山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

タイ料理

今日は、人が常に多めな新橋駅や虎ノ門方向には何となく行きたくない気分だったので、新橋5丁目方向へ向かう。今回目に留まったのが「アジアティーク」というタイ料理店だった。通り過ぎながら店の中を覗くとガラガラだった。なので、却って入り難い雰囲気もあったが、どうせ不味かったら次に来なければいいだけの話と割り切り、入ってみることにした。
やはり数人いた先客は全て女性。何故、これほどまでにタイ料理に対して日本人男女の好みに違いが生じるのかよく分からない。まるでアメリカの民主党支持者と共和党支持者の対立構図を彷彿させるではないか(大袈裟過ぎるか?)。
嘘っぱちを連呼するトランプを、盲目的に支持する連中が何を考えているのか、さっぱり理解できないのと同程度に、タイ料理嗜好の男女性差はまったくよく分からない。一方で、自分のことはさておき、というつもりもないけど、一般的な日本人男性の嗜好とはほんの少しズレているのは概ね間違い無いかも知れない。他の標準的な男性が辛いのが苦手ではない筈なのに、タイ料理を厭う理由が謎だ。ハーブがダメなのだろうか?
勿論小生は、毎日でもタイ料理OK、というほどではないけど、タイで暮らすことは、これまでマレーシアやインドネシアで暫し生活した経験から、たぶん問題ないと思う(でもタイの、特に夜の暑さは考えただけでややブルーになる)。
注文したのは、ガパオライスセット(サラダ、ドリンク付き999円、PayPay可)。バジルの香りはまずまずで、辛さ殆ど無し。本場の味は犠牲にして、女性に迎合している気がする、店員はいかつい強面タイ人男性、でも日本語は意外と丁寧だった。

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さて今日のランチは何処にしようと、さして目的も無く歩き出し、そのうち、偶々こんな店があって、しかも空いていると判り、入ってみたのが「バンセーン」(BANG SAEN)というタイ料理店である。店員も皆、タイ人のようで、しかも若くて元気がいい。考えてみれば、タイ料理をランチタイムに喰うのは初めてかも知れない。
店内はそれなりに広く、客は数人がいるだけでスカスカ状態、4人掛けテーブルに1人か2人ずつ座っている程度である。比較的、女性が多めな感じで、オヤジの独り連れは他には見当たらない。ランチ時、この界隈は何かと混んでいる店が多いが、この店はちょっと別のようだ。
声の大きなタイ人男性店員に案内され、やはり4人掛けテーブルに着く。さっそくメニューを見ると、お馴染みなタイ料理が並んでいて、どれも1,000円となっている。ランチとしてはちょっと高めだと思うが、そのおかげで空いていると思えば悪くは無い。
定番のガパオラーカオか、カオマンガイ、それともバッタイにするかちょっと悩んだ結果、バッタイ、つまりタイ風焼きそばにしてみた。
直ぐにバッタイが出てきた。5分も掛からなかった感じ。スープとデザート付き。スープは魚介系で、可でも不可でもない味わい。デザートは手を付けず仕舞いなので不明。バッタイは干しエビとピーナッツが利いている。辛みはそれ程ではなく、むしろ甘みの方が強い感じだ。
息も継がず、あっという間に食べ終わってしまった。美味かった。空いているし、折角だから食後のコーヒーでも飲むか、という感じもあったが止めといた。

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カミさんが象を見に行こうと云い出したので、カミさんの運転で「市原ぞうの国」へ行くことにした。カミさんはどうやら象好きである。考えてみれば、海外旅行でインドやタイへ行った時には、どちらの国でも象に乗ったことがある(ハッキリ云って乗り心地は悪い)。
家からは千葉東金道路経由でも、アクアライン経由でもほぼ同じ時間で行けるようだが、首都高を通らなければならない後者はイヤだいうので、千葉県を延々と縦断するルートを取った。千葉県もそれなりに大きいと感じる。
それでも開園時間よりだいぶ早く着いてしまったので、養老川にある高滝ダムに寄ってみた。何となく観光地っぽかったが、我々以外は誰もいなかった。開園時間10時までちょっとぶらぶらする。
「市原ぞうの国」にはアジアゾウ11頭、アフリカゾウ1頭のほか、アルパカとかカピバラとか結構色々な動物が飼育されていて、私営とはいえ普通に立派な動物園だ。それでも実際に入ってみると、私営らしくエントランスから何となく手作り感に溢れている。
ゲートを潜るとすぐ目の前に象がいて、人工の水浴び場で横になっている。最近、大規模リニューアルされたとのことで、この水浴び場もそのひとつ。タイ人の象使いがそれぞれの象に付いているが、演技と云うよりも普通に遊んで楽しんでいるように見える。なかなか面白い行動展示だと思う。
ひと通り園内を巡った後は、その水浴び場のすぐそばにあるタイレストランに入る。2階なので、眺めはいい。タイビールを呑みながら象の行進を眺める(その後、少し離れた広場で象たちがサッカーをやっているのも眺めた)。頼んだ料理はタイカレーとチキン照り焼き、串焼き。どちらも、日本人にも比較的食べ易いマイルドな味付けになっていた。

