山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

うな重

国立西洋美術館内の「カフェすいれん」でビールをちびちびやっていたとき、そろそろ昼飯時。さて何を喰おうかと考えているところで、カミさんが「うなぎ」を喰いたいと。個人的には半年前、沼津アルプスの帰りに三島のうなぎを喰って以来だが(そのときのレポはこちら)、カミさんとはもう、かれこれ1年前以来だ(そのときのレポはこちら)。もちろん、うなぎに異存があるはずもなく直ちに同意。
この上野界隈でうなぎと云えば、一にも二にも「伊豆栄」が思い浮かぶが、もう何度か入ったことがあるので、それではちと新鮮味が足りない。折角なので入ったことがない店にしようと、Google Mapでちょいと検索。すると見つかったのが「龜屋一睡亭」なる店。下町風俗資料館のすぐ隣。もちろん入ったことはないが、そう云えばそんな名前の店があったなと、なんとなく記憶にある。
すっかり葉桜が茂った上野山の坂をぶらぶら下って、不忍下へ。雑居ビルの1階に「龜屋一睡亭」はあった。商売敵たる「伊豆栄本店」の斜向かい。「伊豆栄本店」に負けず劣らず高級感が漂うエントランスだが、何とかなるだろうと入店。昭和25年創業と云うからもう老舗だ。この店は、静岡県大井川町の伏流水で育てた『霜降りうなぎ』を使っているとのこと。どう違うのだろうか。
店内は細かく仕切られていて全貌は判らないが、たぶんいくつか個室があるのだろう。予約なしの我々は1階の広間。席に着いたら、まずビール(サッポロ黒ラベル大瓶700円税別、以下同様)。つまみには、前菜盛り合わせ(1,500円)、鰻ざく(1,600円)、白焼き(3,100円)を注文。「伊豆栄」と比べても遜色ないお値段。自然と食べ方がゆっくりになる。白焼きにはやはり日本酒だ。そして〆はうな重(松3,600円)を二人でシェア。ここは松が一番安く、次が竹。うなぎは脂のノリは低いように思われる。タレは比較的さっぱりした感じで、「伊豆栄」とちょっと違う。などと、そんなことはちょっとだけ考えるが、もうあとは無心になってうなぎを頬張るだけ。至福の時間だ。

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今日は土曜日。カミさんは一日中外出、小生は腰痛の為、山は中止して自宅療養。何か昼食を家で作る気にもならず、ならば外食するかと思い立つ。そうなると、せっかくだから近所ではなく、以前から気になっていた何処かの蕎麦屋か天麩羅屋か鰻屋に入ってみたいと、しばし検索。腰が痛いのだから、じっとしていればいいのに、我乍らご苦労なことである。
目に留まったのは、柏にある「大和田」という鰻屋。つい半年前、銀座で入った「大和田」とどんな関係があるのかは不明(訊き損なった)。この店では坂東太郎という、ブランド鰻を使っているとのこと。うな重2,600円は、昨今の価格高止まりの相場から云えば、まずまずではなかろうか。問題は、この店、予約が叶わないことである。従って、腰が思わしくないのにも拘らず、並ぶしかない。とりあえず早めに行ってみよう。
常磐線に乗るのも久しぶりだ。店はJR柏駅から歩いて数分の距離。今日も陽気が良いので汗が滲んでくる。開店時間が11時10分に対して、店の到着は10時55分頃。既に、思った通りと云うか、思った以上の人数が並んでいた。数えてみると16人。そんなに入っても、まだ席が空いているのか、かなり心配になるが、ここまで来て引き返す訳にはいかない。そわそわしながら開店を待つ。
開店と同時に、順々に通される。独り連れの客は小生だけで、大体が二人連れ。四人連れも一組いて、そのおかげで二人掛けのテーブルに座ることが出来た。小生は八組目。開店と同時に、外で待たされている客もいる。ともかくも助かった。和モダンな店内。BGMはJAZZ。そう云えば、落ち着いて考えてみれば、外観もかなりモダンだった。
メニューを渡されるのも先着順。色々食べてみたいものがあるが、独りでうな重を喰うとなると、せいぜいもう一品ぐらいしか無理だろう。しばし悩んだ挙句、きもわさ(750円)を頼むことにした。もちろん生ビールも注文するが、自重してグラス(440円)にした。うな重は30分以上は掛かるので早めに注文した方がいいです、と女性店員のアドバイスに従い、うな重も頼む。
きもわさは、サッと湯掻いただけのシンプルな料理。ありそうだが、見掛けない。これをわさび醤油でいただく。苦味は全くなく、実にさっぱりしている。こりゃ、やっぱり日本酒しかないと、再びメニューを睨み、豊盃・特別純米(770円)を注文。弘前にある三浦酒造の逸品。キレがあるが旨味もそれなりにあってバランス佳し。ちびちびやりながら、きもわさをつまむ。酒を呑んでいるのは、小生以外にはもう一組のみ。云われた通り、なかなか鰻が出て来ないので、次第に皆さんも手持無沙汰の様子。小生は、電子書籍を読みつつ、偶にきもわさを齧り、酒をちびっと呑みを繰り返し、余裕で待つ。
やがて、順々に鰻が現れ出す。うな重以外にも、蒲焼や白焼きも目の前を通過。匂いだけで酒が呑めそうだ。 そしてとうとう、目の前に重箱がやってきた。蓋を開けて鰻とご対面。ちょっとスリムな印象。ひと口頬張ってみると、脂の乗りもいまひとつか。これがいわゆる坂東太郎なのだろうか、よく判らない。でも、それはほんのちょっとだけの感想、それ以外は、鰻のふんわり感も、やや甘さ控えめなタレの具合も、ご飯の炊き具合も全く申し分ない。40分ほど待ったが、食べるのは意識的にゆっくりしてもせいぜい10分くらいでおしまい。まこと蝉の如く、うな重は儚い喰い物である。

