奥多摩駅前の「天益」で軽くやったあと「ホリデー快速おくたま号」で立川へ移動。梅の湯で汗を流してから予てから気になっていた「玉屋」を覗いてみると、丁度、席が塞がっていて待ってもらうしかありませんとのこと。待つのは基本的に苦手なので、ならば仕方ないかということで、この先の菊松屋に行ってみるとこちらも満席。左様ならばさようなら、と戻って次は「Tempranillo」という看板がかかっている、新しいスペインレストランを覗いてみようかと、再び玉屋の前を通過。ところが偶々、丁度客が四人出てくるのを目にしたので、もう一度聞いてみると今度はOKとのこと。「Tempranillo」はまたの機会にするとして、待望の玉屋入店。焼鳥屋と云うよりも、学生街のパブといった雰囲気である。
手前のカウンター席の奥は、壁に付いたカウンター席と、6人掛けのテーブル席のみ。実に上手い具合にテーブル席が空いたのだった。先ず生ビール。メニューを見るとやっぱり焼鳥がメイン。それもちょっと凝っているようなので7本セットを注文。他に、ポテサラ、しいたけ、トマトベーコン等を注文。飲み物は、日本酒以外にも焼酎、ウィスキー、ワイン、シャンパン等、バリエーションに富んでいる。ポテサラは、いぶりがっことカシューナッツが入っていてかなり意欲的。これはこれでアリだと思う。ビールの後は、久しぶりに獺祭を飲む。その後地酒に切り替え、文佳人 純米吟醸(高知/アリサワ酒造)、会津中将 純米吟醸(福島/鶴乃江酒造)、篠峯 雄町 純米吟醸(奈良/千代酒造)を飲む。どれも芳醇な香りで柔らかな喉越しである。
この頃、立川南口に増えた、焼とり(又は焼とん)の味と活気溢れるサービスで勝負するような店とはひと味違い、更に店の雰囲気も、酒のバリエーションもウリにする店である。その分、値段は少々高めなのだが、代謝量が落ちている吾が身にはこれで量的には丁度良い。きっとまた来ることになるだろうが、なにしろテーブル席はひとつしかないので、4、5人以上で来る際には予約した方が無難であろう。今度はワインにしてみるか。

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