ストーリ性やコメディ性はさておき、モチーフ自体がなかなか良かった。ヘレン・ミレンが良い味出ている。初めて見たが、ハッサン役のマニッシュ・ダヤルもマルグリット役のシャルロット・ルボンも悪くない。今後に注目してみたい。ところで原題は"THE HUNDRED-FOOT JOURNEY"、直訳すれば「100フィートの旅」となり、邦題と比べると、受ける印象や視点がまるで違ってくる。日本での配給も同じディズニーなのに、こんなに変えちゃっていいのか?と思ってしまうが、原題の解釈をくどくど説明するとネタばれになってしまいそうなので止めておく。でも邦題には含蓄もひねりも全くないので(大女優を前面に出しての受け狙いか)、原題名の方に大賛成である。
ともあれ、映画館を出て展示会で暫し情報収集のあと、凸さんと秋葉原の居酒屋「殿(しんがり)」に入る。一見、立ち飲み屋風な店構えだが、中に入ればちゃんと椅子がある。ここは、天井からぶら下がっている籠に予め現金を入れておき、品物が出てくる度に店員が清算するシステム。金を使い過ぎない(喰い逃げをさせない)良い仕組みだ。生ビール(中400円)で乾杯の後は肴。
メニューをざっと見た限り、魚系も肉系もまんべんなく揃えた万能居酒屋の感じ。ポテトサラダ(250円)とハムカツ(350円)は外せないとして、もつ煮込み(250円)、島豆腐の厚揚げ(失念!)、炙りしめサバ(450円)、漬物盛り合わせ(300円)、オニオンスライス(250円)、いぶりがっこクリームチーズ(400円)、すき焼きコロッケ(失念!)を次々注文する。ここのポテトサラダはたまご入り。しっかり固めの舌触り、マヨネーズ控え目で美味い。ハムカツは、2枚の薄いハムの間にクリームチーズを挟んで揚げてある。いぶりがっこクリームチーズも面白い。いぶりがっことクリームチーズを交互にミルフィーユ的に重ねてある。組み合わせ自体、今ではかなりポピュラー化しているようだが、これは見た目がやけに洗練されている。何処ぞの食品加工会社の製品ではないかと勘繰りたくなる。すき焼きコロッケには、ソースは不要というか、かけない方が無難。良い具合にすき焼きの味がジャガイモに浸みている。
ビールの後は日本酒に移行。焼酎ほどの充実さは無いが、それでもいくつか珍しい酒がある。どれも500円。先ずは月の輪純米生原酒。岩手の酒。猪口に注がれて気が付くが、うすにごり酒である。口当たりが良く濃醇だがすっきり。次は白龍純米無濾過生原酒。同じ福井には有名な黒龍があるが、白龍もあるとは知らなかった。吟醸酒ではないが、すっと鼻に抜ける芳香族系の香りが少々強い。でもそれがマイナスではない。最後は舟出活性にごり。福島は白河の造り酒屋。いわゆるどぶろくだが、舌にぴりぴり、炭酸を感じる。清涼感たっぷりだ。
結構呑んで喰ってひとり3,500円だった。ここは総じて肴にひと手間かけたこだわり料理が多い。まだまだ食べていない料理もいっぱいあるし、珍しい日本酒も日替わり的に仕入れているようなので、次回が楽しみである。

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 居酒屋「殿」のブログ: こちら

三頭山からの帰り、瀬音の湯で汗を流し、ビールでのどを潤した後、アヒルちゃん、のりちゃんと(偶々三人とも立高OB/OGで)立川にて途中下車。特に目論見もなく南口に出て、立川駅南口は昔の面影が全く無いねと云いつつふらふら。いくつかの店を物色した結果、辿り着いたのが「なかさと」。「新そば」の張り紙が決め手となった。
暖簾を潜ってみると、民芸調の店内、我々が今夕で最初の客だったようだ。ビールと共に、焼き味噌ともつ煮込み、そして厚焼き卵を注文。焼き味噌は蕎麦の実がたっぷり入っていて香ばしい。こりゃ日本酒だ、ということで先ず「高清水」を注文。さらっと辛口すっきり系。いわゆる蕎麦に良く合う感じ。もつ煮込みはしっかり煮込んであり、味はとてもマイルド、クリーミー。居酒屋のものとは少々違う。日本酒は「菊姫 純米」に切り替える。こちらはちょっと濃醇、旨みが強い。厚焼き卵は結構なボリューム。出汁が利いているが塩味は控え目でとっても上品に仕上がっている。続いて、「田酒 特別純米」を試す。さらに甘み、旨みが強く余韻も長い。
もうつまみも無くなったので何か追加したいところだが、お品書きの一品料理で残っているのは和風ピクルスぐらい。店内を見渡すと、「帆立南蛮」とか「黒豚南蛮」の文字があるが、これはいわゆる南蛮蕎麦のことだ。だが、ダメ元で、黒豚南蛮に乗ってる具だけ出来ませんか、という無理な注文をすると、鶏ならばできます、とのことで、出てきたのが鶏ハムサラダ風の一品。美味い。なんでお品書きに載せないのだろうか。店主は、酒も、お品書きに無いものがいくつかあります、とのことで、その中から最後に頼んだのが「王禄」。やはり濃厚でこれが一番ガツンとくる。アヒルちゃん、のりちゃんも各々の違いを堪能した様子。
そして締めは当然、新そば。せっかくなのでニハそば、十割そば、粗引きそばを食べ比べてみることにする。其々、北海道産とか長野県産とか書いてあり、産地の違いはさっぱり判らないが、3つのそばの味、歯応え等の違いは歴然。個人的には粗引きが気に入った。きっとまた来るだろうが、そのときには、一品料理がもうちょっと増えていると有難い。

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