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柏/大和田のHP: こちら 

埼玉の場合、目ぼしいうなぎ屋の多くが浦和界隈にあるが、いろいろ探してみると他にも結構見つかる。これまで、我が家の近所となると、「うな百」ぐらいしか気を惹く店がなかったが、この「鰻樹」は最近、ネットを検索しているうちに見つけた店で、しかも我が家に比較的近いので、タイミングを見計らって、カミサンと行ってみることにした。
吉川駅の南口を出ると目の前の筈なのだが、何故か見つからない。ようく見てみると、不動産屋の2階にそれらしき看板を発見。かなり控えめである。階段の登り口には、「うなさし」と「ちまき」の看板。どちらも普通のうなぎ屋には無いメニュー。特に「うなさし」には興味津々である。
中へ入ると、カウンター席以外に4つのテーブル席。先客はひと組だけ。念のため予約を入れていたのだが、不要だったかなと思っていたら、その後、我々の後に客がやって来て、結局、テーブル席は塞がってしまった。
先ずはビールを注文。突き出しは胆の煮込み。ひと通りメニューを見た後、う巻き玉子(880円税別、以下同様)、白焼きハーフ(1,500円)、食べ比べうなぎ串(1,200円)、うなさし(1,300円)、蒸し鶏と豆腐の胡麻ドレサラダ(680円)、うな重(3,000円)を注文。
「うな刺し」初体験。思ったよりも歯応えがあって、それほど熟していない桃を齧ったくらいか。身は滑らかで上品な脂のノリを感じる。味も歯触りも、他の魚では例えようもない。何故、普通のうなぎ屋で出て来ることがないのかは、うなぎの血は「有毒」だから、だそうである。つまり、それを抜くには手間というか技が必要なのだろう。でも正直云って、珍しいから食べるのであって、蒲焼と二者択一を迫られたら、やっぱり蒲焼を選択しそうな感じはする。
う巻き玉子は文句なく美味いが、タレが掛かっているところは、あまり他の店では見掛けない。食べ比べうなぎ串は4種類の串が出て来て、甘めのタレ、白焼き、塩コショウ、醤油の効いたタレとのこと。たぶん、塩コショウは珍しい。他の料理もあるので、白焼きはハーフで丁度良いかもしれない。
ここまででだいぶ腹の具合はいい感じだが、やはり締めはうな重。これもタレの種類を選べるとのことだったので、醤油の効いたタレでお願いした。味は文句なし。この店には、他にうなぎのたたきとか、うなぎの西京焼きなど、余り耳に馴染みが無いメニューがまだまだある。次回がとても楽しみである。

