途中、「舟平」でひと休みした後、そのまま、ちょいと酔い覚ましに潮風に吹かれながら、今宵の宿、「美晴荘」まで歩いた。今日は結局、そこそこ良く歩いた。「美晴荘」も「舟平」同様、民宿兼食事処で、1階に外来者用の食事処があった。今夜は、客室は満杯の様である。我々の部屋は3階。女子部屋は角部屋で広く、眺め良好。晴れていれば、海越しに南アルプスが見える。男子部屋はちょっと狭いが、山小屋を考えればまあ上出来。
荷物を整理し、ひと息ついたら汗を流すことにしようと、2階の浴室へ。男風呂は、先客無し。カランは3つ並んでいて、湯船もそれなりの大きさ。ひとりでは勿体ない。Woodyさんと凸さんは、部屋で寝ているのか。ちょいとノンビリし、さっぱりして風呂から出ると、女子陣は女風呂の前で、先客が出るのを待っている様子。女風呂は、かなり狭いので貸切にならざるを得ないようだ。
部屋に戻っても、皆さん未だ、風呂から上がってきていない状態。申し訳ないと思いつつ、勝手にひとり、湯上がりビールをいただく(洗面所の脇に缶ビールの自動販売機があった)。夕食まではまだ、多少時間もあるので、皆が持ち寄ったつまみもいただく。黄昏時の海を見ながら一杯やるのは、なかなか乙だ。目を凝らすと、南アルプスの白き峰々もまだ見えている。
夕食が出来ましたとの連絡があり、7人揃って2階の食事処へ。長い座卓が2つ並んでいて、その上に巨大な刺盛りが2つ、で~んと鎮座していた。刺盛りのメーンは立派なヒラメ。これ一匹だけで10人前ぐらいありそうだ。他にもタイやハマチ、マグロ、赤貝、イカ、甘エビ等々。刺盛りだけでも食べ切れるか心配になる。
料理は、他にもクルマエビの踊りや、もうちょっと大きめのエビ(種類は不明)の塩焼き、茹でズワイガニの片足分、焼きホタテ、オコゼの唐揚げが各々人数分、どんどん出て来る。そして最後にこれも巨大なキンメダイの煮付け(東京の店だったら、5,000円位は取られそうだ)が2皿。もう完全にギブアップ。そもそも、やっぱり刺身だけで満腹になってしまった。これじゃあ、育ち盛りの人間を、何人か連れて来ない限り、到底食べ切ることは不可能。勿体ないことをしてしまった。
これで1泊2食付き8,100円は驚くほどリーズナブルだ。この宿だけが特別なのか判らないが、やはり少なくとも年一回は、海に近い山に登るとしよう。 

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