山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

がつ刺

奥多摩駅前の「天益」で餃子を賞味した後、肉好き大喰い和尚が、「もつ焼きを喰いたい」と云い出したので、青梅線で立川までの移動中に、あれこれ検索。立川到着時刻が18時と、やや出遅れ感があるので、「立川やきとん」や「かぶら屋」など人気の店はなかなか難しかろう。せっかくだから、まだ入ったことが無い店で、あまり混んで無さそうな店はないものかと、暫しリサーチ。
その結果見つけた「アラマサ」にすぐ電話を入れてみると、入れますとの返事。では行ってみようと、南口を下りて東へ。立川通りにぶつかる交差点の手前を右に入り、すぐ左へ折れたところが「アラマサ」。もうここは西国立駅の方が近いくらい。オレンジ色の暖簾が印象的。中に入ると、店内はもつ焼き屋にしては、ずいぶん落ち着いた雰囲気である。
席に着いたら先ず飲み物だが、それぞれビール、チューハイ、日本酒で乾杯。メニューを見ると、ここには「てっぽう」以外にも、「がつ」や「ちれ」、「さお」もある。「がつ」は刺身(ボイル)もある。もつ焼き鑑定士(隊長)がいないのが残念。
さっそく、その「がつ刺」を頼んでみる。ねぎとしょうがを乗せ、醤油につけて喰う。肉厚で柔らかい。臭味もなく、新鮮さを感じる。
ベンチマークのポテトサラダは特段のインパクトはない。
もつ焼き屋と云うと、賑やかな大衆酒場的雰囲気を連想するが、ここはだいぶシックである。高校生の頃もつ焼きの味を覚えて以来、もつ焼き屋は、見てくれや接客よりも味で勝負と云う、質実剛健型の方が美味い、という印象(≒思い込み)が強いが、ここは飾らない雰囲気なれど、ネタは新鮮のようであり、丁寧な焼き方、接客サービスも行き届いている。こういうもつ焼き屋が有ってもいい。
 
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「天益」で鹿肉を賞味した後は、いつもの「ホリデー快速おくたま2号」で立川へ移動。移動中も、乗客が少ないことを良いことに、車内で少々酒盛(良い子は真似してはいけません)。この頃、小生のリュックサックの片隅には、たいてい日本酒を忍ばせてあるので、こういったときにちびちびやるには重宝である(^^ゞ。今回入っていたのは大七純米生酛。こくと酸味のバランスが良いし、キレもある。鼻に抜ける微かな芳香も特徴的。そして他の方々のリュックサックからは、様々なつまみが申し合わせたようにさっと出る。まこと有難い。
そうこうしているうちに立川到着、毎度お馴染みの南口へ。当初、やきとんをこよなく愛する隊長の所望は、「だるま」に入って、てっぽう、しろで一杯、だったのだが、偶々満席で叶わず、それではと云うことで近くの「立川やきとん」になだれ込んだ。昨年6月以来(前回レポはこちら)の入店である。前回は一番奥のテーブルだったが、今回は一番手前の左。我々が7人だったので、若い店員が、6人掛けのテーブルに、2人用のテーブルをもう1つ繋げてさっとセッティングしてくれた。
この店は、意外と云っては失礼だが、やきとん屋にしては日本酒の品揃えもかなり充実している。前回はビールから日本酒へ移行したが、何故か今日はホッピー気分。皆、思い思いの酒を頼んで、乾杯。肴には、がつ刺、ごま塩きゅうり、てっぽう、しろ、かしら、ねぎ、モツ煮込み、生キャベツ、ポテトサラダ、ハムカツ等を注文。
がつ刺はこりこりした食感があって新鮮。やきとん類は最初、塩で頼んだが、お姉ちゃん間違えてタレを持ってきた。でも結局、どちらも頼むので大丈夫だよ~。ベンチマークのポテトサラダは、今日は意外とスタンダードに感じた。あれ、たしかチーズが入ってなかったかな?でもまあ美味い。ハムカツは相変わらず肉厚でジューシー。
この店は、酒の品揃えや肴の味、サービス、店の雰囲気、値段など、どれをとってもポイントは平均点以上だと思う。ただ、これといった特徴とか、飛び抜けたものがないのも事実、かな。ま、贅沢を云いだすと限がないが、ともかくも現状に安住することなく、より一層のレベル向上を図ってくれると大変有難い。

67 今日のホリデー快速は空いている。


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