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鰻樹のHP: こちら 

年4回の病院通いのため、いつものように年休をとり、ついでに銀座で用事を済ませた後、カミさんと待ち合わせてランチ。途中、開業直前の「東急プラザ銀座」の前を通る。随分と斬新な外観だが、モチーフは江戸切子とのことである。相変わらず銀座通りは外国人の溜まり場となっているので、店に入るならば路地裏。今回は久しぶりにうなぎを喰うことにした。
入った店は、コリドー街の「大和田」。世の中に「大和田」の看板を掲げる店は多いが、ここ、コリドー街の店は明治26年創業の新橋店の支店らしい。ところが、外観はともかく中へ入ると、驚くほどモダンである。店員も若い。こんな鰻屋は見たことが無い。飲み物も日本酒や焼酎以外に、ワインも結構揃えている。「大和田」と云えば老舗だが、この頃のうなぎ屋もだいぶ変わってきたようだ。
いつものように一品料理を二つ、三つほど注文し、締めのうな重も一人前を二人でシェアすることに。先ずはビール。定期検診の後の、昼に呑むビールは何時も美味い。一品料理は、煮こごりと野菜サラダ、うざくにする。野菜サラダは南瓜や絹さやなどの温野菜も入っていて食べ応え十分。うなぎ屋で野菜サラダを褒めても仕方が無いが、なかなか美味い。これだけでも、この店は普通のうなぎ屋とは違うと感じさせる。
煮こごりには、ふんだんにうなぎが入っていて贅沢気分。これだけで酒が進む。うざくは、きゅうりの蛇腹切りがお見事。大喰いだったらふた口ぐらいで終わってしまうような量だけど、ちびちびやるにはこれで丁度良い。
そして最後にうな重、登場。シェアするには必要だろうと、ご飯茶碗も一緒に出てきたが、やはりうな重は、重箱のままで喰いたい。たれは比較的濃い目だが、少なめ。そのせいで、うなぎの艶がやや足りない感じ。ご飯全体に行き渡っていない感じがやや残念だが、味は申し分ない。
平日の仕事の合間だったら5分足らずで喰い終わってしまうが、今日は平日とはいえオフ。日本酒を舐めながらゆっくりといただくことが出来る。ありがたい。

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今日もカミさんの用事に合わせて大宮へ出張(笑)。やはり日曜日の昼下がりは空いている店探しが難しいが、今回は13時待ち合わせなので、ランチタイム営業中の店ならばOK。色々と目移りするが、以前から気になっていた「山家本店」といううなぎ屋に入ってみることにした。大宮で創業明治5年と云う、老舗うなぎ屋である。うなぎ屋を検索してみると、大宮よりも浦和の方がずっと多い。何故か調べてみると、こんなHPがあった。
店に入ると、それなりに客が入っていたが、待たされること無く通される。1階以外に、2階にも席がありそうである。あとからぞろぞろ降りてきたところを見ると、大人数向けの大広間や個室のようだ。我々は1階のテーブル席。総じて客層は中高年という感じだが、なかには子連れもいる。小学生がうなぎを喰っているのを見るとつい、小学生の分際で・・・、と軽く嫉妬する。今はそういう時代なのかもしれないが、うなぎは昔も今も高級品。そう云えば、うなぎを初めて喰ったのはいつだったか、忘れてしまった。
席に着いたら、先ずビール。アサヒの「香りの琥珀」あります、なんて張り紙を見たのでそれを注文。こりゃもう、スーパードライじゃないね、サントリーのプレモルだ。サラダと、白焼きと、う巻き玉子を注文。すると、注文取りの女性店員が奥へ引っ込み、奥から厨房への注文の声が聞こえると思ったら、厨房(焼き台)は、我々のいるテーブルスペースからみて道路側(レジ)の裏にあった。つまり、奥から厨房へは、我々がいる席を飛び越えて、インターフォン(?)で伝えているようだった(まさか伝声管じゃないと思うけど)。指令を受けた焼方は、徐に焼き始める。
先ずやってきたのはサラダ。そのすぐ後に白焼。この早さだと、すでに1回、焼いてあったのか。わさび醤油でいただく。これに優る酒の肴があるだろうか。こりゃ、ビールじゃ役不足だ。日本酒が必要、ざっと眺めて「黒龍 純米吟醸」にした。さっぱりしているが旨みがある、申し分なし。ちびちびやっていると、次はう巻き玉子。玉子のあいだに、惜しみなくかば焼きが挟まっている。豪気だ。そして最後はうな重。もちろん、二人で一人前で十分。また至福の時間を過ごした。

