山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

いり豚

相変わらず浅草の仲見世通り界隈は、外国人観光客で溢れ返っている。毎日がお祭りのようだ。あまりの混雑ぶりなので、仲見世通りをそぞろ歩く気にはちっともならないが、単に通りを横断するだけでも難儀する。従って、浅草に来ることがあってもこの通りの傍には近づかないようにしている。浅草寺を参拝することも面倒だかなり大変である。
とは云ってもせっかくの浅草なので、最近、六区に新たな観光スポットとして開業したと云う「まるごとにっぽん」に行ってみた。入ってみて判ったが、平たく云えば、都道府県のアンテナショップの要約版みたいな施設。多くの市町村の特産品を、まとめて見ることができるという点では便利である。まだ開業間もないせいか、店員の接客がややぎこちない。4階の食堂街にある何れかの店に入ってみようかと思ったが、良さげな店は準備が整っていない様子だったので諦める。
ならば何処に行こうかと、「まるごとにっぽん」を出た後、近くに良い店が無いかと少々思案、久しぶりに「水口食堂」に行ってみる。扉を開けると、今日は中途半端な時間帯のせいか、客の入りは少ない。1階でも客は疎ら、殆どがひとり客。一番奥のテーブルに着き、ビールを注文。ここのビールはサッポロの「赤星」。最近の店では見掛けることは少ないが、老舗の食堂や居酒屋へ行くと出会うことが多い。ここ「水口食堂」以外にも、神田の「大越」や北千住の「千住の永見」でも呑める。
相変わらずメニューの多さに目移りするが、つまみには、今日もいり豚を頼んでみる。他に、厚揚げ焼き、ぶり照り焼きも注文。いり豚はビールに良く合う。
残念ながらエスパー店員(詳しくは前回をご覧あれ)は見当たらなかった。今日も2階を担当しているのか、それとも何処かにスカウトされたのか、定かではない。 

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「志婦や」を出た後、まだ時間が早いので(というよりもやや喰い足りない気分だったので)、ホッピー通りに繰り出してみたが、どの店も半オープンな店構えで、茹だるような今日の陽気ではあまり快適そうではない。そこで、つくばエクスプレス駅寄りの水口食堂に行ってみた。ここで「水口食堂」と書いたが、正確には「食事処 酒肴 浅草 水口」である。土日は朝9:00からやっているらしい(ということは、朝9:00から飲めるという意味でもある)。1950年創業。メニューは何と100種類以上あるらしい。しかも、丼物やパスタを除けば、全ての料理は単品か定食(ご飯と味噌汁付)のどちらも選択できるという、右党でも左党でも、いっしょにどうぞというシステム。お酒が飲める大衆食堂というのは時々あるが、定食メニューのおかずが全て酒の肴になってしまうところはなかなか無く、実にすばらしい。
扉を開けると1階はほぼ満席。ではこちらにどうぞと、女性店員に連れられて2階へ上がると、我々以外に一組だけ。でも次第に客が増え、いつのまにかテーブル席はいっぱいになってしまった。ビールと共に注文したのは、定食屋らしく、「自家製ポテトサラダ(380円)」、「メンチカツ(630円)」、そしてこの店の名物「いり豚水口オリジナル(580円)」。「自家製」というのと「水口オリジナル」という、ネーミングの使い分けが少々気になる。「ポテトサラダ」は舌触りが実になめらかで味もマイルド。マヨネーズは自家製なのかも知れないが、料理そのものは「自家製」というよりも「オリジナル」って感じで、独特の美味さがある。次に「メンチカツ」。結構なジューシーさで、ビールに良く合う。忽ち平らげる。
店が混んできたせいか、その次の「いり豚」がなかなか出てこないな、と思った矢先、若い女性店員(って死語かな。今時はホールスタッフか)が、わざわざ「すみませんが、もう少々お待ち下さい」と言いに来た。なにも言ってないのに・・・。程無くしてちゃんと「いり豚」がやってきた。デミグラスソース的な味がするので、ビーフストロガノフのポーク版という感じだが、酒の肴としても結構イケる。豚肉を使ったところは確かに「オリジナル」かも知れぬ。さて、食べるものを食べたしそろそろ帰ろうかなと思いつつ見回すと、件の店員と一瞬眼が合ったと思ったら、すぐさま伝票を持ってきて「会計は1階でお願いします」と言う。なにも言ってないのに・・・。まるでテレパシーを感じたかの如くの応接にいたく感心した(本当にテレパスかも知れないが)。テレパスでなかったら、是非うちの会社で働いてもらいたい。

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店のHP: 水口食堂 

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