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またまた送別会で、"Nara Thai Dining"にやってくることになった。前回は、まさかの満席(完全な満席では無く、9人分の席がまとまって確保できなかった)だったが、今回はなんだかんだ15人ぐらいになったものの、いつもどおりに全く問題なし。我々以外に客はひと組ふたりだけ。前回は異常だったのだ。
実は今回、小生も送られる側のひとりだった。結果的に、7ヶ月近くもベイタウンに滞在することになった。はじめは2ヶ月ぐらいという感触だったのだが、やっているうちに終わりが見えず、時間が経つばかり。最後は急転直下、終了と云う感じで、達成感は有るような無いようなでややビミョー。
ともかくも、これでこの店に来ることもないだろうと思うと、それなりに感慨はある。結局、この7ヶ月で良く判ったことだが、ベイタウンはやっぱり田舎で、チェーン店の店はそれなりにあるが、ベイタウンにしかない有名店というのが殆ど無い。この"NARA"にしても、ヒューストン界隈に4店舗あるチェーン店なのだが、まあこれはマシな部類。だいたいのステーキハウスやハンバーガーショップは、姉妹店が何十店舗、何百店舗もあるのが普通だ。日本では居酒屋を含め、従来の巨大外食チェーンの勢力地図が変わりつつあるが、ここテキサスでもそのようなことがあるのだろうか。閑話休題。
今日はゲスト扱いで(つまり払わなくても良さそう)、何が喰いたいとか我儘を云い難い感じ。今日は幹事が若者なので、さしてこれまでの事例などは頓着せず、自分が喰いたいものをバシバシ頼んだようだ。大抵は、春巻きやビーフン、チャーハン等で終わるのだが、そのあとからレッドスナッパーの丸揚げ(鯛の一種でたぶん、ひと皿$30ぐらい)や、寿司(いままでここで、食べたことは無いが、ひと皿$20ぐらい)までが、何皿も出て来たのはややびっくり(たぶん、食べ切れず)。いつもであれば、送別会であってもひとり$30ぐらい出せば十分だったが、今日はきっと$40ぐらいになったのではと推測する。ゴチになりました。

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何故かオヤジばかり8人でめしを喰いにいこう、ということになった。突然決まったものの、花金(アメリカ風にはTGIFというらしい、曰く"Thanks God, It's Friday!"の頭文字とのこと)なので、たいていの店はそれなりに混んでいる。人気店だと30分ぐらいは待たされる覚悟が必要だ。
日本の都心では、金曜日の夕方となると歓楽街に限らず、呑み屋街も普段以上に人出が増えてなんとなく華やいだ感じなるものだが、こちらベイタウンでは道路の車の通りが増える。歩く人間を見かけることは、何時もと同じくまったくない。唯一のメインストリートであるガース・ロードは、ノロノロ運転状態になる。ヒューストンへ向かうハイウェイは、片側4車線もあるのに合流点では必ず渋滞が発生する。さすが、こちらは車社会である。
或る店が美味くて他に選択の余地がないという訳でもないので、とにかく空いている店にしよう、ならば「Naraは如何?」という話になったので、二つ返事で合意した。1度行ったことがあるタイ料理の店。何故か寿司バーもあるのだが、誰に聞いても食べたことがないとの返事(誰か、怖いもの見たさに注文するかと思ったが、結局誰も云い出さずに終わった。益々、注文し難くなるばかりだ)。
ここが日本で、オヤジばかり集まれば、仕事の話のひとつでも出そうなものだが、ここはアメリカ、テキサス。話題はどうしてもここでの生活、特に食生活の話になりがちだ。様々な国で暮らしてきたつわものばかりなので、ここに較べてあの国は良かったとかいう話になる。なかなか興味深い。酒が御法度のサウジアラビアじゃなくて良かった、という話題も出る。タイ料理は辛いが安くて美味い、と誰かが云い出すと、皆が頷く。それに引き換え、ここは云々・・・、という話でたいてい落ちる。ベイタウンはそのうち、語り草としては有名になるかも知れない。