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夏山合宿の締めくくりは、立川で途中下車。候補はいくつかあったのだが、豪勢に「うなぎを喰おう」ということでまとまり、それならば、と立川にある「しら澤」へ6名予約の電話を入れると、上手い具合にOKとのこと。駅から10分ぐらいかかるが、行ってみる。ネットによれば、立川では一番美味くて、しかもCPも高いとの評判である。立川では以前、「高砂湯」で汗を流した後、「たけ田」に2度ほど入ったことがあるが、それ以来だ。
青梅線と中央線の間に挟まれた住宅街は、「しら澤」がここに無ければ先ず、通ることは無い。街をぶらぶら歩いていたら、偶々うなぎ屋があったので入った、なんてことは、この場所では絶対にありそうにない。小生も15歳の頃から立川に通っているが、この地区に入ったのは初めての経験。逆に云えば、「しら澤」は何故こんな袋小路のような住宅街の真ん中にあるのだろうか。
うなぎ好きが高じて脱サラして自宅を改装、うなぎ屋を始めた、なんて話は、蕎麦屋じゃあるまいし聞いたことが無い。うなぎは「 串打ち三年、割き八年、焼き一生」と云われるくらいだから、年季がいる。蕎麦の様には行かないはずだ。ま、我々にとっては、安くて美味いうなぎが喰えさえすれば、どんな袋小路だろうが、全くの個人の家だろうが関係ない。
「しら澤」は、外観は必ずしも民家という訳でもないが、中に入ると三和土で靴を脱ぐスタイルなので、やっぱり民家風。応接間のような座敷に座り込む。ビールで乾杯した後は、さっそく注文。うなぎの注文は隊長が仕切り、きも焼き、う巻き玉子、白焼き、そして最後はもちろん、うな重。ふっくら感と香ばしさは申し分ない。さらっとしたタレも良い感じ。ここが人気な店であることは頷ける。きっとそのうち又、来ることになるだろう。
ところで、帰る途中、「四つ角飯店」の前には10人以上の行列が出来ていた。そう云えば今日は「5」の付く日、すなわち「焼き餃子が半額の日」だった。その手前、「北京飯荘」も気になる店、今度行かねばならぬ。

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カミさんが成田山に用事があると云うので、ついていくことにした。ねらいは昼飯時に門前町でうなぎを喰うこと。かねてより、老舗うなぎ屋が軒を連ねている話を聞いていて、気になっていた。前回のうなぎからまだ1ヶ月くらいしか経っていないが、このチャンスを逃すと、成田山でうなぎを喰うのが、だいぶ先になりそうだったので決断した次第。
実は、成田山新勝寺も含め(成田空港は除き)、成田は初めての訪問である。ちなみに川崎大師だって行ったことはないが、こちらは門前町の名物が「くずもち」と云うことなので、少なくとも積極的に参詣することは未来永劫ない(「くずもち」に恨みがある訳ではない)。
スカイアクセス線ができたおかげで、成田は意外に近い。でも「アクセス特急」の運行本数が少ないので(できれば「スカイライナー」も東松戸駅に止めてくだされ~)、時間を見計らう必要がある。10時半過ぎに成田駅に着くように行ってみる。さすが、参道は趣がある。葛飾柴又だって悪くは無いが、こちら成田山の方が時代を感じるし、スケールも大きい。途中にあった「米屋」でカミさんがひと口羊羹をゲット。店内は大型バスでやってきたツアー客で大層賑わっている。
参道を更に進めば、目当てだった、有名なうなぎ処の「川豊」とか「駿河屋」は凄まじい人だかり。「川豊」の店先では、整理券がどうのこうのなんて云っている。マジですか。基本的に待ってまで喰いたいとは思わない質なので、押しあい圧し合いの仲間になりたくない。大した違いはなかろうと、すぐ近くにある、創業300年余という「近江屋」が、女将さんが呼び込みをやっているくらい空いていたので、こちらに入ってみた。この建物もだいぶ古そうだが、いつ頃のものかは訊きそびれた。
うな重と、日本酒(冷酒)と鯉のあらいを頼んでみた。残念ながら、ここには白焼きはなかった。酒は成田の地酒、「長命泉」である。昔ながらのすっきり辛口タイプ。酒をひとくちふたくち呑むうちに、鯉のあらいよりも早く、うな重が出てきた。ということは、受注生産ではなく見込み生産方式ということなのだろう。とにかく、酒はさておいて、うな重にとりかかる。タレは辛からず甘からずといったところ、つまり江戸前よりもやや甘めか。べたべたせず、さらりとしていて比較的薄味である。うなぎそのものはふっくらいい加減に焼かれているが、少々さっぱり感が残る。ということは、脂のノリがもうひとつと云うことかも知れぬ。でもうなぎはうなぎ、有難くゆっくり頬張る。
やがて鯉のあらいが出てきたので、うな重は一旦休憩し、酢味噌に付けて喰う。臭みは全くなく、小骨もないのでとても食べ易い。これを肴にちびちび呑む。その後、徐にうな重を平らげた。
至福の時を過ごして近江屋を出た後、これまた直ぐ傍の「川村佐平治商店」で筍の「鉄砲漬け」を購入。筍の漬物は珍しい(柔らかくて美味かった)。その後、造り酒屋「鍋屋源五右衛門」で不動・山廃純米(720ml)を購入。カミさんと別れた後、境内をぷらぷら。毎年初詣に300万人以上がやってくるという新勝寺の境内はさすがに広い。成田山新勝寺は真言宗智山派の大本山とのこと。調べてみると、総本山は京都東山の智積院だが、大本山は新勝寺の他に川崎大師平間寺と高尾山薬王院有喜寺だという。なんだ、みんな同じ仲間でした(ちなみに別格本山というのに、高幡不動金剛寺も入っていた)。真言宗智山派は関東で商売上手繁栄しているなー。
これも初めて知ったことだが、成田山公園にいると、成田空港の方角から飛行機のエンジン音が結構良く聞こえてくる。滑走路を走り始める時の、エンジン音の高まりまで判別できるほどで、思った以上に煩い。参道を戻って、蔵元直売店「長命泉」で長命泉・備前雄町(720ml)を購入。だいぶリュックサックが重くなってきた。途中、良さげな蕎麦屋があったのだが、さすがにまだ喰えそうにない。今後の課題としよう。

