山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

ねのひ

秩父の「そばの杜」でなんとか蕎麦にありついた後、秩父駅から西武線直通電車に乗って移動。和尚が、所沢で途中下車したことが無いと云うので、「百味」へ行ってみることにした。云わずと知れた、所沢が誇る古典的大衆酒場。個人的にも久しぶり(前回はこちら)。到着は18時過ぎとなるため、念のため、予約の電話を入れておいた。所沢プロペ通りは、相変わらずの賑わいである。
「百味」は、まったく以前のままだ。しかし、いつも相手をしてくれる、字がお上手なお姐さんは見当たらず。広い店内にある、カウンター、テーブル、小上がりがほぼ、呑ん兵衛で埋め尽くされていて、その間を何人もの店員が動き回っている様はいつ見ても壮観、既に最高潮の様子である。予約を入れておいて正解。我々は、階段から見て一番奥の小上がりへ着地。先ずは、好みの飲み物(小生は再び生ビール(430円税込、以下同様))で乾杯。
隣の席の御仁も、山の帰りの様で、我々に、何処に行って来たか聞きたがるが、説明する上では少々マイナー過ぎて、なかなか難しい。この店へ来る客は、仕事帰りや山帰り、ギャンブル帰り、はたまた家からこの店へ真っ直ぐやってきたと思しき客など、様々。ここでデートする客も、いるかも知れない。
さて料理、秩父で天ぷらと蕎麦を手繰ってきたのでそれほど入らないが、「たらちりを喰いたい」という声が多数だったので、2人前を注文。相変わらず、かなりのボリューム、これで1,000円はCP的にも申し分ない。飲み物は、やはり日本酒にしよう。と、なればここの定番酒「ねのひ」だ。大徳利(430円)でいこう。料理は他に、モツ煮込み(450円)、ぎんなん揚げ(540円)、焼きニシン(490円)を注文。ここは煮物は少なく、モツ煮込みは定番料理ではない。何か、拘りがあるのか。
「たらちり」は個人的にも久しぶり。考えてみると、ここには、湯豆腐鍋、たらちり鍋、とんちり鍋、とん鍋、とんキムチ鍋、かき鍋、石狩鍋、よせ鍋と、8種類もの鍋があるのに、今までひたすら「たらちり」だけを喰ってきた。それで更に気が付いたが、この頃、ポン酢を使った鍋を喰う機会が、店だけでなく自宅も含め極めて少ない。前回、ポン酢鍋を喰ったのは、もしかするとやっぱり「百味」かも知れない。
「たらちり」を喰って、「ねのひ」を呑めば、「百味」に来た感が満喫できる。でもこの次は、他の鍋にも手を出してみようか。

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秩父から所沢へ移動する際、予め調べてあった居酒屋「東家」に電話を入れてみたら、今は満員なので空いたら折り返し電話を入れる、という返事。普通はせいぜい「すみませ~ん、いっぱいで~す、またよろしくお願いしま~す」ぐらいしか云われることはない。ありそうで、なかなか珍しいサービスだ。しかし現実問題として、いつ電話が掛かってくるかわからない訳で、そうなると、掛かって来ないことを前提に当面の店探し、ということになる。
所沢一の繁華街、プロペ通りをうろうろして、空いてそうな店を物色。時間が時間なので、なかなかどこの店もいっぱいである。そこで「困った時の百味」頼みで、試しに行ってみると丁度、テーブル席がひとつ空いていた。テーブル席に座ったのはいつ以来か思い出せない。もしかすると初めてだ。これだけ広い店内がほぼ埋まっている様子はなかなか壮観、でもその中に身を置いても意外に落ち着けるのは、この店の徳(人徳ならぬ店徳?)と云えるかも知れない。
さて、先ずはビールはパスして日本酒から。ここは「ねのひ」を升でいくことにした。いわゆる旨口の酒。つまみは、もし「東家」から呼び出しを受けても大丈夫なように、冷奴、なめこおろし、スティック春巻と、ややあっさりめ。これらを肴にちびちびやる。
今日の山をつらつら思い返す。昨日までは、群生が開花している期待感と共に、群生がどれだけ荒らされているのかも気になっていた。ネットでぐぐると、バスツアーを仕立てて大パーティが群生地を訪れていたそうだ。ツアー会社に対する批判めいた記事もあった。今回、下りてきて思うことは、いくら秘密の花園だからと云って、あんな場所へツアーを企画することは、やや狂気の沙汰のように思える。登りはなんとかなったとしても、下りでは皆、往生するだろう。我々の様に、尾根に抜けて帰るのもなかなか大変だが、そのまま沢を戻るのはもっと大変だ。さぞやツアー客は沢下りに難渋したのではなかろうか。
ともあれ、そんなことがあった割に、今回行ってみて、秘密の花園がさほど荒らされたようには見えなかったのはなによりだった。1年のうちにほんの1、2週間だけ、わざわざ人間が大挙して押し寄せてくるのを、福寿草たちはきっと呆れて見ているに違いない。

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