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「Nara」と聞くと、奈良?日本料理の店か?と思ってしまうが、歴としたタイ料理店とのこと。しかし、入口に"SUSHI BAR"などと書いてあったりして、訳がわからない。アメリカ人から見れば、タイも日本も違いは大してないということなのか。この姉妹店は、ヒューストンを中心に4店舗あるらしい。
店に入ると、確かに雰囲気はオリエンタル。4人がけの(日本だったら6人がけ相当の)ボックス席が主だが、右手にバーカウンター席、奥に寿司屋のカウンター席がある。先客は一組いただけ。そのうちその客も帰ってしまい、寂しくなる。大丈夫かな、この店。寿司屋のカウンターの内側に居る板前(アメリカ系タイ人か?)も明らかに手持ち無沙汰。
店の古株らしきタイ系中年女性店員が注文を取りにやってくる。一応タイレストランなので、やっぱり気分を出してシンハービールを注文。併せて生春巻(Fresh Roll 2 pcs、$5.95)を注文。もちろん、これはタイ料理というよりもベトナム料理だが、こまかいことは問わないことにしよう。タレはちょっと甘めだ。ついでに揚春巻き(Fried Spring Roll 4 pcs、$4.95)と鉄火巻き(???)も注文。
このタイ系女性は、注文をとるときに必ず「これも美味しいよ」とか「今日のお勧めはあれ」とか、片言の日本語でまくし立て、何とか追加注文させようと粘る。つい、それじゃそれも頼もうか、なんてことにもなる。この日本語のやり取りが、何となくバンコクにいる気分になってくるから不思議だ。
結局、押し切られて、牛肉と野菜の盛り合わせ(Tiger Tear Beef、$8.95)、焼きそば(Pad Thai with Shrimp、$14.95)も注文。何故、Tiger Tear Beefなんて名前が付いているかは、食べてみると判る。虎も泣くほど、辛いのだ。久々、タイらしい料理を味わった。

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Nara Thai DiningのHP: こちら

堀切菖蒲園の菖蒲が見頃になったと聞き、往ってみることにした。駅に降りた時は丁度昼時だったので、鑑賞の前にランチにする。念のため、有名な「哈爾濱餃子(ハルピンギョウザ)」を覗いてみると、案の定、長い行列が出来ている。そもそも、店のカウンターには5席しかないのが如何にも少な過ぎだが、席数よりも待っている人数の方がはるかに多いのに、皆さん、この暑い日に根気強いなと感心する。とても真似ができない。そんなに美味いのであれば、試しに今度、会社をサボって休んで平日の開店時間に来てみるか。
ともあれ並ばずに入れる店を求めて、となりの洋食屋「Bistro Kana」を覗くと、やはり外に待っている人がいる。やはり菖蒲のシーズンは、この辺りの商店街は大繁盛だ。ふと見ると、「哈爾濱餃子」と「Bistro Kana」との間に階段があり(「哈爾濱餃子」の2階へ上がるようだ)、入口にはタイの国旗が掲げられている。タイ料理店があった。
ダメもとで階段を上がってみると、前の客の皿やコップが片付けられていないテーブルがあり、少し待つだけで座ることが出来た。我々の後からも次々に客がやってくるが、諦めて階段を下りて行く客も多い。この店は男1人、女2人で切り盛りしているが、男性は日本人、女性はどちらもタイ人らしく、姉妹のようだ。姉の方と日本男子(どちらもコック)は夫婦に見える。
席に着いたら、ビールと共に、サラダと春巻きと麺類とご飯ものがセットになったランチを注文。小生はタイラーメンとカオマンガイ(いわゆる海南チキンライス)を、カミさんはトムヤムヌードルとガパオをチョイス。辛さをそれ程苦にしない小生が注文したものは全く辛くなく、辛さが苦手なカミさんは両方とも辛いシロモノだった。タイラーメンはやや凡庸な感じだが、チキンライスはとても美味く、本場の味だ。ちょっと味見したトムヤムヌードルとガパオも、かなり美味い。個人的にはそれほど辛くは無かったが、カミさんは食べながらひーひー云っていた。
タイ料理を堪能した後は菖蒲。堀切菖蒲園は大変な賑わい。入園者の平均年齢はだいぶ高い。少なくとも男子は40代までは花なんか見向きもしないということか。目当ての菖蒲は丁度見頃、見事なものだ。それにしても、これだけの菖蒲をタダで見させてくれるとは、葛飾区は何とも太っ腹だ。

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