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近江屋のHP: こちら 

会津から北千住に帰ってきて(山の記録はこちら)丁度昼時、期待は勿論「ゑびす屋」だったのだが、電話してみると、やっぱり予想通りというか残念ながら今日は休業。我々が山の帰りに北千住に行ける時には、ゑびす屋の大将も休みという構図は変わりない(また「いずみや」で飲んでるのか?)。鰻を溺愛する隊長がここで諦める筈もなく、ならばということで西口の「千寿」に行ってみた。少々内外で待っている人がいたが、カウンター席にはすんなりと入れた。カウンターは6席。他は座敷で、テーブルが5つ、6つありそうだ。先ずビール(キリンラガー)を頂きながらメニューを見る。最安値はうな丼(1,800円)だが、やっぱりお重だよね、と「松」(2,500円)を注文。隣の熟女ペアが、ビールを飲みながら「特上」(3,500円)を美味そうに喰っている。外は、待っている人が益々増えている。人気の店らしい。
カウンター席なので、鰻を焼いているところが良く見える。焼きながら、見栄えの問題なのか、味の問題なのか、焦げた部分は指先で摘んで取って捨てている。何となく勿体ない気がしないでもない。盛り付けの際、焼き上がった蒲焼から慎重に串を抜くが、破片が千切れて串に残ってしまう場合があると、丁寧にこそぎ取って、それを蒲焼とご飯の間に戻している。昔からのやり方なのだろうが、ちょっと嬉しい。
そのうち、初めてじっくり見たせいなのか、焼き方が思っていたのと違っていることに気が付いた。どうやら2回に分けて焼くようだ。先ず焼き1回目の後、蒸し。その後、その状態でストックしているようで、後は客の注文を受けてから2回目の焼き、となるようだ。従って、注文を受けてから出て来るまでがかなり早いことになる。店によっては、注文を受けてから焼き上がるまで小一時間必要な場合もあるようだが、それは割きから始めるためと聞いたことがある。鰻の鮮度を何処まで気にするかの問題なのだろうが、蕎麦のような「三たて」に相当する言葉は聞いたことが無いので、あとは店の雰囲気とか、しきたりの問題かも知れない。
そんなことをつらつら考えているうちに「松」が出てきた。たれの香ばしい匂いがたまらない。頬張ってみると、意外にあっさりマイルド。この頃食べた中では、最も塩辛さ控え目だと思う。ついばくばく喰ってしまいたくなるが、それではこの至福のひと時が直ぐ終ってしまう。あぶない、あぶない。ここはゆっくり、ゆっくり味わせて頂こう。

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